「トイレを物置にリフォーム」の風水と3つの注意点

使わないトイレをそのままにしておくのはもったいないと感じていませんか。スペースを有効活用したい気持ちと、風水的に問題ないのか不安な気持ちが入り混じっているかもしれません。

今回は、トイレを物置にリフォームする際の風水的な意味と、運気を下げないための具体的な注意点をお伝えします。正しい知識を持って対応すれば、空間を有効活用しながら良い気の流れを保つことができますので、ぜひ最後までお読みください。

「トイレを物置にリフォーム」の風水

トイレを物置にリフォームする際、風水的に押さえておくべきポイントがあります。これらを理解することで、空間の気の流れを整え、家全体の運気を守ることができます。風水上で知っておくべき重要な知識は次の3つです。

  • 水の気を完全に断ち切ることの意味
  • 陰の気が溜まりやすい性質への対処
  • 家の中心からの方位と五行の関係

これらは単なる形式的な話ではなく、あなたの家の気の流れに直接影響する要素です。以下で詳しく見ていきましょう。

水の気を完全に断ち切ることの意味

トイレは風水において水の気が強い場所とされ、排泄という行為を通じて悪い気を流す役割を担っています。この水回りの機能を完全に撤去することは、その場所の持つ本来の役割を変化させることを意味します。

リフォームの際には、配管を完全に封鎖し、水の気の流れを物理的に断ち切る必要があります。中途半端に残された配管は湿気や停滞した気を生み出し、かえって運気を下げる原因になってしまいます。

水の気を適切に処理することで、その空間は新しい役割を受け入れる準備が整います。物置として生まれ変わった空間には、土の気を取り入れることで安定感が増し、良い保管場所として機能するようになります。

陰の気が溜まりやすい性質への対処

トイレは元々陰の気が集まりやすい場所であり、物置にリフォームした後もその性質は完全には消えません。特に窓のないトイレを物置にした場合、換気が不十分だと陰の気がどんどん溜まってしまいます。

物置として使用する際は、定期的な換気と採光を意識することが非常に大切です。換気扇を残して定期的に稼働させたり、照明を明るいものに変更したりすることで、陰の気の蓄積を防ぐことができます。

また、収納するものにも気を配る必要があります。古いものや使わないものばかりを詰め込むと、陰の気がさらに強まってしまいます。定期的に整理整頓し、不要なものは処分する習慣を持ちましょう。

家の中心からの方位と五行の関係

風水では、家の中心から見た各方位にそれぞれ異なる意味とエネルギーがあります。トイレがあった方位によって、物置にリフォームした後の影響も変わってきます。

例えば、北は水の方位であり、元々トイレと相性が良い場所です。ここを物置にする場合は、土の気を持つアイテム(陶器や石製品など)を置くことで、水の気を適切にコントロールできます。

西や北西といった金の方位にある場合は、金運や仕事運との関連が深くなります。このような方位では、清潔さと整理整頓を特に心がけ、貴重品や書類の保管場所として活用すると良い効果が期待できます。

「トイレを物置にリフォーム」に関する3つの注意点

トイレを物置にリフォームする際、運気を下げないために守るべきポイントがあります。これらを怠ると、せっかくのリフォームが逆効果になってしまう可能性があります。風水の観点から気をつけるべき注意点は次の3つです。

  • 湿気とカビの発生を徹底的に防ぐこと
  • 不要な物を溜め込まないこと
  • 元トイレの痕跡を残さないこと

これらの注意点を守ることで、物置として健全な気の流れを保つことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

湿気とカビの発生を徹底的に防ぐこと

トイレ空間は構造上、湿気がこもりやすい設計になっています。リフォーム後も湿気対策を怠ると、カビが発生し、健康運や家庭運を大きく損なう原因になります。

風水において、カビは陰の気の象徴であり、家全体の気を淀ませる存在です。除湿剤を常備し、定期的な換気を習慣化することで、清浄な空気を保つことができます。

壁や床の防水処理もしっかり確認しましょう。元トイレだった場所は防水性が高い反面、通気性が低いことが多いため、調湿効果のある素材を取り入れることも検討してください。

不要な物を溜め込まないこと

物置という性質上、つい何でも詰め込んでしまいがちですが、これは風水的に最も避けるべき行為です。特に元トイレという陰の気が強い場所では、不要な物が悪い気を増幅させてしまいます。

収納するのは本当に必要なもの、または近いうちに使う予定があるものに限定しましょう。何年も使っていない物や、思い出だけで取っておいている物は、あなたのエネルギーを奪い続けます

定期的な見直しの時間を設け、半年に一度は中身を全て出して整理する習慣をつけてください。この作業自体が気の流れを活性化させ、停滞を防ぐ効果を持っています。

元トイレの痕跡を残さないこと

便器や配管を撤去しても、タイルの跡や便器の設置跡が残っていると、風水的には元トイレの気が残り続けます。視覚的にも心理的にも、過去の用途を思い出させる要素は全て取り除くべきです。

床や壁を新しく仕上げ直し、照明や棚を設置することで、完全に別の空間として生まれ変わらせましょう。新しい空間としての意識が、新しい気の流れを呼び込みます

色使いも重要です。トイレに多い白やベージュだけでなく、明るい色や温かみのある色を取り入れることで、陰の気を中和し、活力のある空間に変えることができます。

運気について

トイレを物置にリフォームすることは、家全体の気の流れに影響を与える出来事です。適切な対応をすることで、各運気を高めるチャンスにもなりますので、以下で具体的な方法をお伝えします。

金運

物置の整理整頓の状態は、金運に直結します。雑然とした物置は金運を停滞させますが、きちんと整理された物置は財を守り増やすエネルギーを生み出します。

特に西や北西の方位に物置がある場合は、金運との関係が深くなります。この方位では、黄色や金色の収納ボックスを使ったり、丸い形のアイテムを置いたりすることで、金の気を強めることができます。

また、通帳や印鑑などの金銭関係のものを保管する場合は、清潔で明るい場所を選び、定期的に整理しましょう。物置の中でも特別な場所を設けることで、金運を引き寄せる力が高まります。

恋愛運

恋愛運を高めるには、物置の中に生気を感じさせる要素を取り入れることが効果的です。ドライフラワーは避け、造花でも明るい色のものや、ピンクや赤といった恋愛運を象徴する色のアイテムを配置しましょう。

南東の方位に物置がある場合は、恋愛運や対人運との関わりが深まります。この方位では、香りの良い芳香剤を置いたり、鏡を設置したりすることで、良縁を引き寄せる環境を整えることができます。

古い写真や手紙など、過去の恋愛の思い出の品を物置に詰め込むことは避けてください。過去への執着は新しい出会いを遠ざけ、恋愛運の停滞を招いてしまいます。

家庭運

家庭運を安定させるには、家族全員が使いやすく、誰が何を収納しているか分かりやすい状態を保つことが大切です。物置が混沌としていると、家庭内のコミュニケーションも乱れやすくなります。

中央や東の方位に物置がある場合は、家庭運への影響が特に大きくなります。家族の思い出の品を大切に保管し、季節の飾りや行事用品を整理しておくことで、家族の絆が深まります。

照明を明るくし、定期的に家族で一緒に整理する時間を持つことをおすすめします。共同作業は家族のコミュニケーションを促進し、物置を通じて家庭の調和を生み出す効果があります。

仕事運

仕事運を高めるには、物置を効率的で機能的な空間にすることが重要です。仕事関連の書類や道具を収納する場合は、カテゴリー別に分類し、必要なときにすぐ取り出せる状態を維持しましょう。

北や北東の方位に物置がある場合は、仕事運や学業運との結びつきが強まります。この方位では、青や黒といった水の気を象徴する色のアイテムを使うことで、知恵と集中力が高まります。

使わなくなった仕事道具や古い資料を溜め込むことは、キャリアの停滞を招きます。現在の仕事に関連するものだけを残し、過去のプロジェクトの資料は定期的に処分することで、新しいチャンスが巡ってきます。

健康運

健康運を守るには、物置内の空気の質と清潔さが最も重要になります。埃やカビは健康運を直接的に損なうため、こまめな掃除と換気を徹底してください。

南西の方位に物置がある場合は、健康運や家族の安定との関連が深くなります。この方位では、自然素材の収納用品を使い、化学物質を含むものの保管を避けることで、健康的なエネルギーを保つことができます。

医薬品や健康器具を保管する場合は、必ず清潔な場所を選び、期限切れのものは即座に処分しましょう。物置に古い薬や壊れた健康器具を放置することは、健康運を低下させる原因になります。

「トイレを物置にリフォーム」の風水アイテム

「トイレを物置にリフォーム」の風水と親和性の高いアイテムはブルーレースアゲートの原石です。

ブルーレースアゲートの原石は、自然な調和を宿すと言われています。というのも、切り出されたままの姿が大地の静けさをそのまま伝えるからです。

ブルーレースアゲートの原石をそばに置いて、自然の安らぎを感じてみましょう。きっと心が落ち着き、穏やかな安心感に包まれるはずです。

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