カレンダーをどの方向に向けて置けばいいのか悩んでいませんか。家やオフィスでカレンダーを設置する際、なんとなく壁に掛けているかもしれませんが、実は風水では向きが運気に大きな影響を与えるとされています。
今回は、カレンダーの向きに関する風水の基本知識と、気をつけるべき注意点について詳しくお伝えします。正しい知識を身につけることで、日々の運気を向上させることができるでしょう。
「カレンダーの向き」の風水
カレンダーの向きに関する風水では、方角と配置場所が運気の流れを左右する鍵となります。風水におけるカレンダーの向きで特に重要なポイントは次の3つです。
- 東向きに配置することで成長と発展の気を取り入れる
- 南向きに設置すると人気運と名声運がアップする
- 北西向きの配置により責任感と決断力が高まる
これらの方角にはそれぞれ異なる意味があり、あなたの目標や願いに応じて選択することが大切です。以下で詳しく見ていきましょう。
東向きに配置することで成長と発展の気を取り入れる
東は太陽が昇る方角であり、風水では新しい始まりと成長を象徴する方位とされています。カレンダーを東向きに配置することで、毎日新鮮な気持ちでスタートを切ることができます。
この配置は特に新しい事業を始める人や、学習に取り組んでいる方におすすめです。東の気は向上心を刺激し、継続的な成長をサポートしてくれます。
また、東向きのカレンダーは健康運の向上にも効果があるとされています。朝の清々しいエネルギーを受けることで、身体と心の調和を保つことができるでしょう。
南向きに設置すると人気運と名声運がアップする
南は火の気を持つ方角として知られ、情熱と創造性を高める効果があります。カレンダーを南向きに設置することで、周囲からの評価や注目度が向上します。
この配置は営業職や接客業の方、芸術活動に携わる人に特におすすめです。南の気は表現力を豊かにし、人とのコミュニケーション能力を高めてくれます。
ただし、南向きのカレンダーは適度な距離感を保つことが大切です。火の気が強すぎると感情的になりやすくなるため、バランスを考えながら配置しましょう。
北西向きの配置により責任感と決断力が高まる
北西は金の気を持つ方角で、リーダーシップと権威を象徴します。カレンダーを北西向きに配置することで、責任感が強くなり、的確な判断力を身につけることができます。
この方角は管理職の方や経営者、チームをまとめる立場にある人に最適です。北西の気は冷静さと威厳をもたらし、周囲からの信頼を得やすくなります。
また、北西向きのカレンダーは金運の向上にも効果があるとされています。計画的な資産管理や投資判断において、良い結果をもたらしてくれるでしょう。
「カレンダーの向き」に関する3つの注意点
カレンダーの向きを決める際に避けるべき配置があり、運気を下げてしまう可能性があります。風水の観点から気をつけるべき注意点は次の3つです。
- トイレやキッチンの正面に向けて配置しない
- 階段の上り口や下り口の真正面を避ける
- 鏡と向かい合わせの位置に置かない
これらの配置は気の流れを乱し、本来得られるはずの良い効果を妨げてしまいます。以下で詳しく見ていきましょう。
トイレやキッチンの正面に向けて配置しない
トイレは汚れた気が集まりやすい場所とされ、カレンダーがその正面を向いていると悪い気を取り込んでしまいます。せっかく良い方角に向けていても、不浄な場所からの影響で効果が相殺されてしまいます。
キッチンも火と水の気が混在する場所のため、カレンダーが直接向き合うのは好ましくありません。特にコンロの正面にカレンダーを向けると、火の気が強くなりすぎて感情の起伏が激しくなる傾向があります。
これらの場所の正面を避け、少し角度をずらして配置することで問題を解決できます。完全に正面でなければ、悪影響を最小限に抑えることができるでしょう。
階段の上り口や下り口の真正面を避ける
階段は気の流れが激しい場所であり、カレンダーが階段の正面を向いていると気が安定しません。特に上り口の正面に向けると、せっかくの良い気が階段を駆け上がって散ってしまいます。
下り口の正面も同様に問題があり、運気が下降する暗示となってしまいます。カレンダーは安定した気の流れがある場所に配置することが大切です。
階段周辺にカレンダーを設置する場合は、階段と平行な向きにするか、斜めの角度で配置することをおすすめします。こうすることで気の流れを妨げることなく、良い効果を得られます。
鏡と向かい合わせの位置に置かない
鏡とカレンダーが向かい合っていると、気がお互いに反射し合って混乱状態になってしまいます。風水では鏡は気を跳ね返す性質があるとされ、カレンダーの持つ良い気も反射されてしまいます。
この配置は特に時間の感覚に影響を与え、スケジュール管理が困難になる可能性があります。予定が立てにくくなったり、時間の使い方が非効率になったりする傾向が見られます。
鏡とカレンダーの間には適度な距離を保ち、直接向き合わないように配置しましょう。どうしても同じ壁面に設置したい場合は、高さを変えるなどの工夫で対処できます。
運気について
カレンダーの向きは日々の生活に密着しているため、各種の運気に与える影響も大きくなります。適切な向きと配置を心がけることで、金運・恋愛運・家庭運・仕事運・健康運すべてにおいて良い変化を期待できるでしょう。
金運
金運を向上させたい場合は、カレンダーを北西または西向きに配置することが効果的です。これらの方角は金の気を持ち、財運の向上をサポートしてくれます。
カレンダーの近くに金色の小物や、きちんと整理された通帳を置くとより効果が高まります。毎月の予算管理や支出計画をカレンダーに書き込むことで、計画的な金銭管理ができるようになります。
また、カレンダーに収入や臨時収入があった日付を記録しておくと、お金の流れを意識する習慣が身につきます。この習慣が金運アップの基盤となるでしょう。
恋愛運
恋愛運を高めるには、カレンダーを南西または東南向きに設置するのがおすすめです。南西は結婚運を、東南は出会い運を向上させる効果があります。
カレンダーの周囲にピンクや白の花を飾ると、恋愛に関する良い気がより強くなります。デートの予定やお相手との記念日をカレンダーに可愛らしく書き込むことで、恋愛への意識が高まります。
パートナーがいる方は、二人の写真をカレンダーの近くに飾ることで関係がより深まります。単身の方は理想の相手の条件をカレンダーに書いておくと、良い出会いに恵まれやすくなるでしょう。
家庭運
家庭運の向上には、カレンダーを家族が集まるリビングの南西向きに配置することが最適です。この方角は家族の絆を深め、家庭内の調和をもたらします。
家族全員の予定を色分けしてカレンダーに記入すると、お互いのスケジュールを把握しやすくなります。誕生日や記念日を目立つように書き込むことで、家族への愛情表現も自然に増えていきます。
月に一度は家族会議の日を設け、カレンダーを見ながら翌月の計画を立てることをおすすめします。この習慣により家族のコミュニケーションが活発になり、絆がより深まるでしょう。
仕事運
仕事運を上げるためには、カレンダーをデスクの北向きまたは東向きに設置しましょう。北は集中力を、東は成長力を高める効果があり、業務効率の向上につながります。
重要な会議や締切日を目立つ色でマークし、達成した日には達成マークを付けることで成功体験を積み重ねられます。昇進や転職を希望する場合は、目標達成日をカレンダーに書き込んでおくと実現しやすくなります。
また、カレンダーの近くに観葉植物を置くと、仕事に対するモチベーションが持続します。緑の気が疲労を癒し、創造性を高めてくれるでしょう。
健康運
健康運の向上には、カレンダーを東向きに配置することが最も効果的です。東は生命力と活力を象徴する方角であり、心身の健康維持をサポートしてくれます。
運動予定や健康診断の日程をカレンダーに記入し、実行できた日にはチェックマークを付けることで健康意識が高まります。季節の変わり目には体調管理のポイントをメモしておくと、病気の予防につながります。
カレンダーの周囲に空気清浄効果のある植物を配置すると、より良い気の循環が生まれます。毎日の体重や歩数をカレンダーに記録する習慣をつけると、健康管理が楽しくなるでしょう。

