冬になると食卓に並ぶみかんですが、風水的にどんな意味があるのか気になっていませんか。何気なく食べているみかんにも、実は運気を左右する大切な要素が隠されています。
今回は、みかんにまつわる風水の知識と、気をつけるべき注意点について詳しくお伝えします。この記事を読めば、みかんを通じて日々の暮らしに良い気を取り入れる方法がわかるでしょう。
「みかん」の風水
みかんは風水において、その色や形、香りから多くの意味を持つ果物として知られています。風水の観点から押さえておきたいポイントは次の3つです。
- オレンジ色が持つ陽のエネルギー
- 丸い形が象徴する円満と調和
- 柑橘の香りがもたらす浄化作用
これらのポイントを理解することで、みかんを単なる食べ物としてではなく、運気を高めるアイテムとして活用できます。以下で詳しく見ていきましょう。
オレンジ色が持つ陽のエネルギー
みかんの鮮やかなオレンジ色は、風水において陽のエネルギーを象徴する色とされています。この色は太陽の光を思わせ、明るさや活力、前向きな気持ちを引き寄せる力があるのです。
特に冬の時期は陰の気が強まりやすく、気持ちも沈みがちになります。そんなときにオレンジ色のみかんを目にすることで、空間に温かみと明るさをもたらし、停滞した気を動かすことができるでしょう。
リビングやダイニングにみかんを飾ることで、家族が集まる場所に活気が生まれます。見た目にも美しく、自然と会話が弾む雰囲気を作り出してくれるはずです。
丸い形が象徴する円満と調和
みかんの丸い形は、風水では円満や調和、完全性を表す吉相とされています。角がなく柔らかな曲線は、人間関係の摩擦を和らげ、穏やかな気の流れを作り出すのです。
家庭内でのコミュニケーションを円滑にしたいとき、みかんを盛ったかごを食卓に置くとよいでしょう。丸い形が持つエネルギーが、家族間の争いごとを減らし、互いに思いやりを持って接する雰囲気を育ててくれます。
また、複数のみかんが集まっている様子は豊かさの象徴でもあります。実りや繁栄を意味し、家運の向上にもつながると考えられているのです。
柑橘の香りがもたらす浄化作用
みかんの爽やかな柑橘の香りには、空間を浄化する作用があると風水では考えられています。この香りは停滞した気を払い、新鮮なエネルギーを呼び込む力を持っているのです。
特に玄関や窓際にみかんを置くと、外から入ってくる悪い気を和らげる効果が期待できます。香りが空気を清め、家全体に清々しい雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
みかんの皮を乾燥させたものを小袋に入れて部屋に置くのもおすすめです。ほのかに香る柑橘の匂いが、日々の生活空間を心地よく整えてくれます。
「みかん」に関する3つの注意点
みかんを風水的に活用する際には、いくつか気をつけるべきことがあります。せっかくの良い気を無駄にしないために押さえておきたい注意点は次の3つです。
- 傷んだみかんをそのままにしない
- 暗い場所や湿気の多い場所に置かない
- 食べ残しや皮を放置しない
これらの注意点を守ることで、みかんの持つ良いエネルギーを最大限に活かせます。以下で詳しく見ていきましょう。
傷んだみかんをそのままにしない
傷んだり腐ったりしたみかんは、風水において陰の気を発生させる原因となります。新鮮な状態では陽のエネルギーを放っていたみかんも、腐敗が始まると悪い気を招き寄せてしまうのです。
特に複数のみかんを一緒に保管していると、一つが傷むと他にも広がってしまいます。こまめにチェックして、傷んでいるものを見つけたらすぐに取り除くことが大切です。
新鮮なみかんだけを保つことで、常に良い気が循環する環境を維持できます。定期的に状態を確認する習慣をつけましょう。
暗い場所や湿気の多い場所に置かない
みかんは明るさと乾燥を好む果物であり、風水的にも陽の気を持つアイテムです。暗い場所や湿気の多い場所に置くと、せっかくの陽のエネルギーが発揮されず、逆に陰の気を呼び込んでしまいます。
北側の日当たりが悪い部屋や、水回りの近くにみかんを置くのは避けたほうがよいでしょう。明るく風通しの良い場所に置くことで、みかんの持つエネルギーが活性化されます。
リビングの窓際や、自然光が入るダイニングテーブルの上など、光が当たる場所を選んでください。そうすることで、みかんが本来持つ運気アップの力を引き出せるのです。
食べ残しや皮を放置しない
みかんを食べた後の皮や食べ残しをそのまま放置すると、気の流れが滞ってしまいます。使い終わったものをいつまでも置いておくことは、風水では停滞や腐敗を招く行為とされているのです。
食べ終わったらすぐに皮を片付け、清潔な状態を保つことが運気を守るコツです。ただし、先ほど触れたように皮を乾燥させて活用する場合は別で、意図を持って使うなら問題ありません。
何となく放置している状態が最も良くないのです。食べたらすぐに片付ける、使うなら目的を持って活用する、このメリハリが風水では大切にされています。
運気について
みかんは風水において、さまざまな運気と深く結びついている果物です。色や形、香りといった特性を活かすことで、金運や恋愛運、家庭運など、あなたが高めたい運気に良い影響を与えられます。
金運
みかんの黄色がかったオレンジ色は、金運を象徴する色として風水では重視されています。特に実が複数集まっている様子は、富の蓄積や財の増加を意味し、金運アップに効果的とされているのです。
金運を高めたいなら、西の方角にみかんを置くとよいでしょう。西は金の気を司る方角であり、そこにみかんを飾ることで金運の流れを活性化させられます。
また、みかんを食べるときに感謝の気持ちを持つことも大切です。豊かさへの感謝が、さらなる豊かさを引き寄せる循環を生み出してくれるでしょう。
恋愛運
みかんの甘い香りと温かみのある色は、恋愛運を高める要素として知られています。柑橘系の香りは気持ちを明るくし、人を惹きつける魅力を引き出す力があるのです。
恋愛運を上げたいなら、寝室の東南方向にみかんを飾るのがおすすめです。東南は縁や人間関係を司る方角であり、良いご縁を引き寄せる手助けをしてくれます。
みかんを二つ並べて置くと、ペアを象徴し、良縁成就の効果がさらに高まります。パートナーとの関係をより深めたい方にも適した方法です。
家庭運
丸い形のみかんは家庭円満の象徴であり、家族の絆を深める力を持っています。家族が集まるリビングやダイニングにみかんを置くことで、温かな雰囲気と調和のエネルギーが生まれるのです。
家族みんなでみかんを分け合って食べることも、家庭運アップにつながります。一つのものを分かち合う行為が、絆を強め、互いへの思いやりを育ててくれるでしょう。
また、みかんの明るい色は家庭内の雰囲気を明るくし、笑顔が増えるきっかけを作ります。自然と会話が弾み、家族のコミュニケーションが活発になるはずです。
仕事運
みかんの持つ陽のエネルギーは、仕事運や活力にも良い影響を与えます。オレンジ色は行動力や意欲を高める色とされており、やる気を引き出したいときに効果的なのです。
仕事運を上げたいなら、デスクの上や仕事部屋の東側にみかんを置いてみましょう。東は成長や発展を司る方角であり、キャリアアップや新しいチャンスを引き寄せてくれます。
朝にみかんを食べることで、一日の始まりに活力を取り込むこともできます。爽やかな香りと甘酸っぱい味が、前向きな気持ちでスタートを切る助けとなるでしょう。
健康運
みかんに含まれるビタミンCは、風水的にも生命力や健康のエネルギーを象徴しています。柑橘の香りは気の巡りを良くし、体調を整える作用があるとされているのです。
健康運を高めるには、キッチンや食事をする場所にみかんを置くのが効果的です。食と健康は密接に関わっており、食事の場にみかんがあることで健やかさへの意識が高まります。
また、みかんの皮を入浴剤として使うのもおすすめです。お風呂に浮かべることで、体を温め、邪気を払う効果が期待でき、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

