「西のダメな色」の風水と3つの注意点

西の方角に何色を使えばいいのか迷っていませんか。風水では方角ごとに相性の良い色と避けるべき色があり、西も例外ではありません。特に西は金運を司る重要な方角であるため、色選びを間違えると運気に影響が出てしまいます。

今回は西のダメな色について、風水の観点から詳しく解説していきます。どのような色を避けるべきなのか、そしてその理由を知ることで、あなたの住まいの運気を守ることができるでしょう。最後まで読んで、西の方角を整える参考にしてください。

「西のダメな色」の風水

西の方角で避けるべき色について、風水では明確な指針があります。西は五行思想において「金」の気を持つ方角であり、この気と相性の悪い色を配置すると運気の流れが乱れてしまうのです。

風水で西に使ってはいけないとされる主な色は次の3つです。

  • 赤色
  • 青色
  • 黒色

これらの色を西に配置すると、金運をはじめとするさまざまな運気に悪影響を及ぼします。以下で詳しく見ていきましょう。

赤色

赤色は五行思想において「火」の気を象徴する色です。火は金を溶かしてしまうため、金の気を持つ西の方角とは最も相性が悪い色といえます。西に赤色を配置すると、金運が燃やされて散財しやすくなってしまうのです。

カーテンやクッション、インテリア小物など、西側に赤いアイテムを置いている場合は注意が必要です。特に鮮やかな赤やビビッドな赤は影響が強く、知らず知らずのうちにお金が出ていく状況を作り出してしまいます。もし西に赤色のアイテムがあるなら、別の場所に移動させることをおすすめします。

ただし、ピンクやベージュなど赤みを帯びた淡い色であれば、それほど神経質になる必要はありません。避けるべきは純粋な赤色や、炎を連想させるような強い赤です。西の方角では金運を守るためにも、赤色の使用を控えましょう。

青色

青色は五行思想で「水」の気を表す色であり、西の金の気とは相克の関係にあります。水は金を冷やして錆びさせてしまうため、西に青色を配置すると金運の輝きが失われてしまうのです。特に濃い青や紺色は影響が強く、注意が必要です。

西側の部屋に青いカーテンやラグを敷いている場合、金運が停滞しやすくなります。また、青色は冷たさを感じさせる色でもあるため、西の持つ豊かさや実りのエネルギーを冷え込ませてしまいます。人間関係においても、温かみが失われて距離感が生まれやすくなるでしょう。

水色や淡い青であれば影響は軽減されますが、それでも西には避けたほうが無難です。青色のアイテムは北や東の方角に配置すると、むしろ良い効果を発揮します。西の方角では、金の気を活かす色を選ぶようにしてください。

黒色

黒色も青色と同様に「水」の気を持つ色です。黒は水の気の中でも特に陰の性質が強く、西に配置すると金運を暗く沈ませてしまいます。金運が停滞するだけでなく、予期せぬ出費や損失を招きやすくなるのです。

西側にブラックインテリアを多用している場合、部屋全体の雰囲気が重くなり、運気の流れも滞りがちになります。特に家具や大きなアイテムに黒色を使っていると、その影響は顕著に表れるでしょう。黒は洗練された印象を与える色ですが、西の方角においては逆効果になってしまいます。

ただし、ワンポイントとして小さな黒いアイテムを置く程度であれば、それほど問題はありません。避けるべきは黒を基調とした配色や、広い面積を占める黒いアイテムです。西では明るく温かみのある色を中心に、金運を育てる環境を整えましょう。

「西のダメな色」に関する3つの注意点

西の方角でダメな色を使わないようにするには、いくつかの注意点があります。色そのものだけでなく、配置の仕方や組み合わせによっても影響は変わってきます。風水を実践する上で押さえておくべきポイントを理解しておきましょう。

西のダメな色に関する注意点は次の3つです。

  • 面積の広いアイテムほど影響が大きい
  • 複数のダメな色を組み合わせない
  • 季節の飾りにも気を配る

これらのポイントを意識することで、より効果的に西の運気を整えることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

面積の広いアイテムほど影響が大きい

西のダメな色は、使用する面積によって影響の度合いが大きく変わります。カーテンやラグ、壁紙など広い面積を占めるアイテムに避けるべき色を使うと、その分だけ金運への悪影響も増幅されてしまいます。小さな小物であれば影響は限定的ですが、大きなアイテムには特に注意が必要です。

もし西側の窓に赤や青のカーテンを使っているなら、早めに色を変えることをおすすめします。カーテンは部屋の印象を大きく左右するだけでなく、風水的にも影響力の強いアイテムです。西には白やベージュ、黄色など金の気と相性の良い色を選ぶと、金運を高めることができます。

同様に、ソファやベッドカバーなど大型家具の色にも配慮しましょう。これらは視覚的にも存在感があり、空間のエネルギーに与える影響が大きいのです。西の方角では、面積の広いアイテムから優先的に色を見直していくことが効果的です。

複数のダメな色を組み合わせない

西で避けるべき色を複数同時に使うと、悪影響が重なってさらに運気が下がります。赤と青、青と黒といった組み合わせは、それぞれの色が持つマイナスの効果を強め合ってしまうのです。インテリアの配色を考える際は、ダメな色を重ねないよう気をつけましょう。

たとえば西側の部屋に青いカーテンと黒いソファを置いている場合、水の気が過剰になり金運が極端に冷え込みます。お金の巡りが悪くなるだけでなく、仕事での評価も得にくくなるでしょう。複数のダメな色が混在している空間では、早急に改善することをおすすめします。

どうしてもその色のアイテムを使いたい場合は、西以外の方角に移動させてください。色には適材適所があり、ある方角でダメな色でも別の方角では良い効果を発揮することがあります。西の方角には金の気を損なわない色だけを配置し、調和の取れた空間を作りましょう。

季節の飾りにも気を配る

季節ごとに飾りを変える習慣がある場合、西に置く飾りの色にも注意が必要です。クリスマスや夏のインテリアなど、季節感を演出する際に赤や青を使うことは多いですが、西の方角では避けたほうが賢明です。せっかく普段は良い色を使っていても、季節の飾りで台無しにしてしまってはもったいありません。

たとえばクリスマスシーズンに西側に赤い飾りをたくさん置くと、その期間中は金運が低下してしまいます。年末年始は出費が増える時期でもあるため、より一層の注意が必要です。季節の飾りを楽しみたいなら、西には金色や白、シルバーなど金の気と調和する色を選びましょう。

また、夏に涼しげな青いインテリアを西に配置するのも避けてください。見た目には爽やかでも、風水的には金運を冷やしてしまいます。季節の変化を楽しみながらも、方角ごとの特性を忘れずに配色を工夫することで、一年を通じて良い運気を保つことができます。

運気について

西の方角と色の関係は、金運だけでなくさまざまな運気に影響を与えます。適切な色を選ぶことで、人生の各分野において運気を高めることができるのです。ここからは、西のダメな色を避けることで得られる運気アップの効果について見ていきましょう。

金運

西は風水において金運を司る最も重要な方角です。ダメな色を避けて適切な色を配置することで、収入の増加や貯蓄の安定につながります。赤色を避けることで散財を防ぎ、青色や黒色を避けることで金運の停滞を防ぐことができるのです。

西に白やベージュ、黄色といった金の気を強める色を使うと、お金の巡りが良くなります。臨時収入のチャンスが増えたり、投資で良い結果が出やすくなったりするでしょう。また、無駄遣いが減り、自然と貯蓄が増えていくことも期待できます。

さらに西の金運を高めるには、丸みのあるアイテムや光るものを置くのも効果的です。ただし、色選びが基本となるため、まずはダメな色を排除することから始めましょう。西を整えることで、経済的な安定と豊かさを手に入れることができます。

恋愛運

西のダメな色を避けることは、恋愛運の向上にもつながります。赤色を避けることで感情の激しさや衝動的な行動を抑え、冷静で安定した関係を築きやすくなるのです。恋愛においては情熱も大切ですが、西での赤色は過度な感情を引き起こし、トラブルの原因になります。

青色や黒色を避けることで、関係の冷え込みを防ぐことができます。これらの色は心理的な距離を生み出し、パートナーとのコミュニケーションを難しくしてしまうのです。西に温かみのある色を配置することで、愛情深く穏やかな関係を育むことができるでしょう。

また、西は楽しみや喜びをもたらす方角でもあります。適切な色を使うことで、二人の時間がより充実し、笑顔の絶えない関係を築けます。恋愛運を高めたいなら、西の配色に気を配ることが効果的です。

家庭運

西のダメな色を排除することは、家庭内の平和と調和にも良い影響を与えます。赤色がもたらす攻撃性や衝動性を避けることで、家族間での口論や対立が減少します。穏やかな雰囲気が生まれ、お互いを思いやる気持ちが育まれるのです。

青色や黒色を避けることで、家庭に温かみが戻ります。これらの色は冷たい印象を与え、家族の絆を弱めてしまいます。西に明るく優しい色を配置することで、家族が自然と集まりたくなるような居心地の良い空間が生まれるでしょう。

また、西は子どもの成長にも関係する方角です。適切な色を使うことで、子どもの情緒が安定し、健やかに育つ環境が整います。家庭運を高めたいなら、西の色選びに注意を払いましょう。

仕事運

西のダメな色を避けることは、仕事での成功にもつながります。赤色を避けることで、焦りや無理な判断を防ぎ、着実に成果を積み重ねることができるのです。冷静さを保ちながら、的確な決断を下せるようになります。

青色や黒色を避けることで、仕事への情熱やモチベーションを維持しやすくなります。これらの色は気持ちを冷やしてしまい、やる気の低下につながります。西に活力を与える色を配置することで、前向きに仕事に取り組める環境が整うのです。

また、西は収穫や実りの方角でもあります。適切な色を使うことで、努力が報われやすくなり、評価や昇進のチャンスが増えるでしょう。仕事運を高めたいなら、西の配色を見直すことから始めてください。

健康運

西のダメな色を排除することは、心身の健康維持にも役立ちます。赤色を避けることで、血圧の上昇やストレスの蓄積を防ぐことができます。精神的な興奮が抑えられ、リラックスした状態を保ちやすくなるのです。

青色や黒色を避けることで、体の冷えを防ぎ、免疫力を維持できます。これらの色は体感温度を下げる効果があり、特に冷え性の人には悪影響を与えます。西に温かみのある色を使うことで、体が温まり、健康的な生活を送ることができるでしょう。

また、西は呼吸器系や口に関係する方角とされています。適切な色を配置することで、これらの部位の健康を守ることができます。健康運を高めたいなら、西の色選びにも気を配りましょう。

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