「やってはいけない本」の風水と3つの注意点

家の中に本が増えすぎて困っていませんか。本は知識や情報の宝庫ですが、風水の観点から見ると、実は置き方や保管方法によっては運気を下げてしまうことがあります。

今回は、風水で「やってはいけない本」の扱い方と、運気を守るための3つの注意点について詳しくお伝えします。本を大切にしながらも、良い気の流れを保つための具体的な方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

「やってはいけない本」の風水

本は気を吸収しやすい性質を持っているため、風水では置き方や管理方法に気を配る必要があります。特に避けるべきポイントは次の3つです。

• 古くて汚れた本を放置すること
• 寝室のベッド周りに本を積み重ねること
• 玄関に本を置きっぱなしにすること

これらは気の流れを乱し、様々な運気を停滞させる原因になります。以下で詳しく見ていきましょう。

古くて汚れた本を放置すること

長年放置された古い本や、埃をかぶった本は陰の気を溜め込んでしまいます。本は紙でできているため湿気を吸いやすく、そこに埃やカビが発生すると悪い気が発生する温床になるのです。

特に何年も読んでいない本や、黄ばんでしまった本をそのまま本棚に入れておくと、家全体の気が淀んでしまいます。本は定期的に見直し、もう読まないものは手放す決断も必要です。

また、本の整理をするときは、一冊一冊丁寧に埃を拭き取り、本棚も掃除することで気の流れが良くなります。清潔に保つことで、本が持つ知識のエネルギーをプラスに変えることができるのです。

寝室のベッド周りに本を積み重ねること

寝室は一日の疲れを癒し、気を補充する大切な場所です。しかし、ベッドの周りに本を積み重ねると、本が持つ情報のエネルギーが休息を妨げてしまいます。

本には様々な情報や感情が詰まっており、それらが発する気が睡眠中のあなたに影響を与え続けるのです。特に枕元に本を置くと、頭部に直接その気が流れ込み、安眠できなくなったり、疲れが取れにくくなったりします。

寝室に本を置く場合は、ベッドから離れた場所に本棚を設置し、きちんと収納することが大切です。読みかけの本も、寝る前には必ず本棚に戻す習慣をつけることで、質の良い睡眠と運気の回復が期待できます。

玄関に本を置きっぱなしにすること

玄関は気の入り口であり、家全体の運気を左右する最も重要な場所です。ここに本を置きっぱなしにすると、良い気の流れを遮断してしまいます。

本は物としての存在感が強く、玄関という限られたスペースに置くと気の通り道を塞いでしまうのです。特に床に直接本を置いたり、靴箱の上に積み重ねたりすることは避けるべきです。

もし玄関近くに本を保管する必要がある場合は、扉付きの収納棚にきちんと片付けることで、気の流れを妨げずに済みます。玄関はいつもすっきりと整理整頓された状態を保つことが、運気アップの基本なのです。

「やってはいけない本」に関する3つの注意点

本を風水的に良い状態で保つためには、日々の管理が欠かせません。特に注意すべき点は次の3つです。

• 本棚に本を詰め込みすぎないこと
• ネガティブな内容の本を目立つ場所に置かないこと
• 水回りの近くに本を保管しないこと

これらの注意点を守ることで、本が持つ良いエネルギーを活かすことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

本棚に本を詰め込みすぎないこと

本棚にぎっしりと本を詰め込むと、気の流れが停滞してしまいます。風水では、物と物の間に適度な空間があることで気が循環すると考えられています。

本を隙間なく詰め込むと、それぞれの本が持つエネルギーが混ざり合い、本来の良い気が発揮されなくなります。また、取り出しにくい状態は使いにくさを生み、結果的に本が放置される原因にもなるのです。

本棚の収納率は8割程度に抑えることをおすすめします。適度な余白を残すことで気が流れやすくなり、知識や情報のエネルギーが活性化されます。定期的に本を見直し、今のあなたに必要な本だけを残すことが大切です。

ネガティブな内容の本を目立つ場所に置かないこと

本の内容は、その本が発する気の質に大きく影響します。暴力的な内容や悲劇的なストーリー、ネガティブな思考を扱った本は、陰の気を発しやすいのです。

こうした本をリビングや書斎など、日常的に過ごす場所の目立つ位置に置いておくと、無意識のうちにその気の影響を受けてしまいます。視界に入るだけでも、気分や思考に影響を与えることがあるのです。

もしこのような本を所有している場合は、扉付きの本棚の奥や下段に収納することをおすすめします。逆に、前向きな内容や美しい写真集などは目につく場所に置くことで、良い気を取り込むことができます。

水回りの近くに本を保管しないこと

キッチン、洗面所、浴室などの水回りは湿気が多く、本の保管には適していません。本は紙でできているため、湿気を吸収しやすく、カビや変色の原因になります。

風水では、水の気が強い場所に本を置くと、本が持つ知識や情報のエネルギーが流されてしまうと考えられています。また、湿気でダメージを受けた本は陰の気を発するようになり、空間全体の気を下げてしまうのです。

本棚は乾燥した風通しの良い場所に設置することが基本です。もし水回りの近くにしか本棚を置けない場合は、除湿剤を活用したり、定期的に換気をしたりして、湿気対策をしっかり行いましょう。

運気について

本の置き方や管理方法を工夫することで、様々な運気を高めることができます。本は知識や情報のエネルギーを持っているため、正しく扱えば人生を豊かにする強力なツールになるのです。

金運

本棚を整理整頓することは、金運アップにつながります。風水では、整った空間には良い気が流れ、お金を引き寄せるエネルギーが生まれると考えられています。

特に仕事や投資に関する本は、書斎や仕事部屋の東側か南東側に置くと効果的です。この方角は金運を司る方位であり、知識を活かして収入を得るエネルギーを高めてくれます。

また、本棚の上段に金運に関する本や、成功者の伝記などを置くことで、上昇志向のエネルギーを取り込むことができます。本は常に清潔に保ち、不要なものは処分することで、お金の巡りも良くなっていくのです。

恋愛運

恋愛運を高めたいなら、寝室の本の配置に気を配りましょう。先ほど述べたように、ベッド周りに本を置かないことが基本ですが、適切な場所に恋愛や人間関係に関する本を置くことは効果的です。

寝室の南西側や西側の本棚に、美しい恋愛小説や人間関係を豊かにする本を収納すると良いでしょう。これらの方位は恋愛運や対人運を司る方位であり、良縁を引き寄せるエネルギーがあります。

また、本の表紙が明るく温かみのある色の本を目立つ位置に置くことで、恋愛運がさらにアップします。本棚を定期的に掃除し、新鮮な気を保つことも忘れないでください。

家庭運

家庭運を安定させるには、リビングの本棚を整えることが効果的です。リビングは家族が集まる場所であり、ここに置く本が家族全体の運気に影響を与えます。

家族で楽しめる本や、料理本、インテリアの本などをリビングの本棚に並べると、家庭内の気が調和します。特に中央付近や南西側の本棚に家族の写真集や思い出の本を置くと、絆が深まるでしょう。

子供がいる家庭では、子供の本と大人の本を分けて収納することをおすすめします。それぞれの年齢に適した本を整理することで、家族一人一人の成長をサポートする気が流れるようになります。

仕事運

仕事運をアップさせたいなら、書斎や仕事部屋の本棚の配置が重要です。デスクの後ろや横に本棚を置き、仕事に関連する本を収納することで、知識とアイデアのエネルギーを受け取りやすくなります。

特に東側や北側の本棚は、仕事運や出世運を高める方位です。専門書や資格取得の本、ビジネス書などをこの方位に配置することで、キャリアアップのチャンスが巡ってきやすくなります。

また、本棚の上段には目標達成や成功に関する本を置き、常に視界に入るようにすると良いでしょう。本を定期的に読み返し、知識を更新していくことで、仕事での実力も運気も同時に高まっていきます。

健康運

健康運を高めるには、本の衛生管理が何より大切です。埃やカビが発生した本は、呼吸器系の健康を害するだけでなく、健康運全体を下げてしまいます。

本棚は定期的に掃除し、本も一冊ずつ埃を拭き取ることで、清潔な気が保たれます。特に寝室や過ごす時間が長い部屋の本は、月に一度は手入れをすることをおすすめします。

また、健康や医療に関する本は、家の北東側（鬼門）には置かない方が良いでしょう。この方位は健康運に影響を与える場所であり、病気や不調に関する情報を置くと、かえって健康運が下がる可能性があります。明るく前向きな健康本を、東側や南側に配置することで、活力ある毎日を過ごせるようになります。