「盛り塩のやり方」の風水と3つの注意点

家の運気を高めたい、邪気を払いたいと思って盛り塩に興味を持ったものの、正しいやり方がわからず戸惑っていませんか。盛り塩は古くから日本で親しまれてきた開運の習慣ですが、間違った方法では効果が半減してしまうこともあります。

今回は、風水の観点から見た盛り塩の正しいやり方と、実践する際に気をつけるべき注意点を詳しく解説します。この記事を読めば、あなたも自信を持って盛り塩を取り入れ、家全体の気の流れを整えることができるでしょう。

「盛り塩のやり方」の風水

盛り塩を風水に取り入れる際には、その本来の意味と効果を理解した上で、正しい手順を踏むことが欠かせません。適切な場所に適切な方法で盛り塩を置くことで、家の中の気の流れが整い、運気全体が上昇していきます。

風水における盛り塩のやり方で押さえておきたいポイントは次の3つです。

  • 清浄な白い塩を使い、三角錐または円錐形に盛る
  • 玄関や水回りなど気の出入りが激しい場所に置く
  • 定期的に交換して常に新鮮な状態を保つ

それぞれのポイントには深い意味があり、実践することで盛り塩が持つ本来の力を最大限に引き出せます。以下で詳しく見ていきましょう。

清浄な白い塩を使い、三角錐または円錐形に盛る

盛り塩に使う塩は、添加物のない天然の白い塩を選ぶことが基本です。塩そのものが持つ浄化の力を最大限に活かすため、精製塩よりも粗塩や海塩が適しています。

形については、三角錐または円錐形に盛ることで、気のエネルギーが上向きに集まり、空間全体に広がっていくとされています。専用の型を使えば誰でも美しい形に整えられるので、初めての方でも安心です。

高さは3センチから5センチ程度が目安で、あまり高すぎると不安定になり、低すぎると効果が弱まります。小皿や専用の器に盛り、清潔な状態で設置しましょう。

玄関や水回りなど気の出入りが激しい場所に置く

盛り塩を置く場所として最も効果的なのは、外からの気が入ってくる玄関です。玄関に盛り塩を置くことで、良い気は招き入れつつ、悪い気は浄化して家の中に入れないようにできます。

キッチンやトイレ、浴室といった水回りも、気の流れが乱れやすい場所なので盛り塩が有効です。特にトイレは陰の気が溜まりやすいため、盛り塩を置くことで空間のエネルギーバランスが整います

リビングや寝室に置く場合は、部屋の四隅に小さな盛り塩を配置すると、空間全体の気が安定して家族の調和が保たれます。ただし、あまり多くの場所に置きすぎると管理が大変になるので、まずは玄関から始めるのがおすすめです。

定期的に交換して常に新鮮な状態を保つ

盛り塩は一度置いたら終わりではなく、定期的に交換することで効果が持続します。塩は周囲の邪気を吸収していくため、時間が経つとその浄化力が弱まってしまうのです。

交換の頻度は、基本的に週に一度が理想ですが、少なくとも月に二回は新しいものに替えるようにしましょう。特に人の出入りが多い玄関や、湿気の多い水回りでは、こまめな交換が必要です。

古い塩は邪気を吸い取っているので、そのまま料理に使うことは避けてください。流水で流すか、紙に包んで処分するのが適切な方法です。

「盛り塩のやり方」に関する3つの注意点

盛り塩は正しく実践すれば素晴らしい効果をもたらしますが、やり方を誤ると逆効果になってしまうこともあります。風水の知恵を最大限に活かすためには、いくつかの注意点を守ることが必要です。

盛り塩を行う上で特に気をつけるべき注意点は次の3つです。

  • 湿気た塩や変色した塩を放置しない
  • 寝室や食卓の近くには置かない
  • 負の感情を抱きながら盛り塩を行わない

これらの注意点を守らないと、せっかくの盛り塩が効果を発揮しないどころか、悪い気を引き寄せてしまう可能性もあります。以下で詳しく見ていきましょう。

湿気た塩や変色した塩を放置しない

盛り塩が湿気を吸って固まったり、色が変わってきたりしたら、すぐに新しいものに交換する必要があります。これは塩が周囲の邪気や湿気を吸収している証拠で、そのまま放置すると浄化力が失われるからです。

特に梅雨の時期や湿度の高い季節には、塩が湿気やすくなるため注意が必要です。湿気た塩は見た目にも清潔感がなく、風水的にも良くないエネルギーを発してしまいます。

変色した塩を放置していると、その場所の気が停滞し、むしろ運気を下げる原因になります。常に清浄な状態を保つことが、盛り塩の効果を維持する秘訣です。

寝室や食卓の近くには置かない

盛り塩は浄化のために邪気を吸収する役割を持つため、長時間過ごす寝室や食事をする食卓の近くには置かないほうが賢明です。特に寝室は休息と回復の場なので、邪気を集める盛り塩があると安らかな睡眠が妨げられます

食卓の近くに置くと、食事の気が盛り塩に吸収されてしまい、せっかくの栄養や生命力が十分に体に取り込まれなくなる恐れがあります。食事は運気を養う行為なので、その場の気は清らかに保つべきです。

どうしても寝室や食事スペースの運気を整えたい場合は、盛り塩ではなく観葉植物や水晶などの別の風水アイテムを活用することをおすすめします。それぞれの空間に適した方法を選ぶことが、調和のとれた住環境を作る鍵です。

負の感情を抱きながら盛り塩を行わない

盛り塩を設置するときの心の状態は、その効果に大きく影響します。イライラしていたり、不安や怒りを抱えたまま盛り塩を行うと、その負のエネルギーが塩に移ってしまうのです。

風水では、物には人の気持ちが宿ると考えられています。ですから、盛り塩を用意するときは心を落ち着けて、穏やかな気持ちで向き合うことが欠かせません。

盛り塩の準備をする前に深呼吸をしたり、手を洗って気持ちを切り替えたりするだけでも、心の状態は整います。清らかな心で行う盛り塩こそが、家全体の気を浄化し、良い運気を呼び込む力を持つのです。

運気について

盛り塩は単なる習慣ではなく、あなたの人生を支えるさまざまな運気と深く結びついています。正しいやり方で盛り塩を取り入れることで、金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運といった多方面の運気を底上げすることができるのです。

金運

盛り塩を玄関に置くことで、良い金運を招き入れる土台が整います。玄関は財運の気が入ってくる場所なので、ここを清浄に保つことで金銭的なチャンスが巡ってきやすくなるのです。

さらに、金運を高めたいなら、盛り塩の近くに金色や黄色の小物を置いてみましょう。色の持つエネルギーと塩の浄化力が相乗効果を生み、財運の流れがより強まります

定期的に新しい塩に交換することも、金運アップには欠かせません。古い塩をそのままにしておくと、停滞したエネルギーが金運の巡りを阻害してしまいます。

恋愛運

恋愛運を高めるには、玄関だけでなくリビングの南東の方角に盛り塩を置くのが効果的です。南東は風水で人間関係と縁を司る方位とされており、良縁を引き寄せる力があります。

盛り塩を置く器には、ピンクや白といった柔らかい色合いのものを選ぶと、恋愛運がさらに上昇します。塩の浄化力によって過去の恋愛の澱みが取り除かれ、新しい出会いを受け入れる準備が整うのです。

また、恋愛運を意識するなら、盛り塩と一緒にペアの小物や花を飾ると、パートナーシップのエネルギーが活性化されます。清らかな空間が、素敵な出会いと深い絆を運んできてくれるでしょう。

家庭運

家族が集まるリビングの四隅に小さな盛り塩を配置すると、家庭内の調和が保たれます。四隅に置くことで空間全体の気が安定し、家族間のコミュニケーションが円滑になるのです。

キッチンに盛り塩を置くことも、家庭運には効果的です。キッチンは家族の健康と幸せを育む場所なので、ここの気を整えることで家族全員の絆が深まります

盛り塩を交換する際は、家族みんなで感謝の気持ちを込めて行うとよいでしょう。その習慣自体が家族の絆を強め、温かい家庭の雰囲気を作り出します

仕事運

仕事運を高めたいなら、自宅の書斎や仕事スペースの入口付近に盛り塩を置きましょう。仕事に取り組む前に清浄な気に触れることで、集中力と判断力が研ぎ澄まされます

玄関の盛り塩も仕事運に影響します。良いビジネスチャンスや人脈は外からやってくるものなので、玄関を清らかに保つことが成功への第一歩です。

盛り塩を置く際には、北の方角を意識すると仕事運がさらに上昇します。北は風水でキャリアと関係が深い方位とされており、この方角の気を整えることで職場での評価や昇進につながるのです。

健康運

健康運を高めるには、トイレや浴室といった水回りに盛り塩を置くことが効果的です。これらの場所は体の浄化と関係が深く、気の流れを整えることで心身の健康が保たれます

玄関の盛り塩も、外から持ち込まれる病気や邪気を防ぐ役割を果たします。特に季節の変わり目や流行病が気になる時期には、こまめに塩を交換して家全体の防衛力を高めましょう。

寝室には盛り塩を置かないのが基本ですが、廊下や寝室の外側に置くことで、休息空間の周辺の気を清浄に保てます。良質な睡眠が得られる環境を整えることが、健康運アップの土台となるのです。

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