「西の置物」の風水と3つの注意点

西の方角に何か置物を飾りたいけれど、風水的にどんなものが良いのか迷っていませんか。せっかく飾るなら、運気を下げてしまうようなものは避けたいですよね。

今回は「西の置物」に関する風水の知識と、気をつけるべき注意点について詳しくお伝えします。この記事を読めば、西の方角に最適な置物選びができるようになりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

「西の置物」の風水

西の方角は風水において金運や喜びを司る重要な場所とされており、適切な置物を飾ることで豊かさを引き寄せることができます。西に置くと良いとされる置物の重要なポイントは次の3つです。

  • 金色や黄色の招き猫
  • 丸い形状の陶器や置物
  • 白や金色の象の置物

これらのアイテムは西の持つエネルギーと調和し、金運を高める効果が期待できます。以下で詳しく見ていきましょう。

金色や黄色の招き猫

招き猫は古くから商売繁盛や金運を招くとされる縁起物で、特に金色や黄色のものは西の方角との相性が抜群です。西は五行思想において「金」の気を持つ方角であり、金色や黄色はその気を強化する色とされています。

右手を挙げた招き猫は金運を、左手を挙げたものは人を招くとされていますので、目的に応じて選ぶと良いでしょう。玄関や居間の西側に飾ることで、家全体に豊かさのエネルギーが流れ込みます。

ただし、埃をかぶったままにしておくと逆効果になりますので、定期的に丁寧に拭いて清潔に保つことが欠かせません。招き猫が輝きを保つことで、金運も輝き続けるのです。

丸い形状の陶器や置物

西の方角には角ばったものよりも丸い形状のアイテムを置くことが推奨されます。丸い形は調和や円満を象徴し、西が持つ「喜び」や「満足」のエネルギーと共鳴するからです。

陶器の壺や花瓶、丸みを帯びた彫刻作品などは特に効果的で、白や黄色、金色といった西と相性の良い色のものを選ぶとさらに良いでしょう。これらの置物は部屋全体の気の流れを整え、住む人に安定感と満足感をもたらします。

季節の花を生けた丸い花瓶を西に置くのも素晴らしい選択です。生命力あふれる花と丸い形の相乗効果で、家庭に喜びと豊かさが満ちていきます。

白や金色の象の置物

象は風水において富と繁栄のシンボルとされ、特に鼻を上に向けた象の置物は幸運を吸い上げると信じられています。白や金色の象は西の方角に置くことで、金運や家庭運を大きく高める効果があります。

象は群れで行動する動物であることから、家族の絆を深める意味合いも持っています。リビングや寝室の西側に飾ることで、家族全員に幸せと繁栄がもたらされるでしょう。

一対の象を飾る場合は、玄関や部屋の入口に向けて配置すると良い気を招き入れやすくなります。象の置物は存在感があるため、一つ置くだけでも空間全体のエネルギーが変わるのを感じられるはずです。

「西の置物」に関する3つの注意点

西に置物を飾る際には、風水の観点から避けるべきポイントがいくつかあります。注意すべき点は次の3つです。

  • 火を連想させる赤い置物は避ける
  • 古くて壊れた置物を放置しない
  • 置物を詰め込みすぎない

これらに気をつけないと、せっかくの良い気が損なわれてしまう可能性があります。以下で詳しく見ていきましょう。

火を連想させる赤い置物は避ける

西の方角は五行思想で「金」の気を持っており、火の気とは相克の関係にあります。火は金を溶かしてしまうため、赤やオレンジといった火を連想させる色の置物を西に置くのは避けるべきです。

赤い花瓶や赤い陶器、炎をモチーフにした置物などは、西に置くと金運を損なう原因になります。どうしても赤いアイテムを飾りたい場合は、東や南の方角に移動させることをおすすめします。

西には白、黄色、金色といった落ち着いた色合いの置物を選ぶことで、方角の持つ良いエネルギーを最大限に活かすことができます。色の選択は風水において極めて重要な要素なのです。

古くて壊れた置物を放置しない

欠けたり割れたりした置物を西に置いたままにしておくと、金運や家庭運に悪影響を及ぼします。壊れた物は「欠損」を象徴し、豊かさや完全性とは対極のエネルギーを発するからです。

思い出の品であっても、壊れてしまったものは感謝の気持ちを込めて処分するか、修理できるものは丁寧に直してから再び飾るようにしましょう。特に西は金運に直結する方角ですから、完全な状態のものだけを置くことが肝心です。

また、長年飾っている置物も時々点検し、色あせていないか、ひびが入っていないかを確認してください。置物の状態を良好に保つことが、あなたの運気を良好に保つことにつながります。

置物を詰め込みすぎない

西に良いからといって、たくさんの置物を並べすぎるのは逆効果になります。気の流れが滞り、本来得られるはずの金運や喜びのエネルギーがうまく循環しなくなるからです。

置物は厳選した数点を、ゆとりを持って配置することが理想的です。スペースに余白があることで、良い気が自由に流れ、家全体に行き渡ります。

定期的に配置を見直し、本当に気に入っているものだけを残すようにしましょう。シンプルで美しい空間こそが、最も強力に運気を高める環境なのです。

運気について

西の置物は金運だけでなく、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運といったさまざまな運気にも影響を与えます。適切な置物を選び、正しく配置することで、人生のあらゆる面で好転を実感できるでしょう。

金運

西は風水において最も金運と関係が深い方角とされており、ここに金色や黄色の置物を飾ることで財運が大きく向上します。特に招き猫や金の延べ棒をモチーフにした置物は、お金を呼び込む力が強いとされています。

また、西に丸い形の貯金箱や金色の小物入れを置くのも効果的です。お金に関する目標を紙に書いて、その近くに置いておくと願いが叶いやすくなります。

ただし、置物だけに頼るのではなく、西の方角を常に清潔に保ち、明るい雰囲気を維持することも忘れないでください。清潔で心地よい空間が、金運をさらに引き寄せる土台となります。

恋愛運

西は「喜び」を司る方角でもあるため、恋愛運にも良い影響を与えます。ペアの置物、たとえば二羽の鳥や一対の象などを西に飾ることで、パートナーとの関係が円満になります。

ピンクや白といった柔らかい色合いの置物も恋愛運を高めるのに役立ちますが、西との相性を考えると白や淡い黄色が最適です。花をモチーフにした陶器なども、愛情運を育むのに適しています。

独身の方は、西に美しい花瓶を置いて季節の花を飾ると良縁を引き寄せやすくなります。花が枯れたらすぐに新しいものに替えることで、常に新鮮なエネルギーを保つことができます。

家庭運

西は家族の絆や家庭の調和とも深く結びついています。家族写真を西に飾ったり、家族全員が集まるリビングの西側に温かみのある置物を配置したりすることで、家庭運が高まります。

丸い形の陶器や、複数の動物が寄り添うような置物は家族の団結を象徴し、家庭内の争いを和らげる効果があります。特に象の置物は家族の絆を強める力が強いとされています。

西を整えることで、家族全員が笑顔で過ごせる時間が増え、自然と会話も弾むようになるでしょう。家庭の幸せは全ての運気の土台ですから、西の置物選びは慎重に行ってください。

仕事運

西は金運だけでなく、仕事での成功や達成感とも関係があります。仕事部屋やデスクの西側に、金色の文具立てや黄色い置物を配置することで、仕事での評価が上がりやすくなります。

また、西に山をモチーフにした置物を飾ると、仕事上の目標達成を後押ししてくれます。山は安定と成長を象徴するため、キャリアアップを目指すあなたにとって心強い味方となるでしょう。

仕事で使う名刺入れや印鑑などの道具を、西側の引き出しに丁寧に収納しておくのも良い方法です。道具を大切に扱うことで、仕事運がさらに磨かれていきます。

健康運

西は喜びや満足感と結びついているため、精神的な健康にも良い影響を与えます。西に心が安らぐような置物、たとえば穏やかな表情の仏像や自然をモチーフにした彫刻などを置くことで、ストレスが軽減されます。

白い陶器や丸みのある形の置物は、心身のバランスを整える効果があります。特に寝室の西側にこうした置物を配置すると、質の良い睡眠が得られ、疲労回復が早まるでしょう。

健康運を高めるためには、西の置物を清潔に保つことが何より大切です。埃や汚れは悪い気を引き寄せるため、毎日少しずつでも掃除を心がけてください。清潔な環境が、あなたの心身を健やかに保ちます。

「西の置物」の風水アイテム

「西の置物」の風水と親和性の高いアイテムはハウライトの数珠です。

ハウライトの数珠は、深い瞑想へ導き魂を浄化すると言われています。というのも、雑念を消し去る力が非常に強く、真っ白なキャンバスのような無の境地を体験させてくれるからです。

ハウライトの数珠を手にして静寂な時間を持ち、頭の中を空っぽにすることを目指してみましょう。きっと脳疲労が回復し、素晴らしいインスピレーションが降りてくるはずです。

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