「盛り塩の置き場所」の風水と3つの注意点

盛り塩を置いてみたいけれど、どこに置けばいいのか迷っていませんか。玄関がいいと聞いたことはあるけれど、他の場所ではダメなのか、複数置いてもいいのか、具体的な置き方がわからず不安を感じているかもしれません。

今回は、盛り塩の置き場所に関する風水の知識と、実践する際の注意点について詳しくお伝えします。正しい場所に盛り塩を置くことで、あなたの家に良い気を呼び込み、運気を高めることができるでしょう。

「盛り塩の置き場所」の風水

盛り塩の置き場所は、風水において家全体の気の流れを左右する重要な要素です。適切な場所に置くことで、邪気を払い、良い気を呼び込む効果が格段に高まります。

風水の観点から見た盛り塩の置き場所として特に効果的なのは次の3つです。

  • 玄関の両脇または外側
  • 家の四隅
  • 水回りや鬼門の方角

これらの場所は、それぞれ異なる役割を持ちながら、家全体の気を整える力を持っています。以下で詳しく見ていきましょう。

玄関の両脇または外側

玄関は家の顔であり、あらゆる気が出入りする最も重要な場所です。良い気も悪い気も、すべてこの玄関を通って家の中に入ってきます。

盛り塩を玄関の両脇、または玄関の外側に置くことで、悪い気を家に入れない結界のような役割を果たします。特に玄関ドアを開けた時に左右対称になるように置くと、バランスの取れた気の流れが生まれるのです。

マンションなどで玄関の外に置けない場合は、玄関を入ってすぐの両脇に置くとよいでしょう。訪れる人の邪気を払い、家族が外から持ち帰る悪い気も浄化してくれます。

家の四隅

家の四隅は、風水において気が溜まりやすく、よどみやすい場所とされています。ここに盛り塩を置くことで、家全体の気の循環を促し、空間全体を浄化する効果が得られるのです。

四隅すべてに置くのが理想的ですが、難しい場合は対角線上の二隅だけでも構いません。特に部屋の隅は掃除が行き届きにくく、陰の気が溜まりがちなので、盛り塩による浄化が非常に効果的です。

リビングや寝室など、長時間過ごす部屋の四隅に置くと、その空間で過ごす時間の質が向上します。家族が自然と笑顔になり、穏やかな気持ちで過ごせるようになるでしょう。

水回りや鬼門の方角

水回りは湿気が多く、陰の気が溜まりやすい場所です。特にトイレやお風呂場、キッチンのシンク周りは、こまめな浄化が必要になります。

鬼門とされる北東の方角や、裏鬼門の南西の方角も、邪気が入りやすいとされる場所です。これらの場所に盛り塩を置くことで、家全体のエネルギーバランスを整え、悪い気の侵入を防ぐことができます。

水回りに置く場合は、湿気で塩が固まらないよう、小皿に盛るのではなく、通気性のある容器を使うとよいでしょう。定期的に交換することで、常に新鮮な浄化のエネルギーを保つことができます。

「盛り塩の置き場所」に関する3つの注意点

盛り塩は正しく置けば強力な浄化効果を発揮しますが、置き方を誤ると逆効果になることもあります。風水の観点から気をつけるべきポイントを押さえておくことが不可欠です。

盛り塩の置き場所に関して風水で特に注意するべきことは次の3つです。

  • 寝室の枕元には置かない
  • 直射日光が当たる場所は避ける
  • 複数の場所に置く際はバランスを考える

これらの注意点を守ることで、盛り塩の効果を最大限に引き出すことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

寝室の枕元には置かない

盛り塩は邪気を払う強力な浄化作用を持つため、寝ている間のあなたのエネルギーにも影響を与えます。枕元に置くと、浄化作用が強すぎて、かえって安眠を妨げる原因になってしまうのです。

睡眠中は心身が無防備な状態であり、この時間に強い浄化のエネルギーにさらされると、体が休まらず疲れが取れません。朝起きた時にだるさを感じたり、夢見が悪くなったりする可能性があります。

寝室に盛り塩を置きたい場合は、ベッドから離れた部屋の隅や、入口付近に置くようにしましょう。適度な距離を保つことで、寝室全体を浄化しながらも、あなたの睡眠を妨げることはありません。

直射日光が当たる場所は避ける

直射日光が当たる場所に盛り塩を置くと、塩が乾燥しすぎて本来の浄化作用が失われてしまいます。風水では、盛り塩は適度な湿気を保ちながら、ゆっくりと邪気を吸収していくものと考えられているのです。

日光によって急激に乾燥した塩は、エネルギーを吸収する力を失い、ただの塩の山になってしまいます。また、極端に乾燥すると塩が風で飛び散り、せっかく吸収した邪気が周囲に拡散してしまう恐れもあるのです。

盛り塩を置く場所は、直射日光の当たらない明るい日陰を選びましょう。窓際に置きたい場合は、カーテンで日差しを和らげるなど、適度な光環境を整えることが大切です。

複数の場所に置く際はバランスを考える

盛り塩を複数の場所に置く場合、その配置のバランスが非常に重要になります。一箇所だけに集中させたり、偏った配置にすると、家全体の気の流れが乱れてしまうのです。

例えば、玄関周りにばかり盛り塩を置いて、家の奥に全く置かないと、入口で気が滞り、家の中まで良い気が流れません。また、同じ部屋に何個も置くと、その部屋だけが浄化されすぎて、他の部屋とのエネルギーバランスが崩れます。

理想的なのは、家全体を見渡して、気の流れが均等になるように配置することです。玄関、リビング、水回りなど、異なる役割を持つ場所にバランスよく配置し、家全体の調和を保ちましょう。

運気について

盛り塩の置き場所は、単に邪気を払うだけでなく、あなたのさまざまな運気にも深く関わっています。適切な場所に盛り塩を置き、風水の知恵を活かすことで、金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運すべてを高めることができるのです。

金運

金運を高めたい場合は、玄関と家の西側に盛り塩を置くことが効果的です。玄関は金運の入り口であり、ここに盛り塩を置くことで、財を呼び込む良い気を家の中に招き入れることができます。

西は風水において金運を司る方角とされており、この方角に盛り塩を置くと、お金の巡りが良くなります。特に西側にキッチンや水回りがある場合、盛り塩で浄化することで、金運の流出を防ぐことができるでしょう。

また、財布や通帳を保管している場所の近くに小さな盛り塩を置くのも効果的です。金銭に関わるものを守り、無駄遣いを防ぐ守護の役割を果たしてくれます。

恋愛運

恋愛運を上げるには、家の南東と南西に盛り塩を置くことをおすすめします。南東は縁を呼び込む方角であり、新しい出会いや良縁を引き寄せる力があるのです。

南西は裏鬼門とされる方角ですが、ここを浄化することで、過去の恋愛の傷や人間関係のわだかまりを清算できます。心がすっきりと浄化されることで、新しい恋に前向きになれるでしょう。

寝室の入口付近に盛り塩を置くのも効果的です。寝室は愛情を育む場所であり、その入口を浄化することで、パートナーとの関係がより深まり、愛情に満ちた時間を過ごせるようになります。

家庭運

家庭運を高めるには、リビングと家の中心に近い場所に盛り塩を置くことが効果的です。リビングは家族が集まる場所であり、ここを浄化することで、家族間のコミュニケーションが円滑になります。

家の中心は太極と呼ばれ、家全体のエネルギーの中枢です。この場所に盛り塩を置くことで、家族全員の運気が調和し、家庭内のトラブルが減少します。

ダイニングテーブルの近くに盛り塩を置くのもよいでしょう。食事は家族の絆を深める大切な時間であり、その空間を浄化することで、和やかな雰囲気の中で食事を楽しめるようになります。

仕事運

仕事運を上げたい場合は、玄関と家の北側に盛り塩を置くことをおすすめします。北は仕事運やキャリアを司る方角であり、この方角を浄化することで、職場での評価が上がり、昇進や転職のチャンスが巡ってくるでしょう。

書斎や仕事部屋がある場合は、その部屋の入口とデスクの対角線上に盛り塩を置くと効果的です。集中力が高まり、創造的なアイデアが湧きやすくなります。

玄関の盛り塩を定期的に交換することも仕事運アップにつながります。常に新鮮な気を取り入れることで、仕事での新しいチャンスや人脈を引き寄せることができるのです。

健康運

健康運を高めるには、トイレやお風呂場などの水回りと、家の東側に盛り塩を置くことが効果的です。東は健康を司る方角であり、朝日のエネルギーと相まって、生命力を高めてくれます。

水回りは湿気や陰の気が溜まりやすく、健康運を下げる原因になります。ここに盛り塩を置いて定期的に交換することで、病気や体調不良を遠ざけることができるでしょう。

寝室の四隅に小さな盛り塩を置くのもおすすめです。睡眠の質が向上し、疲れがしっかりと取れるようになります。ただし、枕元は避け、適度な距離を保つことを忘れないでください。

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