部屋に飾っている絵が、実は運気を下げているかもしれないと感じていませんか。風水では、絵の種類や飾り方によって、空間のエネルギーが大きく変わるとされています。
今回は、風水的に避けるべき絵と、その理由について詳しく解説していきます。この記事を読むことで、あなたの住まいに適した絵の選び方がわかり、運気アップへとつなげることができるでしょう。
「絵(NG)」の風水
風水において避けるべきとされる絵には、いくつかの共通点があります。これらの絵は、空間に停滞したエネルギーや負の気を生み出し、住む人の運気を下げてしまう可能性があるのです。
- 暗く陰鬱なモチーフの絵
- 攻撃的・破壊的な印象を与える絵
- 枯れた植物や朽ちたものを描いた絵
こうした絵を避けることで、空間に良い気が流れるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。
暗く陰鬱なモチーフの絵
暗い色調で描かれた絵や、悲しみや孤独を感じさせるモチーフの絵は、風水では避けるべきとされています。こうした絵は、空間に重く沈んだエネルギーをもたらし、住む人の気持ちまで暗くしてしまうからです。
特に、嵐や暗い夜、泣いている人物などを描いた作品は注意が必要です。これらの絵を長時間眺めることで、無意識のうちにネガティブな感情が蓄積されていきます。
あなたの部屋に飾る絵は、明るく前向きな気持ちになれるものを選びましょう。光に満ちた風景や、穏やかな表情の人物画などがおすすめです。
攻撃的・破壊的な印象を与える絵
刀や銃といった武器、激しい戦闘シーン、猛獣が獲物を襲う場面などを描いた絵は、風水では凶とされます。これらの絵は、空間に攻撃的なエネルギーを発生させ、住む人の心を不安定にするのです。
また、爆発や崩壊といった破壊的なモチーフも同様に避けるべきです。こうした絵を飾ることで、人間関係のトラブルや予期せぬアクシデントを引き寄せてしまう恐れがあります。
平和で調和のとれた空間を作るためには、穏やかで優しい印象の絵を選ぶことが大切です。花や小動物、のどかな田園風景などが適しています。
枯れた植物や朽ちたものを描いた絵
枯れた花、朽ちた建物、廃墟などを描いた絵は、衰退や終わりを象徴するため風水では好ましくありません。こうしたモチーフは、発展や成長のエネルギーとは正反対の性質を持っているのです。
たとえ芸術的に優れた作品であっても、枯れた植物や錆びた金属などを主題にした絵は避けましょう。これらは、あなたの運気の流れを停滞させ、新しいチャンスが訪れにくくなります。
生命力あふれる新鮮な植物や成長していく様子を描いた絵を選ぶことで、空間に活気が生まれます。特に春の花や若葉は、新しい始まりを象徴する縁起の良いモチーフです。
「絵(NG)」に関する3つの注意点
風水的に避けるべき絵を飾らないだけでなく、絵の扱い方にも気を配る必要があります。適切な管理を怠ると、せっかくの良い絵も運気を下げる原因になってしまうのです。
- 古くなった絵をそのまま飾り続けない
- 絵の配置場所を慎重に選ぶ
- 複数の絵を無計画に飾りすぎない
これらの注意点を守ることで、絵が持つ本来の力を最大限に引き出せます。以下で詳しく見ていきましょう。
古くなった絵をそのまま飾り続けない
長年飾っている絵は、色褪せたり、ほこりが溜まったりして、新鮮なエネルギーを失っていきます。風水では、古くなって活力を失ったものは、空間の気を停滞させると考えられているのです。
特に、破れやシミがある絵、額縁が傷んでいる絵は早めに交換しましょう。こうした状態の絵を飾り続けることは、あなた自身の運気の衰えを象徴してしまいます。
定期的に絵を新しいものに変えることで、空間に新鮮な気が流れ込みます。季節ごとに絵を入れ替えるのも、運気の流れを活性化させる良い方法です。
絵の配置場所を慎重に選ぶ
どんなに良い絵でも、配置する場所を間違えると逆効果になることがあります。特に寝室には、激しい動きを感じさせる絵や、目が合う人物画は避けるべきです。
玄関は家の顔であり、気の入り口でもあるため、明るく前向きな印象の絵を飾りましょう。一方、トイレや浴室のような水回りには、水のモチーフの絵を飾ると気が流れすぎて運気が逃げてしまいます。
リビングには家族が集まるため、調和や団らんを象徴する絵が適しています。それぞれの部屋の役割に合わせて絵を選ぶことが、運気アップの鍵です。
複数の絵を無計画に飾りすぎない
壁一面に何枚もの絵を飾ると、空間のエネルギーが乱れてしまいます。風水では、適度な余白が気の流れをスムーズにすると考えられているのです。
特に、異なるテーマやスタイルの絵を無秩序に並べると、視覚的にも落ち着かない空間になってしまいます。これは、住む人の心を散漫にし、集中力や判断力を低下させる原因となるのです。
一つの部屋には、メインとなる絵を一枚か二枚程度に絞りましょう。シンプルな配置を心がけることで、絵が持つメッセージがより明確に伝わり、運気への良い影響も大きくなります。
運気について
絵は単なる装飾品ではなく、あなたの運気に直接働きかける力を持っています。適切な絵を選び、正しく配置することで、金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運といったさまざまな運気を高めることができるのです。
金運
金運を高めたいなら、豊かさや繁栄を象徴する絵を選びましょう。黄色や金色を基調とした絵、実りの秋を描いた風景画、満開の花などが効果的です。
特に、西の方角に金色の額縁に入れた絵を飾ると、金運アップの効果が高まります。ただし、水が大量に流れる滝の絵は、お金が流れ出ることを象徴するため避けてください。
財布や通帳を保管する場所の近くに、豊かさを感じさせる絵を飾ることもおすすめです。毎日その絵を目にすることで、潜在意識に豊かさのイメージが刷り込まれ、金運を引き寄せやすくなります。
恋愛運
恋愛運を上げるには、ピンクや赤といった暖色系の絵が適しています。特にバラや桜などの美しい花の絵は、愛情運を高める効果があるとされているのです。
寝室の南東の方角に、ペアで描かれたモチーフの絵を飾ると良縁に恵まれます。二羽の鳥、二匹の魚、二本の木など、対になっているものが恋愛運アップに効果的です。
ただし、孤独な人物画や、別れを連想させる夕暮れの風景などは避けましょう。あなたの恋愛運を高めるためには、温かく幸せな印象を与える絵を選ぶことが何より大切です。
家庭運
家庭運を高めるには、家族の団らんや調和を象徴する絵を選びましょう。穏やかな風景画や、仲睦まじい動物の親子を描いた絵などが適しています。
リビングの中心から見える位置に、円や丸いモチーフを含む絵を飾ると、家族の絆が深まります。円は調和と完全性を象徴し、家庭内の争いを減らす効果があるのです。
また、家族全員が好きな絵を選ぶことも大切です。誰かが不快に感じる絵を飾ると、その人のエネルギーが下がり、家庭全体の運気にも悪影響を及ぼしてしまいます。
仕事運
仕事運を上げるには、上昇や成長をイメージさせる絵が効果的です。青空に向かって伸びる木、山の頂上、上へ飛んでいく鳥などのモチーフが適しています。
書斎や仕事部屋の東の方角に、こうした絵を飾ることで、キャリアアップや新しいチャンスが訪れやすくなります。青や緑といった集中力を高める色の絵もおすすめです。
逆に、下向きのモチーフや沈んでいく太陽を描いた絵は避けましょう。これらは衰退を象徴し、あなたの仕事運を下げてしまう可能性があります。
健康運
健康運を高めるには、生命力あふれる植物や清々しい自然の風景を描いた絵が適しています。特に緑豊かな森林や、澄んだ水の流れる川などの絵は、心身を癒す効果があるのです。
寝室には、穏やかで落ち着いた色調の絵を選びましょう。青や緑を基調とした絵は、質の良い睡眠を促し、疲労回復を助けてくれます。
ただし、病気や怪我を連想させる絵は絶対に避けてください。風水では、イメージしたものが現実化すると考えられているため、健康的で活力に満ちた絵を選ぶことが何より大切です。

