北向きの窓から入ってくる冷たい空気に、なんだか運気まで冷めていってしまうような気がしたことはありませんか。特に冬場は日光も入りにくく、なんとなく陰気な印象を受けがちな北側の窓。実はこの場所のカーテンの色選びは、風水的には非常にデリケートで、家全体の気の流れを左右する重要なポイントなのです。
今回は、北の窓にぴったりのカーテンの色選びのコツと、知らずにやってしまいがちな注意点を詳しくご紹介します。この記事を読むことで、あなたは北側の窓から入る気を味方につけ、居心地の良い空間づくりができるようになるでしょう。ぜひ最後までお読みください。
「北の窓のカーテンの色」の風水
風水において北は「水」の気が流れる方角とされています。この水の気は、休息やリラックス、貯蓄を司る一方で、冷たさや停滞の性質も持ち合わせています。ですから、北の窓のカーテン選びで意識すべきは、この水の気の良い面を引き出し、冷たさを中和してくれる色を選ぶことです。そのポイントは次の3つです。
- 暖色系で寒さを中和する
- 淡い色で明るさを補う
- 素材感で温かみをプラス
これらのポイントを押さえることで、北側の部屋でもポカポカと温かい気に満ちた、落ち着ける空間に生まれ変わります。以下で詳しく見ていきましょう。
暖色系で寒さを中和する
北の窓には、オレンジやピンク、クリーム色などの暖色系が最も適しています。これらの色は、太陽の温もりを連想させ、北側から入ってくる冷たい「水」の気を、優しく中和してくれる効果があるからです。特に、淡いオレンジは陽のエネルギーを、ピンクは優しい愛情の気を部屋に招き入れてくれます。
寒色系を選んでしまうと、せっかくの温もりを打ち消し、さらに空間を冷たく感じさせてしまう結果になりかねません。赤のような強すぎる暖色も、逆に落ち着きを損なう可能性がありますので、あくまでソフトで優しいトーンの暖色を選ぶことが肝心です。
例えば、夕焼けのようなほのかなオレンジがかったベージュや、桜色のような淡いピンクは、視覚的にも温かみを与え、心理的に安心感をもたらしてくれるでしょう。これらはリビングや寝室など、くつろぎたい空間に特にぴったりです。
淡い色で明るさを補う
北側の部屋は日光が入りにくいため、どうしても暗く感じがちです。そこで役立つのが、ホワイトやアイボリー、薄いイエローなどの明るい淡い色のカーテンです。これらの色は光を反射し、室内を明るく見せる効果があり、風水的にも「陽」の気を増幅させます。
濃い色や暗い色のカーテンは、光を吸収して室内をさらに暗くし、気の流れを停滞させてしまいます。特に北側では、この停滞が運気の低下につながりやすいため、避けるべき選択と言えます。あくまで光を取り込み、拡散させるような明るい色を選びましょう。
純白よりも少し温かみを感じるオフホワイトや、ほんのりクリーム色がかったアイボリーがおすすめです。これらは冷たさを感じさせずに、空間全体をふんわりと明るく包み込んでくれ、落ち着いた中にも清々しさを保つことができます。
素材感で温かみをプラス
色だけでなく、カーテンの素材にもこだわることで、さらに効果を高めることができます。北の窓には、ウールやフランネル、厚手のコットンなど、肌触りが良く温かみを感じさせる素材が適しています。これらの素材は、視覚的な温もりに加えて、触覚からも安心感を与えてくれます。
サラサラとした冷たい印象の化学繊維や、薄手の涼しげな素材は、北側の冷たい気を助長してしまうため、できるだけ避けたいところです。素材が持つ質感そのものが、その場の気の質に影響を与えることを覚えておきましょう。
レースのカーテンのみを使用している場合は、その上から暖色系で厚手のカーテンを重ねることで、調和の取れた環境を作り出せます。光はレースで柔らかく取り込みつつ、温もりとプライバシーは重ねたカーテンが守ってくれる、理想的な組み合わせです。
「北の窓のカーテンの色」に関する3つの注意点
せっかく良い色を選んでも、知らずに風水的なタブーを犯してしまうと、効果が半減したり、逆効果になってしまうこともあります。北の窓のカーテン選びで、特に気をつけたいポイントは次の3つです。
- 青や黒の寒色系は避ける
- 柄物の選び方に注意する
- 汚れやほこりを溜めない
どれも今日からすぐに実践できることばかりです。あなたの運気を下げないために、しっかりと確認しておきましょう。
青や黒の寒色系は避ける
北の方角は元々「水」の気が強いため、同じく水の気を象徴する青や、すべての気を吸収してしまう黒などの寒色系は、基本的に不向きです。これらの色は、北側の持つ冷たさや陰の気をさらに強めてしまい、室内の気のバランスを崩す原因になります。
特に濃いブルーやネイビーは、深い水を連想させ、感情の起伏を激しくしたり、沈んだ気分にさせたりする可能性があります。黒は厳格さやシャープさを演出したい場合には有効ですが、リラックス空間である北側の部屋には、あまり適していません。
もしどうしても青系を使いたい場合は、水色などできるだけ明るく淡いトーンにし、且つ暖色系の小物などでアクセントを加えて、バランスを取ることを心がけてください。基本はあくまで、北の冷たさを和らげる温かみのある色を選ぶことです。
柄物の選び方に注意する
カーテンに柄を選ぶ場合、その模様の持つ意味や印象に注意が必要です。たとえば、波やうねりのある柄、幾何学模様のうち鋭角なものは、気の流れを乱したり、落ち着きを損ねたりする要因になり得ます。北側は静かな気を好む方角だからです。
逆に、小花柄やゆるやかな曲線の模様、左右対称で安定感のある柄は、気の流れを穏やかにし、リラックス効果を高めてくれます。柄を選ぶ際は、それがあなたにどのような感情や印象を与えるかを第一に考えてみると良いでしょう。
無難に済ませたいのであれば、無地のカーテンが最もおすすめです。色そのものが持つ効果を純粋に発揮させることができ、余計な気を散らさずに済みます。どうしても柄が好きな場合は、主張しすぎない、小さくて優しいモチーフのものを選びましょう。
汚れやほこりを溜めない
風水において、清潔さはすべての基本です。窓は気の出入り口であり、その窓を覆うカーテンが汚れていると、良い気が入って来ず、悪い気が滞留する原因になります。これは色に関係なく、運気全体を低下させる大きな要因です。
特に北側は湿気が溜まりやすく、カビやほこりが付着しやすい環境にあります。定期的な洗濯や掃除を心がけ、常に清潔な状態を保つことが、良い気を呼び込むための絶対条件と言えます。汚れたカーテンは、せっかくの開運効果を台無しにしてしまいます。
掃除が難しい大きなカーテンでも、こまめに掃除機をかけたり、陰干しして湿気や嫌な気をリセットするだけでも効果はあります。カーテンはインテリアとしてだけでなく、気のフィルターとしての役割も果たしていることを忘れないでください。
運気について
北の窓のカーテンは、単にプライバシーを守るためだけでなく、あなたの様々な運気に直接関わる大切な要素です。ここでは、カーテンの色や状態が、金運や恋愛運など、具体的にどのような運気に影響を与えるのかを見ていきましょう。
金運
風水で北は、貯蓄や資産を司る方角です。この方角の気の流れが整っていると、お金が貯まりやすい環境が作られます。北の窓に暖色系で明るいカーテンを選ぶことは、冷たく停滞しがちな金運の気を活性化させることにつながります。
逆に、暗い色や寒色系のカーテンでは、お金の気が凍り付いて流れが止まり、支出が増えたり、思わぬ出費が重なったりする可能性があります。金運をアップさせたいなら、北の窓のカーテンは明るいオフホワイトや薄いゴールド系が特におすすめです。
また、カーテンが清潔で美しい状態であることは、お金を大切に扱うことの表れです。汚れやほつれは、浪費や管理不足を暗示しますので、しっかりと手入れをすることで、堅実な金運を呼び寄せることができるでしょう。
恋愛運
北の窓と恋愛運は、一見関係がなさそうに思えますが、実は深い繋がりがあります。北の気は静かで落ち着いた性質を持つため、それは恋愛においても深くて安定した関係を築くための基礎となるからです。
北側にピンクやパステルカラーの温かいカーテンを飾ることで、優しさや慈愛の気が部屋に満ち、あなた自身が穏やかで包容力のある雰囲気を纏うようになります。これにより、パートナーとの絆が深まったり、新しい良縁を引き寄せたりする力を高めてくれます。
既婚者の方は、夫婦関係をより円満に、恋人同士の方は、信頼関係を強固なものにするために、北側の寝室のカーテンに特に気を配ってみてください。冷たい色や乱れた柄は、感情のすれ違いを招くこともありますので注意が必要です。
家庭運
家庭運は、家の中の気の調和がどれだけ取れているかを表します。北の窓は、家族が集まるリビングや、くつろぐ寝室にあることが多く、この場所の気が冷たいと、家族間のコミュニケーションもぎくしゃくしがちになります。
家族全員がリラックスして過ごせるよう、北の窓には家族団らんを連想させる、温かみのあるクリーム色や、優しいオレンジ系のカーテンを選びましょう。この色は家族の気持ちをほぐし、会話を弾ませ、家庭内を明るく和やかな空気で満たしてくれます。
カーテンを閉めた時に、家族の笑顔が引き立つ色を意識することがポイントです。家庭内のトラブルを減らし、平穏な日々を送りたいと願うのであれば、北の窓のカーテンが発するメッセージを、ぜひポジティブなものに変えてみてください。
仕事運
北はキャリアや社会的な信頼を表す方角でもあります。特に書斎や仕事部屋が北側にある場合は、カーテンの色選びがあなたの仕事の集中力や持続力に影響を及ぼします。落ち着いて物事を考え、着実に成果を上げたいなら、北の気を味方につけなければなりません。
仕事運を高めるには、集中力を高めつもリラックスできる、落ち着いたグレー系やベージュ系のカーテンが良いでしょう。ただし、グレーは寒くならないよう、必ず温かみのあるトーンを選び、部屋の照明も柔らかいものにすることが条件です。
カーテンの色で気の流れを整えることで、仕事に対する意欲が持続し、コツコツと努力が実る環境が整います。また、決断力や交渉力が必要な仕事の場合は、アクセントとしてほんのりとブルーを差し色で入れることで、冷静さをプラスすることもできます。
健康運
北側の冷たい気は、そのまま体の冷えや、免疫力の低下につながりやすいと言われています。健康で元気に過ごすためには、この冷たい気をシャットアウトし、体を温めるような環境を作ることが不可欠です。カーテンはその強い味方になります。
健康運アップのためには、血行を促進するイメージのある赤みを帯びた色、例えばラズベリーピンクや薄いレッド系が効果的です。ただし、強い赤は逆に神経を昂らせるので、あくまでソフトなピンク寄りの色が安心です。
さらに、カーテンの素材は通気性が良く、自然素材のものを選ぶことで、室内の空気の流れを清浄に保ちます。北側の湿気による体調不良を防ぎ、心身ともに健やかな状態を維持するために、カーテンは常に清潔で風通しの良い状態をキープしましょう。

