お部屋にキャンドルを飾りたいけれど、風水的にはどこに置けばいいのか迷っていませんか。せっかく素敵なキャンドルを用意したのに、置き場所を間違えて運気を下げてしまったら残念ですよね。
今回はキャンドルの置き場所について、風水の観点から詳しく解説していきます。正しい知識を身につけることで、キャンドルがあなたの運気アップの強力な味方となるでしょう。
「キャンドルの置き場所」の風水
キャンドルは風水において火の気を持つアイテムとして、非常に強力なエネルギーを秘めています。適切な場所に置くことで、様々な運気を向上させる効果が期待できるのです。
風水的に効果的なキャンドルの置き場所は次の3つです。
- 玄関の右側(入って右手側)
- リビングの南側または南東側
- 寝室の枕元から離れた場所
これらの場所にキャンドルを配置することで、それぞれ異なる運気の向上が期待できます。以下で詳しく見ていきましょう。
玄関の右側(入って右手側)
玄関は家全体の運気の入り口となる重要な場所です。特に右側は陽の気が強く、キャンドルの火の気と相性が抜群となります。
ここにキャンドルを置くことで、家に入ってくる良い気を活性化し、邪気を払う効果が生まれます。来客時にも良い印象を与え、人間関係の運気向上にもつながるのです。
ただし、玄関は風通しが良い場所を選び、キャンドルが倒れる心配のない安定した台の上に置くようにしましょう。
リビングの南側または南東側
リビングの南側は火の気を司る方位であり、キャンドルとの相性は最高です。南東側は風の気を持つ方位で、キャンドルの炎が風に揺れることで気の流れが活発になります。
この場所にキャンドルを置くことで、家族全体の活力がアップし、コミュニケーションも円滑になるでしょう。また、創造性や直感力を高める効果も期待できます。
テレビボードの上や窓際の棚など、家族が自然に目にする場所に置くことで、より効果を実感しやすくなります。
寝室の枕元から離れた場所
寝室にキャンドルを置く場合は、枕元から離れた場所を選ぶことが肝心です。具体的には、足元側やドレッサーの上などが適しています。
枕元から離すことで、火の気が強すぎることによる睡眠の妨げを避けながら、リラックス効果を得ることができます。特に恋愛運や美容運の向上に効果的とされています。
就寝前にキャンドルを灯すことで、一日の疲れを癒し、質の良い睡眠へと導いてくれるでしょう。
「キャンドルの置き場所」に関する3つの注意点
キャンドルの置き場所を選ぶ際には、風水的な効果を最大限に活かすために気をつけるべき点があります。間違った場所に置いてしまうと、せっかくの良い気が台無しになってしまうこともあるのです。
キャンドルを置く際に注意すべき点は次の3つです。
- 水回り(キッチン、バスルーム、トイレ)には置かない
- 北側や北東側には置かない
- 電化製品の近くには置かない
これらの注意点を守ることで、キャンドルの持つ良いエネルギーを存分に活用できるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。
水回り(キッチン、バスルーム、トイレ)には置かない
水回りは水の気が強い場所で、火の気を持つキャンドルとは相性が良くありません。五行思想において水は火を消すとされており、キャンドルの効果を著しく減少させてしまいます。
特にトイレは陰の気が強く、キャンドルの陽の気と激しく対立してしまいます。また、キッチンでは火の気が過剰になり、家族関係に摩擦を生じさせる原因となることもあります。
どうしても水回りに香りを楽しみたい場合は、キャンドルではなく、木の気を持つディフューザーやポプリを選ぶようにしましょう。
北側や北東側には置かない
北側は水の気を司る方位で、キャンドルの火の気と相克する関係にあります。ここにキャンドルを置くと、気のバランスが崩れ、健康運や金運に悪影響を及ぼす可能性があります。
北東側は鬼門と呼ばれる方位で、もともと不安定なエネルギーが流れています。この場所にキャンドルを置くと、火の気が暴走し、家族間のトラブルや突発的な問題を引き起こしやすくなるのです。
これらの方位にアロマを楽しみたい場合は、土の気を持つ陶器のディフューザーなどを選ぶことをおすすめします。
電化製品の近くには置かない
電化製品は強い電磁波を発しており、キャンドルの自然なエネルギーを乱してしまいます。特にテレビやパソコン、電子レンジなどの近くは避けるべきです。
また、電化製品の熱によってキャンドルが変形したり、溶けたりする実用上の問題も生じます。安全面からも、最低50センチメートル以上は離して置くようにしましょう。
キャンドルの効果を最大限に発揮させるためには、自然の素材で作られた家具の上や、木製の棚などに置くことをおすすめします。
運気について
キャンドルは風水において多様な運気と深く関わっており、置き場所や使い方を工夫することで様々な運気の向上が期待できます。火の気が持つ活性化の力と、炎の揺らぎが生み出すリラックス効果の組み合わせが、あなたの人生に豊かな変化をもたらしてくれるでしょう。
金運
金運アップを狙うなら、西側にゴールドやイエローのキャンドルを置くことが効果的です。西は金の気を司る方位で、キャンドルの火の気が金運を活性化させてくれます。
特に満月の夜にキャンドルを灯すことで、月のエネルギーと組み合わさり、臨時収入や投資運の向上が期待できます。ただし、毎日灯すのではなく、週に2〜3回程度に留めることで効果が持続しやすくなります。
キャンドルホルダーは真鍮や金色の金属製のものを選ぶと、さらに金運アップ効果が高まるでしょう。
恋愛運
恋愛運を高めたい場合は、寝室の南東側にピンクやレッドのキャンドルを置きましょう。南東は風の気を持つ方位で、恋愛のご縁を運んでくれるとされています。
パートナーがいる方は、二人で一緒にキャンドルの灯りを眺める時間を作ることで、関係がより深まります。シングルの方は、新月の夜にキャンドルを灯しながら理想のパートナー像を思い描くと良いでしょう。
ローズやジャスミンなどの香りがついたキャンドルを選ぶと、さらに恋愛運アップの効果が期待できます。
家庭運
家族の調和を願うなら、リビングの中央部分にオレンジやベージュのキャンドルを置くことをおすすめします。これらの色は土の気を表し、家族の絆を深めて安定をもたらしてくれます。
家族が集まる夕食時にキャンドルを灯すことで、会話が弾み、お互いの理解が深まるでしょう。また、家族の誕生日や記念日にキャンドルを使った特別な演出を行うと、家庭運がさらに向上します。
バニラやシナモンなど、温かみのある香りのキャンドルを選ぶと、家族みんながリラックスできる空間を作ることができます。
仕事運
仕事運を向上させたい場合は、書斎や仕事部屋の東側にブルーやグリーンのキャンドルを置きましょう。東は木の気を司る方位で、成長や発展のエネルギーを持っています。
集中力を高めたいときは、ユーカリやミントなどのスッキリとした香りのキャンドルがおすすめです。また、新しいプロジェクトを始める前にキャンドルを灯すことで、創造性やひらめきが向上するでしょう。
キャンドルの炎を見つめることで心が落ち着き、重要な判断を下す際にも冷静になれるため、仕事での成功率が高まります。
健康運
健康運アップには、寝室の東南側にラベンダーやカモミールなどのリラックス効果のあるキャンドルを置くことが効果的です。質の良い睡眠は健康の基本であり、キャンドルの穏やかな灯りが自然な眠りへと導いてくれます。
ストレスが溜まっているときは、お風呂上がりにキャンドルを灯しながら深呼吸をする習慣を作りましょう。炎の揺らぎを見つめることで副交感神経が優位になり、心身の緊張がほぐれていきます。
また、体調不良のときは無理にキャンドルを灯さず、回復してから再開することで、健康運の向上効果をより実感できるでしょう。

