「欠けた置物」の風水と3つの注意点

大切にしていた置物が欠けてしまったとき、そのまま飾り続けるか処分するか迷っているかもしれません。風水的にどのような影響があるのか、不安に感じている方も多いでしょう。

今回は欠けた置物が風水に与える影響と、運気を守るための具体的な対処法について詳しく解説していきます。この記事を読むことで、欠けた置物とどう向き合うべきか明確な答えが見つかるはずです。

「欠けた置物」の風水

欠けた置物は風水において、気の流れを乱す存在として扱われます。置物の欠損は単なる物理的な破損ではなく、エネルギーの欠如や不完全さを象徴するものです。

風水で押さえておくべき知識は次の3つです。

  • 欠けた置物は陰の気を発生させる
  • 置物の欠損部分から運気が漏れ出す
  • 置物の素材や欠け方で影響度が変わる

これらの知識を理解することで、欠けた置物への適切な対処ができるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。

欠けた置物は陰の気を発生させる

風水では完全なものが陽の気を、不完全なものが陰の気を生み出すとされています。欠けた置物は不完全な状態であるため、周囲に陰の気を放出し続けることになるのです。

陰の気が部屋に溜まると、住む人の活力が奪われやすくなります。なんとなく気分が晴れない、やる気が出ないといった状態が続くなら、欠けた置物が原因かもしれません。

特に玄関やリビングなど、家族が集まる場所に欠けた置物を飾っていると、家全体の運気が下がる傾向があります。陰の気は水が低いところに流れるように、家中に広がっていくからです。

置物の欠損部分から運気が漏れ出す

置物は本来、その形や素材によって特定の運気を呼び込む役割を果たします。しかし欠損があると、せっかく集めた良い気がそこから漏れ出してしまうのです。

コップに穴が開いていれば水が溜められないように、欠けた置物は運気を保持できません。むしろ置いておくことで、周囲の良い気まで吸い取って消耗させてしまう恐れがあります。

特に金運や恋愛運を呼び込むために飾っていた置物が欠けた場合、本来の効果が失われるだけでなく、逆効果になることもあります。置物の役割を考えると、欠損は致命的な問題といえるでしょう。

置物の素材や欠け方で影響度が変わる

全ての欠けた置物が同じ影響を与えるわけではありません。素材や欠け方によって、風水への影響度は大きく異なります。

陶器やガラスなど割れやすい素材の置物が欠けた場合、影響は比較的大きくなります。これらの素材は気を敏感に受け止める性質があるため、欠損による気の乱れも激しいのです。

一方、木製や石製の置物で小さな欠けであれば、影響は限定的です。ただし欠けが顔や重要な部分にある場合は、素材に関わらず早めの対処が必要になります。

「欠けた置物」に関する3つの注意点

欠けた置物を扱う際には、風水の観点から気をつけるべきポイントがあります。適切な対処をしないと、運気の低下を招く恐れがあるのです。

注意するべきポイントは次の3つです。

  • 欠けた置物を玄関に置かない
  • 感謝の気持ちなしに処分しない
  • 接着剤で修理して使い続けない

これらの注意点を守ることで、運気の悪化を防ぐことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

欠けた置物を玄関に置かない

玄関は家に入ってくる気の入口であり、風水で最も大切な場所の一つです。ここに欠けた置物を置くと、良い気が入ってこなくなってしまいます。

欠けた置物から発せられる陰の気が、玄関から入ろうとする陽の気を跳ね返してしまうのです。その結果、家全体に良い気が巡らず、運気が停滞する状態が続きます。

もし玄関に飾っていた置物が欠けてしまったら、すぐに別の場所に移すか処分しましょう。玄関は常に清浄な状態に保つことが、運気アップの基本なのです。

感謝の気持ちなしに処分しない

欠けた置物を処分する際、無造作に捨てるのは風水的に良くありません。置物はあなたの空間を守り、運気を支えてきた存在だからです。

処分する前には必ず、これまでの役割に対して感謝の気持ちを伝えましょう。白い紙や布で丁寧に包み、塩で清めてから処分すると、残留する気も浄化されます。

感謝なしに処分すると、物への無礼が巡り巡ってあなたの運気を下げることになります。丁寧な別れの儀式は、次の良い気を呼び込むための準備でもあるのです。

接着剤で修理して使い続けない

愛着がある置物だと、接着剤で修理して使い続けたくなるかもしれません。しかし風水の観点では、修理した置物も欠けた置物と同様に扱われます。

接着剤でつなげても、一度欠けた部分の気の流れは元に戻りません。むしろ継ぎ目から気が乱れて、さらに悪い影響を及ぼす可能性があります。

思い出深い置物であれば、写真に残してから処分するのがおすすめです。物理的な形にこだわるより、思い出として心に留めておく方が、風水的にも健全といえます。

運気について

欠けた置物への対処は、あなたの様々な運気に直接的な影響を与えます。適切に対応することで、金運や恋愛運をはじめとする各種の運気を守り、さらに高めることができるのです。

金運

欠けた置物は金運の流れを妨げ、お金が入ってきても留まらない状態を作り出します。特に財布や貯金箱の近くに欠けた置物があると、金運の漏れが加速するのです。

金運を守るためには、欠けた置物をすぐに処分し、その場所を清潔に保ちましょう。処分後には新しい植物や水晶を置くと、金運の流れが回復しやすくなります。

さらに金運を高めたいなら、西の方角に完全な状態の金色の置物を飾るのが効果的です。欠けのない美しい置物が、豊かさのエネルギーを呼び込んでくれます。

恋愛運

欠けた置物は人間関係にも悪影響を及ぼし、特に恋愛運を低下させます。不完全なエネルギーが、出会いの機会を遠ざけたり、既存の関係に亀裂を生じさせたりするのです。

恋愛運を回復させるには、寝室やリビングから欠けた置物を取り除くことが先決です。これらの場所は人間関係のエネルギーが集まる空間であり、清浄に保つ必要があります。

恋愛運アップのためには、処分後に東南の方角にペアの置物を飾りましょう。完全な一対の置物が、調和の取れた愛情を引き寄せてくれます。

家庭運

家庭運は家族全員の調和によって成り立つため、欠けた置物の影響を最も受けやすい運気です。欠損のエネルギーが家族間の不和や誤解を生み出しやすくなります。

家庭運を安定させるには、家族が集まるリビングや食卓周りの欠けた置物を優先的に処分しましょう。これらの空間が整うと、家族のコミュニケーションも自然と円滑になります。

家庭運を高めるためには、処分後に丸みを帯びた陶器の置物を飾るのがおすすめです。完全な丸い形は調和と円満を象徴し、家族の絆を深めてくれます。

仕事運

仕事運は集中力や判断力と密接に関わっており、欠けた置物の陰の気によってこれらの能力が鈍ります。特に書斎や仕事部屋に欠けた置物があると、成果が出にくくなるのです。

仕事運を守るためには、デスク周りや書斎から欠けた置物を速やかに撤去しましょう。視界に入る範囲に欠損のあるものがないだけで、思考がクリアになります。

仕事運をさらに高めたいなら、処分後に北の方角に黒や青の完全な置物を配置するのが効果的です。安定した形の置物が、着実なキャリアアップをサポートしてくれます。

健康運

健康運は生命エネルギーの流れそのものであり、欠けた置物の陰の気によって活力が奪われます。慢性的な疲労感や原因不明の体調不良は、欠けた置物が原因かもしれません。

健康運を回復させるには、寝室から欠けた置物を必ず取り除きましょう。睡眠中は無防備な状態で気の影響を受けやすいため、寝室の環境は特に重要なのです。

健康運を高めるためには、処分後に東の方角に緑色の完全な置物や観葉植物を置くのがおすすめです。生命力に満ちた完全な形が、あなたの健康を力強く支えてくれます。

「欠けた置物」の風水アイテム

「欠けた置物」の風水と親和性の高いアイテムはトパーズの数珠です。

トパーズの数珠は、霊的な視界をクリアにすると言われています。というのも、高い透明度が心の曇りを取り除き、高次元の意識と繋がりやすくするからです。

トパーズの数珠を手にして精神統一を行い、自分の本心と向き合うことを目指してみましょう。きっと迷いが吹っ切れ、魂が望む生き方へとシフトできるはずです。

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