お部屋に花を飾りたいけれど、どこに置けば運気が上がるのか迷っていませんか。せっかく美しい花を飾るなら、風水の知恵を活かして良い気を呼び込みたいものです。
今回は「花の位置」に関する風水の考え方と注意点をわかりやすくお伝えします。この記事を読めば、あなたの暮らしに良い運気を招く花の飾り方が分かるはずです。
「花の位置」の風水
花を飾る位置は、風水において運気の流れを大きく左右する要素となります。適切な場所に花を配置することで、空間のエネルギーが活性化され、さまざまな幸運を引き寄せることができるのです。
- 玄関に花を飾ると良い気を招き入れる
- リビングの東南方位は恋愛運と金運を高める
- 寝室の花は安眠と健康運をもたらす
これらのポイントを意識することで、花の持つ自然のパワーを最大限に活かせます。以下で詳しく見ていきましょう。
玄関に花を飾ると良い気を招き入れる
玄関は家の顔であり、気の入り口として風水で最も重視される場所です。ここに生花を飾ることで、外から入ってくる良い気を増幅させ、家全体に幸運を運び込むことができます。
特に玄関を入って右側に花を置くと、金運や仕事運が向上するとされています。左側に置けば人間関係運や家庭運が良くなるため、あなたが高めたい運気に合わせて選ぶとよいでしょう。
玄関の花は家族全員に影響を与える重要なポイントです。明るく元気な花を選び、常に新鮮な状態を保つことで、毎日良い気を取り込み続けることができます。
リビングの東南方位は恋愛運と金運を高める
リビングは家族が集まる場所であり、気が循環する中心的な空間です。中でも東南の方位は「風」のエネルギーを持ち、人間関係や金運を司る方角として知られています。
この方位に花を飾ると、良縁を引き寄せたり、臨時収入に恵まれたりする可能性が高まります。特にピンクやオレンジ系の暖色の花を選ぶと、温かな人間関係と豊かさを象徴し、運気の上昇をさらに後押しするでしょう。
リビングは長時間過ごす場所だからこそ、花の存在が日々の気分を明るくし、自然と良い運気を蓄積していきます。窓際に置けば太陽の光とともに、より強力なエネルギーを生み出すことができるのです。
寝室の花は安眠と健康運をもたらす
寝室は一日の疲れを癒し、エネルギーを回復させる場所です。ここに花を飾ることで、心身のバランスが整い、質の高い睡眠が得られるようになります。
ただし寝室の花は、香りが強すぎないものを選ぶことが肝心です。ラベンダーやカモミールのような穏やかな花は、リラックス効果を高め、深い眠りへと導いてくれます。
ベッドから見える位置に花を置くと、朝目覚めたときに美しい花が目に入り、一日を爽やかにスタートできます。健康運を高めたいなら、特にベッドの足元側に白やパステルカラーの花を飾るとよいでしょう。
「花の位置」に関する3つの注意点
花の位置による風水効果を得るには、いくつか気をつけるべきことがあります。間違った置き方をすると、かえって運気を下げてしまうこともあるのです。
- 枯れた花をそのままにしない
- トイレや浴室には生花を置かない
- 陰の気が強い場所には明るい花を選ぶ
これらの注意点を守ることで、花の持つ良い気を最大限に活かせます。以下で詳しく見ていきましょう。
枯れた花をそのままにしない
風水では、枯れた花は「死」や「衰退」を象徴し、陰の気を発すると考えられています。どんなに良い位置に飾っていても、枯れた状態で放置すると、家全体の運気を下げてしまうのです。
花がしおれ始めたら、すぐに新しいものと交換することが大切です。水を毎日替え、茎を切り直すなど、こまめな手入れをすることで花は長持ちし、良い気を保ち続けることができます。
もし忙しくて頻繁に花を替えられない場合は、造花やプリザーブドフラワーを選ぶのも一つの方法です。ただし造花であっても埃が溜まると陰の気を帯びるため、定期的な掃除を忘れないようにしましょう。
トイレや浴室には生花を置かない
トイレや浴室は水の気が強く、湿気が多い場所です。ここに生花を置くと花が早く傷み、陰の気が発生しやすくなってしまいます。
また水回りは「排出」の場所であり、せっかくの良い気も流れ出てしまう性質があります。そのため生花ではなく、観葉植物や造花を選ぶ方が風水的には適しているのです。
どうしてもトイレに花の要素を取り入れたいなら、花柄の小物やアートを飾る方法がおすすめです。清潔に保つことを最優先にし、視覚的に花を楽しむ工夫をすることで、運気を下げずに空間を明るくできます。
陰の気が強い場所には明るい花を選ぶ
日当たりの悪い部屋や、長時間人がいない空間は陰の気が溜まりやすくなります。こうした場所に暗い色の花を飾ると、さらに陰の気を強めてしまう恐れがあるのです。
陰の気が強い場所には、黄色やオレンジ、白など明るい色の花を選びましょう。これらの色は陽の気を象徴し、空間のエネルギーバランスを整えてくれます。
また一輪挿しよりも、ボリュームのあるアレンジメントを飾る方が効果的です。花の量を増やすことで陽の気が強まり、暗く沈みがちな空間が明るく活気づきます。
運気について
花の位置を工夫することで、金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運といった様々な運気を高めることができます。それぞれの運気に対応した場所や花の選び方を知ることで、あなたの願いに合わせた開運が実現するのです。
金運
金運を高めたいなら、家の西側か玄関の右側に黄色やゴールド系の花を飾りましょう。西は金運を司る方位であり、黄色は財を引き寄せる色として知られています。
特にヒマワリや黄色いバラ、菊などは金運アップに効果的です。花瓶も金色や黄色のものを選ぶと、さらに効果が高まります。
リビングのテーブルの西側に花を置くと、家族全員の金運が向上します。ただし花が枯れると逆効果になるため、常に新鮮な状態を保つことを心がけましょう。
恋愛運
恋愛運を上げるには、寝室やリビングの東南方位にピンクや赤の花を飾るのが効果的です。東南は人間関係を司り、ピンクは愛情を象徴する色だからです。
バラ、ガーベラ、トルコキキョウなどの華やかな花がおすすめです。特に二本一対で飾ると、良縁を引き寄せるパワーが強まります。
独身の方は寝室の枕元付近に、カップルや夫婦の方はリビングの目立つ場所に飾りましょう。毎日花を見ることで、愛に満ちた気持ちが育まれ、良い関係を築けるようになります。
家庭運
家庭運を高めるには、家族が集まるリビングの中心部や食卓に花を飾りましょう。家族の絆を深める白やピンク、淡い色合いの花が適しています。
カーネーションやトルコキキョウ、スイートピーなどは家庭の和を象徴する花です。複数の種類を混ぜたアレンジメントにすると、家族それぞれの個性を尊重しながら調和する様子を表現できます。
食卓に花があると会話が弾み、自然と家族の交流が増えていきます。毎週新しい花を家族で選びに行くのも、コミュニケーションを深める良い習慣になるでしょう。
仕事運
仕事運を上げたいなら、書斎やワークスペースの北側に青や紫の花を飾りましょう。北は仕事運を司る方位であり、青や紫は集中力と知性を高める色です。
アイリスやデルフィニウム、ブルースターなどの青系の花は、冷静な判断力とクリエイティビティを育てます。デスクの左側に置くと、仕事の効率が上がるとされています。
また玄関の右側に飾ると、良い仕事の機会が舞い込みやすくなります。転職や昇進を望むなら、背の高い花を選んで上昇の気を強めるとよいでしょう。
健康運
健康運を高めるには、寝室や家の東側に白やグリーン系の花を飾りましょう。東は健康を司る方位であり、白は浄化、グリーンは生命力を象徴します。
ユリやカサブランカ、白いカーネーションは心身を清めるパワーがあります。グリーン系ならトルコキキョウやアルストロメリアが適しています。
朝日が当たる窓辺に花を置くと、太陽の陽の気と花の生命力が合わさり、健康運がさらに高まります。家族の誰かが体調を崩しているときは、その人の部屋に白い花を飾ってあげましょう。

