盛り塩を始めてみたものの、皿の色選びで迷っていませんか。白い皿が一般的だと聞いたけれど、他の色でも良いのか気になりますよね。実は盛り塩の皿の色には、風水的に深い意味があり、選び方次第で運気の流れが大きく変わってくるのです。
今回は「盛り塩の皿の色」に関する風水の知識と、実践する際の注意点について詳しくお伝えします。正しい色選びを知ることで、あなたの空間により良い気を呼び込めるようになりますから、ぜひ最後まで読んでみてください。
「盛り塩の皿の色」の風水
盛り塩の皿の色は、浄化の力を左右する風水上の重要なポイントとなります。色にはそれぞれ固有のエネルギーがあり、盛り塩の効果を高めたり弱めたりする働きを持っているのです。風水における盛り塩の皿の色に関する基本的な知識は次の3つです。
- 白い皿が持つ浄化と清浄のエネルギー
- 色付きの皿が運気に与える影響
- 素材と色の組み合わせによる相乗効果
それぞれの色が持つ意味を理解することで、あなたの目的に合った盛り塩を設置できるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。
白い皿が持つ浄化と清浄のエネルギー
白は風水において最も純粋で清らかなエネルギーを持つ色とされています。盛り塩の皿に白を選ぶことで、塩本来の浄化作用を最大限に引き出せるのです。白い皿は邪気を払い、空間をリセットする力が特に強く、初めて盛り塩を行う方には最適な選択と言えます。
また白は光を反射する性質があるため、良い気を拡散させる効果も持っています。玄関や水回りなど、邪気が溜まりやすい場所に白い皿の盛り塩を置くと、清浄な空間を保ちやすくなるでしょう。白は他のどんな色とも調和するため、インテリアを選ばず使えるという利点もあります。
ただし白い皿を使う場合は、汚れが目立ちやすいという点に注意が必要です。皿が汚れていると浄化の力が弱まってしまいますから、こまめに洗って清潔に保つことを心がけてください。白い皿は盛り塩の基本形として、まず最初に取り入れたい色なのです。
色付きの皿が運気に与える影響
白以外の色を選ぶ場合、それぞれの色が持つエネルギーを理解することが欠かせません。青い皿は仕事運や学業運を高め、冷静な判断力をもたらす効果があります。緑の皿は健康運や家庭運を上げ、心身のバランスを整える働きをしてくれるでしょう。
赤やピンクの皿は恋愛運や人間関係運を活性化させますが、火のエネルギーが強すぎて塩の浄化作用を弱める可能性があります。黄色や金色の皿は金運アップに効果的で、特に西側や北西側に置くとその力を発揮するのです。ただし色付きの皿を使う際は、その場所に必要な運気を見極めることが求められます。
黒や茶色など暗い色の皿は、風水的にはあまり推奨されません。これらの色は陰のエネルギーが強く、盛り塩の浄化作用を妨げてしまう恐れがあるからです。色付きの皿を使うなら、明るく清潔感のある色を選ぶことを忘れないでください。
素材と色の組み合わせによる相乗効果
皿の色だけでなく、素材との組み合わせも風水では重視されます。陶器の白い皿は土のエネルギーを持ち、安定感と浄化の力を兼ね備えているのです。磁器の白い皿はより繊細なエネルギーを持ち、細やかな気の流れを整える効果があります。
ガラスの皿は透明感があり、気の流れを妨げない性質を持っています。白や青のガラス皿は、特に水回りや窓際に置くと良い効果をもたらすでしょう。金属製の皿は金のエネルギーが強く、金運や仕事運を高めたい場所に適しています。
木製の皿は自然のエネルギーを持ち、健康運や成長運を高める働きがあります。ただし木製の場合は、塩の湿気で劣化しやすいため、定期的な交換が必要です。素材と色の両方を考慮することで、盛り塩の効果を最大限に引き出せるのです。
「盛り塩の皿の色」に関する3つの注意点
盛り塩の皿の色を選ぶ際には、いくつか気をつけるべき点があります。色選びを誤ると、かえって運気を下げてしまう結果になりかねません。風水における盛り塩の皿の色に関する注意点は次の3つです。
- 複数の色を混在させない
- 場所ごとに適切な色を選ぶ
- 皿の汚れや破損を放置しない
これらの注意点を守ることで、盛り塩の効果を安定して保てるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。
複数の色を混在させない
一つの空間に異なる色の盛り塩の皿を置くのは避けるべきです。色にはそれぞれ異なるエネルギーがあり、複数の色が混在すると気の流れが乱れてしまいます。例えば玄関に白い皿と赤い皿の盛り塩を同時に置くと、浄化のエネルギーと活性化のエネルギーがぶつかり合い、どちらの効果も半減してしまうのです。
もし複数箇所に盛り塩を設置したい場合は、部屋ごとに目的を明確にして色を選びましょう。リビングは家庭運重視で緑の皿、寝室は健康運重視で白の皿というように、場所ごとに統一することをおすすめします。一つの部屋には一つの色の皿だけを使うという原則を守ってください。
また盛り塩を交換する際も、皿の色は変えない方が良いでしょう。色を変えることで、その場所に根付いた気のパターンがリセットされてしまいます。一度選んだ色は、できるだけ継続して使い続けることが風水では推奨されているのです。
場所ごとに適切な色を選ぶ
盛り塩を置く場所の性質と、皿の色のエネルギーを合わせることが肝心です。玄関は家全体の気の入口ですから、白い皿で純粋な浄化を行うのが基本となります。トイレや浴室などの水回りには、青や白の皿を使って停滞した気を流すことが効果的でしょう。
キッチンは火と水のエネルギーがぶつかる場所なので、調和を保つために白や緑の皿が適しています。寝室には白の皿を置いて、疲れを癒やし心身をリセットする空間にしてください。書斎や仕事部屋には青の皿を選ぶと、集中力が高まり仕事運が上昇します。
逆に、その場所に合わない色を選んでしまうと、運気が滞ったり悪化したりする恐れがあるのです。例えば寝室に赤い皿を置くと、気が活性化しすぎて安眠を妨げてしまいます。場所の目的と色のエネルギーをしっかり照らし合わせて選ぶことを忘れないでください。
皿の汚れや破損を放置しない
盛り塩の皿が汚れていたり、ひび割れていたりすると、浄化の効果が大幅に低下します。汚れた皿は邪気を吸い込んだ状態になっており、新たな浄化作用を発揮できません。特に白い皿は汚れが目立ちやすいので、塩を交換するタイミングで必ず皿も洗うようにしましょう。
ひび割れた皿は気の流れを乱す原因となり、かえって悪い気を引き寄せてしまいます。どんなに気に入った皿でも、破損したらすぐに新しいものに取り替えることが必要です。皿の交換を惜しむと、盛り塩全体の効果が無駄になってしまいますから、注意してください。
また皿の裏側も忘れずに清潔に保つことが大切です。裏側に埃が溜まると、そこから悪い気が発生してしまいます。月に一度は皿を丁寧に洗い、しっかり乾かしてから使うという習慣をつけましょう。清潔な皿を使い続けることが、盛り塩の効果を長く保つ秘訣なのです。
運気について
盛り塩の皿の色は、様々な運気と深く結びついています。色選びを工夫することで、あなたが特に高めたい運気を効果的にサポートできるのです。ここからは金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運それぞれについて、色との関わりを詳しく見ていきましょう。
金運
金運を高めたいなら、黄色や金色の皿を使った盛り塩が効果的です。これらの色は富や繁栄を象徴し、お金の気を引き寄せる力を持っています。特に家の西側や北西側、あるいは財布を置く場所の近くに設置すると、金運アップの効果が高まるでしょう。
ただし黄色や金色の皿を使う場合は、皿そのものの品質にも気を配る必要があります。安っぽい皿では金運を呼び込む力が弱まってしまいますから、ある程度しっかりした作りのものを選んでください。陶器や磁器の黄色い皿は、安定した金運をもたらしてくれます。
また金運を意識するあまり、家中に黄色の皿の盛り塩を置きすぎないよう注意しましょう。金のエネルギーが過剰になると、かえってお金の出入りが激しくなり、貯蓄ができなくなってしまいます。金運アップの盛り塩は一箇所に絞って、他の場所では白い皿でバランスを取ることをおすすめします。
恋愛運
恋愛運を高めたい場合、淡いピンクや桃色の皿を選ぶと良いでしょう。ピンクは愛情や優しさを象徴する色で、良縁を引き寄せる力があります。寝室の東南側や、玄関の内側に設置すると、素敵な出会いや良好な関係を育む手助けになるのです。
ただし濃い赤やショッキングピンクの皿は避けた方が賢明です。これらの色はエネルギーが強すぎて、恋愛面でトラブルを招いたり、感情が不安定になったりする可能性があります。あくまで柔らかく優しい色合いのピンクを選ぶことで、穏やかで長続きする恋愛運を育てられるでしょう。
また恋愛運アップの盛り塩は、清潔さと美しさを保つことが特に重要です。皿やその周辺が汚れていると、良縁が遠のいてしまいますから、いつも綺麗にしておいてください。ピンクの皿に白い塩を盛った姿は見た目にも可愛らしく、自然と心が癒やされる効果もあるのです。
家庭運
家庭運を安定させたいなら、緑色や白い皿の盛り塩が最適です。緑は調和と成長を象徴し、家族の絆を深める働きがあります。リビングや食卓の近くに緑の皿の盛り塩を置くと、家族のコミュニケーションが円滑になり、温かい雰囲気が生まれるでしょう。
白い皿も家庭運には効果的で、家全体の気を清浄に保つ役割を果たします。特に家族が集まる場所や玄関に白い皿の盛り塩を設置すると、外から持ち込まれる邪気を払い、家庭内の空気を明るく保てるのです。白と緑の皿を場所によって使い分けることで、より強固な家庭運を築けます。
家庭運を重視する場合、盛り塩の交換は家族の誰かと一緒に行うと良いでしょう。家族で協力して盛り塩を管理することで、家族の結束がさらに強まります。皿の色と同じくらい、家族みんなで家を大切にする気持ちが家庭運を高める鍵となるのです。
仕事運
仕事運を高めたいなら、青や白の皿を使った盛り塩が効果的です。青は知性や冷静さを象徴し、的確な判断力や集中力を高める働きがあります。書斎やデスクの近く、あるいは仕事道具を置く場所に青い皿の盛り塩を設置すると、業務効率が上がり、良い成果を出しやすくなるでしょう。
白い皿の盛り塩も仕事運には有効で、職場の人間関係を円滑にする効果があります。特に対人関係でストレスを感じている場合は、白い皿で浄化を行うことで、余計な摩擦を減らせるのです。青と白、どちらを選ぶかは、あなたが仕事で最も必要としている要素を考えて決めてください。
また仕事運アップの盛り塩は、定期的な交換を怠らないことが肝心です。古い塩をそのままにしておくと、停滞した気が溜まり、仕事の進みが悪くなってしまいます。週に一度は塩を交換し、常に新鮮なエネルギーを保つことで、仕事での成功を引き寄せられるのです。
健康運
健康運を高めたい場合、白い皿が最も効果的な選択となります。白は浄化の力が強く、体内に溜まった邪気や疲労を取り除く働きをしてくれるのです。寝室や浴室など、心身を休める場所に白い皿の盛り塩を置くことで、質の良い睡眠や回復力の向上が期待できるでしょう。
緑の皿も健康運には良い影響を与え、特に心の健康やストレス軽減に役立ちます。リビングやベランダなど、リラックスできる空間に緑の皿の盛り塩を設置すると、心身のバランスが整いやすくなるのです。自然のエネルギーを取り込んで、穏やかな毎日を過ごせるようになります。
健康運重視の盛り塩は、清潔さを徹底することが何より重要です。皿や周辺が汚れていると、かえって健康運を損ねてしまいますから、こまめに掃除をしてください。体調を崩しやすい季節の変わり目には、特に丁寧に盛り塩を管理することで、病気を遠ざける効果が高まるのです。
