日々の暮らしの中で、なんだか運気が下がっている気がする、最近良いことが起こらないと感じていませんか。もしかすると、知らず知らずのうちに風水的にやってはいけないことをしてしまっているのかもしれません。
今回は、風水の観点から絶対に避けるべき行動や習慣について、詳しく解説していきます。これらを知っておくことで、あなたの運気を下げる要因を取り除き、より良い毎日を送ることができるでしょう。
「やってはいけないこと」の風水
風水において、やってはいけないとされる行動や習慣には、運気の流れを妨げたり、悪い気を溜め込んでしまったりする共通点があります。特に気をつけるべきポイントは次の3つです。
- 玄関や水回りを汚れたままにすること
- 壊れたものや使わないものを放置すること
- 部屋の中心や鬼門に不要なものを置くこと
これらは日常生活の中でついやってしまいがちですが、風水では運気を大きく下げる原因となります。以下で詳しく見ていきましょう。
玄関や水回りを汚れたままにすること
玄関は気の入り口であり、家全体の運気を左右する最も大切な場所です。ここが汚れていたり、靴が散乱していたりすると、良い気が入ってこられず、悪い気ばかりが溜まってしまいます。
水回りも同様に、風水ではとても重視される場所です。キッチン、浴室、トイレなどが不潔な状態だと、金運や健康運が大きく低下します。特にトイレは悪い気が発生しやすい場所なので、常に清潔を保つことが必須です。
毎日の掃除は面倒に感じるかもしれませんが、玄関と水回りだけでも清潔に保つことを心がけてください。これだけで運気の流れは大きく変わります。
壊れたものや使わないものを放置すること
壊れた時計、割れた食器、着なくなった服など、使わなくなったものを家の中に置き続けるのは避けるべきです。これらは停滞した気を発生させ、あなたの運気を停滞させてしまいます。
特に壊れたものは、「壊れている」という状態そのものが負のエネルギーを持っています。修理する予定がないなら、思い切って処分することが運気アップにつながります。
クローゼットの奥に眠っている服や、引き出しの中の使わない小物も同じです。定期的に見直して、本当に必要なものだけを残すようにしましょう。
部屋の中心や鬼門に不要なものを置くこと
部屋の中心は気が集まる場所であり、家全体のエネルギーの要です。ここに大きな家具や不要なものを置くと、気の流れが滞り、運気が循環しなくなります。
鬼門(北東)と裏鬼門(南西)も風水では特に気をつけるべき方位です。これらの場所にゴミ箱やトイレ、汚れたものを置くと、悪い気が増幅されて家全体に広がります。
できるだけ部屋の中心は開けておき、鬼門と裏鬼門は清潔に保つことを意識してください。観葉植物を置くなど、浄化作用のあるアイテムを活用するのも効果的です。
「やってはいけないこと」に関する3つの注意点
風水的にやってはいけないことを避ける際には、ただ禁止事項を守るだけでなく、その背景にある理論を理解することが肝心です。注意すべきポイントは次の3つです。
- 一度に完璧を目指さないこと
- 他人の運気を下げる行為をしないこと
- 風水を言い訳にして行動を止めないこと
これらの注意点を守ることで、風水の効果を最大限に引き出すことができます。以下で詳しく見ていきましょう。
一度に完璧を目指さないこと
風水のタブーをすべて一度に改善しようとすると、ストレスになってしまい、かえって逆効果です。完璧主義になりすぎて疲れてしまうと、それ自体が悪い気を生み出してしまいます。
まずは玄関だけ、トイレだけなど、一つの場所から始めてみてください。小さな変化でも、継続することで確実に運気は上がっていきます。
風水は長く続けることに意味があります。無理なく取り組める範囲から始めて、徐々に範囲を広げていくことをおすすめします。
他人の運気を下げる行為をしないこと
自分の運気を上げようとするあまり、他人に悪影響を与えてはいけません。例えば、共有スペースを独占したり、隣人に迷惑をかけるような配置をしたりするのは避けるべきです。
風水の本質は、調和とバランスにあります。自分だけが良ければいいという考え方は、結局自分にも悪い気となって返ってきます。
周囲との関係を大切にしながら、みんなが心地よく過ごせる環境を作ることが、本当の意味での運気アップにつながります。
風水を言い訳にして行動を止めないこと
風水を気にしすぎて、何もできなくなってしまうのは本末転倒です。方位が悪いから引っ越しできない、今日は良くない日だから何もしないといった極端な考え方は避けましょう。
風水はあなたの人生をサポートするツールであり、人生を制限するものではありません。基本的なポイントを押さえつつ、自分らしく前向きに行動することが何より大切です。
迷ったときは、清潔にすること、整理整頓することという基本に立ち返ってください。これだけでも十分に効果があります。
運気について
やってはいけないことを避けるだけでなく、積極的に運気を上げる工夫を取り入れることで、より豊かな人生を送ることができます。ここからは、各運気との関係について具体的に見ていきましょう。
金運
金運を下げる最大の要因は、財布や金銭に関わる場所が汚れていることです。古いレシートでパンパンになった財布、小銭が散乱した引き出しなどは、お金のエネルギーを停滞させます。
財布は定期的に整理し、使わないカードやレシートは取り除いてください。また、玄関の右側(金運の方位)を清潔に保ち、黄色や金色のアイテムを置くと効果的です。
キッチンも金運に直結する場所です。コンロとシンクを清潔に保ち、冷蔵庫の中も整理整頓することで、お金の巡りが良くなります。
恋愛運
恋愛運を妨げるのは、寝室の乱れや、過去の恋愛に関する品を残し続けることです。元恋人からもらったものや、別れた後の写真などは、新しい縁を遠ざけてしまいます。
寝室は恋愛運の中心となる場所なので、常に清潔で心地よい空間を保ちましょう。ベッドリネンはこまめに洗濯し、ピンクやオレンジなど暖かい色を取り入れると良いです。
玄関に鏡を置く場合は、入って右側に設置してください。左側に置くと恋愛運が逃げてしまうとされています。
家庭運
家庭運を下げるのは、家族が集まるリビングやダイニングが散らかっていることです。共有スペースが乱雑だと、家族の気持ちもバラバラになってしまいます。
リビングの中心部分は特に気をつけて、大きな家具を置かず、開放的な空間を保ちましょう。家族写真を飾る場合は、笑顔の写真を選び、南西の方位に飾ると家庭円満につながります。
ダイニングテーブルは常にきれいにしておき、食事の時間を大切にしてください。一緒に食事をすることで、家族の絆が深まり、良い気が循環します。
仕事運
仕事運を妨げるのは、デスク周りの乱雑さや、仕事道具の手入れを怠ることです。パソコンのキーボードが汚れていたり、書類が山積みになっていたりすると、集中力が低下し、チャンスを逃します。
デスクは毎日仕事を始める前に軽く拭き、必要なものだけを置くようにしましょう。北側に仕事スペースを設けると、集中力が高まり、キャリアアップにつながります。
名刺入れや筆記用具など、仕事で使うアイテムは質の良いものを選び、丁寧に扱ってください。道具を大切にすることで、仕事運も上昇します。
健康運
健康運を下げる最大の要因は、寝室と浴室の環境です。質の良い睡眠が取れない寝室や、カビの生えた浴室は、体調不良を引き起こします。
寝室は換気を心がけ、寝具は清潔に保ちましょう。枕の向きは北か東が理想的で、頭を南に向けて寝るのは避けるべきです。
浴室は使用後に必ず換気し、水気を拭き取る習慣をつけてください。観葉植物や炭を置くことで、湿気を吸収し、清浄な空気を保つことができます。