「盛り塩の場所」の風水と3つの注意点

家に盛り塩を置きたいけれど、どこに置けば良いのか迷っていませんか。せっかく盛り塩を用意しても、場所を間違えると効果が半減してしまうかもしれません。

今回は盛り塩を置く場所について、風水の観点から詳しく解説していきます。正しい場所に盛り塩を置くことで、あなたの住まいに良い気を呼び込み、運気アップにつなげることができるでしょう。

「盛り塩の場所」の風水

盛り塩を置く場所には、風水上の明確な法則があります。適切な場所を選ぶことで、邪気を払い、良い気を呼び込む効果を最大限に引き出すことができるのです。盛り塩を置くのに適した場所は次の3つです。

  • 玄関の両脇または外側
  • 水回りのスペース
  • 気の滞りやすい場所

これらの場所は特に気の流れが重要になる空間です。以下で詳しく見ていきましょう。

玄関の両脇または外側

玄関は気の入り口であり、良い気も悪い気も通り抜ける重要な場所です。玄関の両脇や外側に盛り塩を置くことで、外から入ってくる邪気を浄化し、良い気だけを家の中に招き入れることができます。

理想的な位置は、玄関を入って左右の隅、または玄関ドアの外側の両脇です。マンションやアパートで外に置けない場合は、玄関を入ってすぐの内側でも構いません。

盛り塩を置く際は、人の動線を邪魔しないように配慮しましょう。小さな白い皿に盛り塩を載せて、目立ちすぎず清潔感のある状態を保つことが効果を持続させる秘訣です。

水回りのスペース

キッチン、洗面所、トイレといった水回りは、気が停滞しやすく邪気が溜まりやすい場所とされています。これらの場所に盛り塩を置くことで、空間を清浄に保ち、悪い気の影響を最小限に抑えることができるのです。

キッチンでは流し台の隅やコンロの近く、トイレでは便器から離れた隅、洗面所では洗面台の端などが適しています。水が直接かからない場所を選ぶことが重要です。

水回りの盛り塩は特にこまめな交換が必要になります。湿気の影響を受けやすいため、週に1回程度の交換を心がけると、常に清浄な状態を維持できるでしょう。

気の滞りやすい場所

部屋の隅、階段の下、クローゼットの中など、気が滞りやすい場所にも盛り塩は効果的です。こうした場所は空気の流れが悪く、陰の気が溜まりやすくなっています。

特に部屋の四隅は気が停滞しやすいポイントです。寝室やリビングの隅に小さな盛り塩を置くことで、部屋全体の気の流れを整えることができます。

また、長期間使っていない収納スペースや、日当たりの悪い場所にも盛り塩を置くと良いでしょう。ただし、置きっぱなしにせず、定期的に交換することで効果が持続します。

「盛り塩の場所」に関する3つの注意点

盛り塩を置く場所を選ぶ際には、風水の観点から気をつけるべきポイントがあります。間違った場所に置くと、かえって気の流れを乱してしまう可能性があるのです。盛り塩の場所に関する注意点は次の3つです。

  • 寝室や神棚の近くは避ける
  • 直射日光が当たる場所は避ける
  • 置きっぱなしにしない

これらの注意点を守ることで、盛り塩の効果を正しく発揮させることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

寝室や神棚の近くは避ける

寝室のベッドの近くに盛り塩を置くのは避けるべきです。盛り塩は邪気を吸収する性質があるため、就寝中のあなたの気まで吸い取ってしまう恐れがあります。

神棚の近くに盛り塩を置くことも、神聖な空間の気を乱す可能性があるため好ましくありません。神棚には神棚専用のお供え物を置き、盛り塩は別の場所に設置しましょう。

もし寝室全体の気を整えたい場合は、ベッドから離れた部屋の隅に小さく置く程度にとどめます。寝室はリラックスして休息する場所ですから、過度な浄化作用は必要ないのです。

直射日光が当たる場所は避ける

直射日光が長時間当たる場所に盛り塩を置くと、塩が早く溶けたり変質したりしてしまいます。風水では、盛り塩が本来の形を保っていることが効果を発揮する条件の一つとされています。

窓際や日当たりの良い場所に置く場合は、直射日光を避けられる工夫をしましょう。カーテンの陰になる位置や、家具の影に配置すると良いでしょう。

また、盛り塩が湿気を吸って固まったり、形が崩れたりした場合は、効果が失われたサインです。すぐに新しい盛り塩に交換し、常に清潔で美しい状態を保つことが大切になります。

置きっぱなしにしない

盛り塩は邪気を吸収し続けるため、定期的な交換が不可欠です。古い盛り塩を放置すると、吸収した邪気が飽和状態になり、逆に悪い気を放出してしまうことがあります。

基本的には1週間から2週間に1度の交換が理想的です。水回りなど湿気の多い場所では週に1回、玄関など乾燥した場所では2週間に1回を目安にすると良いでしょう。

古い盛り塩は、白い紙に包んで可燃ごみとして処分するか、水に溶かして流すのが一般的な方法です。感謝の気持ちを込めて処分することで、次の盛り塩もより効果を発揮してくれるでしょう。

運気について

盛り塩を適切な場所に置くことは、単に邪気を払うだけでなく、さまざまな運気を高める効果があります。場所によって特に影響を与える運気が異なるため、あなたが高めたい運気に合わせて置く場所を工夫することもできるのです。

金運

玄関に盛り塩を置くことは、金運アップに直結します。玄関から入ってくる財運のエネルギーを浄化し、良い金運だけを呼び込むことができるのです。

特に玄関の左側に盛り塩を置くと、収入が増える効果が高まるとされています。右側は支出を抑える効果があるため、両側に置くことでバランスの取れた金運を育てることができます。

また、金庫や財布を保管する場所の近くに小さな盛り塩を置くのも効果的です。金運の気を清浄に保ち、お金が出ていきにくい環境を作ることができるでしょう。

恋愛運

恋愛運を高めたい場合は、リビングの南東の隅に盛り塩を置くと良いでしょう。南東は人間関係や縁を司る方位であり、良縁を引き寄せる効果があります。

玄関に盛り塩を置くことも、新しい出会いを呼び込む効果があります。清らかなエネルギーで玄関を満たすことで、素敵な人との縁が舞い込みやすくなるのです。

パートナーとの関係を深めたい場合は、トイレや洗面所の盛り塩をこまめに交換しましょう。水回りの気を清浄に保つことで、二人の関係に悪い影響を与える要素を取り除くことができます。

家庭運

家庭運を安定させるには、キッチンに盛り塩を置くことが効果的です。キッチンは家族の健康と豊かさを育む場所であり、ここの気を整えることで家庭全体の調和が生まれます。

リビングの気の滞りやすい隅にも盛り塩を置くと良いでしょう。家族が集まる空間の気を清浄に保つことで、家族間のコミュニケーションが円滑になり、温かい雰囲気が育まれます。

家族の誰かが体調を崩しやすい、あるいは気分が沈みがちな場合は、その人の部屋の入口付近に盛り塩を置いてみてください。悪い気の影響を軽減し、家族全員が元気に過ごせる環境を作ることができるでしょう。

仕事運

仕事運を高めたい場合は、書斎や仕事部屋の北側に盛り塩を置くと効果的です。北は仕事運を司る方位であり、集中力や判断力を高める効果があります。

玄関の盛り塩も、新しい仕事のチャンスや良いビジネスパートナーとの出会いを引き寄せます。特に独立して仕事をしている人は、玄関の気を常に清浄に保つことが成功への近道です。

デスクの引き出しに小さな盛り塩を入れておくのも良い方法です。ただし、仕事道具と直接触れないように小皿に乗せ、月に1回は交換するようにしましょう。

健康運

健康運を高めるには、トイレや洗面所などの水回りに盛り塩を置くことが最も効果的です。水回りは健康を損なう邪気が溜まりやすい場所であり、ここを清浄に保つことで家族全員の健康を守ることができます。

寝室の気の流れを整えたい場合は、ベッドから離れた部屋の隅に控えめに盛り塩を置きましょう。質の良い睡眠を促し、疲労回復を助ける環境を作ることができます。

また、体調を崩しやすい季節の変わり目には、玄関の盛り塩をいつもより頻繁に交換すると良いでしょう。外から入ってくる病気の気を遮断し、家の中を健やかな空間に保つことができるのです。

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