「鬼門(色)」の風水と3つの注意点

鬼門という言葉を聞いて、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。家の中で気になる方角があると、そこにどんな色を使えば良いのか悩んでしまいますよね。

今回は、鬼門における色の風水について詳しく解説していきます。鬼門に適した色を知り、正しく取り入れることで、あなたの住空間を守り、運気の流れを整えることができますので、ぜひ最後までお読みください。

「鬼門(色)」の風水

鬼門は家の北東の方角を指し、風水では邪気が入りやすい場所とされています。この場所で使用する色には、邪気を払い、空間を浄化する力が求められるのです。

鬼門に適した色選びのポイントは次の3つです。

  • 白色を基調にして清浄な空間を作る
  • 淡い黄色で土の気を補強する
  • 寒色系の濃い色は避ける

これらの色使いを意識することで、鬼門のマイナスエネルギーを抑え、家全体の運気を安定させることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

白色を基調にして清浄な空間を作る

白色は風水において浄化と清潔を象徴する最も基本的な色です。鬼門のような邪気が入りやすい方角では、白色の持つ清めの力が非常に効果的に働きます。

白いカーテンや白い壁紙、白い収納家具などを配置することで、空間全体に清潔感が生まれます。この清潔感こそが、邪気を寄せ付けない環境を作り出すのです。

ただし、真っ白一色にするのではなく、アイボリーやオフホワイトといった柔らかい白を選ぶとより効果的です。柔らかさが加わることで、空間に温かみが生まれ、住む人の心も穏やかに保たれます。

淡い黄色で土の気を補強する

鬼門は五行思想において土の気を持つ方角とされています。そのため、土の気を象徴する淡い黄色やベージュ系の色を取り入れることで、方角の持つエネルギーを調和させることができます。

淡い黄色のクッションやマット、小物などをアクセントとして配置すると良いでしょう。土の気が安定することで、家の基盤が強固になり、住む人の生活も安定していきます。

濃すぎる黄色は逆効果になってしまうため、パステルイエローやクリーム色といった優しい色合いを選んでください。自然な土の温かみを感じられる色が、鬼門のエネルギーを穏やかに整えてくれます。

寒色系の濃い色は避ける

鬼門では青や黒といった寒色系の濃い色は避けるべきです。これらの色は水の気を強め、土の気と相性が悪く、鬼門の持つ不安定さをさらに増幅させてしまいます。

特に濃紺や黒のカーテン、濃い青の家具などは、空間に重苦しさをもたらします。鬼門はただでさえ陰の気が強い場所ですから、暗い色を使うとその影響が家全体に広がってしまうのです。

もし寒色系を使いたい場合は、ごく淡い水色程度にとどめましょう。明るいトーンであれば、清涼感を保ちながらも鬼門のバランスを崩すことはありません。

「鬼門(色)」に関する3つの注意点

鬼門の色使いでは、適切な色を選ぶだけでなく、避けるべきポイントも理解しておく必要があります。間違った色使いは、かえって運気を下げる原因になってしまうからです。

鬼門の色に関する注意点は次の3つです。

  • 赤色を使わないようにする
  • 汚れた色や古びた色のままにしない
  • 複数の色を混在させすぎない

これらの注意点を守ることで、鬼門における色の風水効果を最大限に引き出すことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

赤色を使わないようにする

赤色は火の気を持つ色であり、鬼門の土の気とは相性が悪い組み合わせです。火は土を焼いて弱らせてしまうため、鬼門に赤を使うと方角の持つバランスが崩れてしまいます。

赤いカーテンや赤い置物、赤い壁掛けなどは、鬼門には絶対に配置しないでください。これらは邪気を刺激し、家の中に争いや不和をもたらす原因となります。

また、ピンクやオレンジといった赤系統の色も控えめにするべきです。どうしても暖色を取り入れたい場合は、ベージュやクリーム色といった土に近い色を選びましょう。

汚れた色や古びた色のままにしない

鬼門では常に清潔さを保つことが何よりも大切です。いくら白や淡い黄色を使っていても、汚れていたり色あせていたりすれば、その効果は失われてしまいます。

カーテンや壁紙が黄ばんでいる、マットが汚れているといった状態は、邪気を引き寄せる原因になります。定期的に掃除をし、必要に応じて新しいものに交換することを心がけてください。

色の鮮度を保つことは、鬼門のエネルギーを新鮮に保つことと直結しています。常にきれいな状態を維持することで、家全体に清々しい気が流れ続けるのです。

複数の色を混在させすぎない

鬼門では統一感のある色使いが求められます。あれこれと色を混ぜてしまうと、エネルギーが乱れ、鬼門の不安定さが増してしまうからです。

基本は白を中心に、淡い黄色をアクセントとして加える程度のシンプルな配色が理想的です。色数を絞ることで、空間に落ち着きが生まれ、邪気が入り込む隙を与えません。

もし模様替えをする際は、一度に多くの色を取り入れるのではなく、少しずつ様子を見ながら調整していきましょう。鬼門は繊細な場所ですから、変化は慎重に行うことが大切です。

運気について

鬼門の色使いは、家全体の運気に大きな影響を与えます。適切な色を選ぶことで、金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運といったあらゆる運気を向上させることができるのです。

金運

鬼門を白や淡い黄色で整えることは、金運の安定に直結します。土の気が安定すると、お金の流れも安定し、無駄な出費を抑えることができるようになるからです。

特に淡い黄色は金運を象徴する色でもあります。鬼門に淡い黄色の小物や布製品を配置することで、財運が徐々に上向いていくでしょう。

清潔な白い空間を保つことも忘れてはいけません。汚れた環境ではお金が逃げていってしまいますので、鬼門を常にきれいにしておくことで、金運を家の中にとどめることができます。

恋愛運

鬼門の色使いが適切であれば、恋愛運にも良い影響があります。白い色が持つ清潔感は、あなた自身の魅力を高め、良い出会いを引き寄せる力となるのです。

また、鬼門が整っていると家全体の気の流れが良くなり、パートナーとの関係も円滑になります。争いや誤解が減り、穏やかな関係を築くことができるでしょう。

ただし、鬼門に赤やピンクといった恋愛運を高めるとされる色を使うのは避けてください。鬼門では清潔さと安定が最優先ですから、シンプルな色使いを心がけましょう。

家庭運

家庭運を高めるには、鬼門の安定が欠かせません。鬼門が乱れていると、家族間のトラブルが増え、家の中が落ち着かない雰囲気になってしまいます。

白と淡い黄色を基調とした落ち着いた色使いは、家族全員に安心感を与えます。特に小さな子供やお年寄りがいる家庭では、鬼門を整えることで家族の健康と安全が守られるのです。

定期的に鬼門の掃除をし、色あせたものは交換することも家庭運アップにつながります。家族みんなで鬼門を大切にする意識を持つことで、家族の絆も深まっていくでしょう。

仕事運

仕事運を高めたい方にとっても、鬼門の色使いは非常に大切です。土の気が安定することで、あなたの仕事の基盤がしっかりと固まり、キャリアが着実に築かれていきます。

白い色が持つ清らかさは、判断力や集中力を高める効果もあります。鬼門を白で整えることで、仕事での重要な決断を誤ることなく、正しい方向へ進んでいけるでしょう。

また、淡い黄色は信頼を象徴する色でもあります。鬼門に淡い黄色を取り入れることで、職場での人間関係が良好になり、上司や同僚からの信頼を得やすくなります。

健康運

健康運と鬼門の関係は特に深いものがあります。鬼門が乱れていると、原因不明の体調不良や慢性的な疲労に悩まされることが多くなるからです。

白い色で鬼門を清潔に保つことは、病気を遠ざける効果があります。邪気が入りにくくなることで、家族全員が健やかに過ごせる環境が整うのです。

淡い黄色を加えることで、胃腸の働きが良くなるとも言われています。土の気は消化器系と深く関わっていますので、鬼門を整えることで食欲が安定し、栄養の吸収も良くなっていくでしょう。

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