「自分で描いた絵を飾る」の風水と3つの注意点

自分で描いた絵を部屋に飾ろうと考えているけれど、風水的にどうなのか気になっていませんか。せっかく心を込めて描いた作品だからこそ、良い気を呼び込む飾り方をしたいものです。

今回は、自分で描いた絵を飾る際の風水のポイントと、気をつけるべき注意点について詳しくお伝えします。この記事を読めば、あなたの作品が持つエネルギーを最大限に活かし、運気を高める飾り方が分かりますよ。

「自分で描いた絵を飾る」の風水

自分で描いた絵を飾ることは、風水において非常に良い効果をもたらします。特に押さえておきたいポイントは次の3つです。

• 描いた時の心の状態が絵に宿る
• 飾る場所によって運気への影響が変わる
• 絵のモチーフと方角の相性を考える

これらのポイントを理解することで、あなたの絵が持つ良い気を部屋全体に広げることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

描いた時の心の状態が絵に宿る

自分で描いた絵には、あなたが制作した時の感情やエネルギーがそのまま込められています。楽しい気持ちで描いた絵は明るい気を放ち、悲しい気持ちで描いた絵はその重い気を部屋に広げてしまうのです。

風水では、創作物には作り手の念が宿ると考えられています。つまり、あなたが心を込めて描いた絵は、他の誰かが描いた絵よりも強いエネルギーを持っているということです。

だからこそ、前向きな気持ちで描いた作品を選んで飾ることが運気アップの鍵となります。制作中に心地よい感覚があった絵を選ぶことで、その良い気があなたの空間を満たしてくれるでしょう。

飾る場所によって運気への影響が変わる

絵を飾る場所は、風水において非常に意味を持ちます。玄関に飾れば家全体の運気を左右し、寝室に飾れば休息の質や人間関係に影響を与えるのです。

リビングに飾る場合は、家族全員のコミュニケーションや調和に関わってきます。また、仕事部屋や書斎に飾れば、集中力や創造性、仕事運に直結する効果が期待できるでしょう。

それぞれの部屋が持つ役割と、絵が放つエネルギーの相性を考えることが必要です。明るく元気な絵はリビングに、落ち着いた雰囲気の絵は寝室にというように、場所に合わせた選び方をしてください。

絵のモチーフと方角の相性を考える

風水では、方角にはそれぞれ対応する五行のエネルギーがあります。東は木のエネルギー、南は火、西は金、北は水、そして中央は土のエネルギーを持っているのです。

あなたが描いた絵のモチーフも、これらの五行と関係しています。花や木を描いた絵は木のエネルギー、太陽や炎は火、山や大地は土、海や川は水、そして金属的な要素は金のエネルギーを持つと考えられます。

モチーフと方角を合わせることで、その絵が持つ力が最大限に引き出されます。たとえば、木を描いた絵を東に飾れば成長運が高まり、海を描いた絵を北に飾れば心の安定や知恵が育まれるでしょう。

「自分で描いた絵を飾る」に関する3つの注意点

自分で描いた絵を飾る際には、風水の観点から気をつけるべきことがあります。注意すべきポイントは次の3つです。

• ネガティブな感情で描いた絵は避ける
• 未完成の絵を飾らない
• 絵の向きや高さに配慮する

これらの注意点を守ることで、絵が持つマイナスのエネルギーを避けられます。以下で詳しく見ていきましょう。

ネガティブな感情で描いた絵は避ける

怒りや悲しみ、不安といった感情で描いた絵は、そのネガティブなエネルギーを部屋中に放ってしまいます。風水では、空間に漂う気が住む人の運勢に直接影響すると考えられているため、暗い気を持つ絵は避けるべきです。

もし過去に辛い時期に描いた作品があるなら、それを飾るのは控えましょう。作品自体を処分する必要はありませんが、人目につかない場所にしまっておくことをおすすめします。

描いた時の記憶を思い出してみて、心地よい気持ちになれる絵だけを選んでください。あなた自身が見て元気が出る、穏やかになれる作品こそが、良い風水をもたらしてくれます。

未完成の絵を飾らない

完成していない絵を飾ることは、風水では運気の停滞を招くとされています。未完成の状態は「中途半端」「終わらない」というエネルギーを持ち、あなたの物事の進展を妨げてしまうのです。

特に仕事運や勉強運に影響が出やすく、何をやっても最後まで仕上がらない状況を引き寄せてしまいます。また、目標達成への道のりが遠く感じられたり、やる気が続かなかったりする原因にもなるでしょう。

絵を飾る際は、必ず完成した作品を選んでください。もし今制作中の作品があるなら、きちんと仕上げてから飾ることで、達成のエネルギーを部屋に呼び込めます。

絵の向きや高さに配慮する

絵を飾る際の向きや高さは、風水において気の流れを大きく左右します。絵が傾いていたり、不安定な状態で飾られていたりすると、運気も不安定になってしまうのです。

目線よりも高すぎる位置に飾ると、運気が遠のいてしまいます。逆に低すぎる位置では、良い気を十分に受け取れません。

立った時の目の高さか、やや下あたりが最適な位置です。また、絵をまっすぐ水平に飾ることで、安定した運気の流れが生まれます。

運気について

自分で描いた絵は、あなたの創造エネルギーが込められた特別な存在です。その絵を適切に飾ることで、さまざまな運気を高めることができます。

金運

金運を高めたいなら、豊かさを象徴するモチーフの絵を西の方角に飾りましょう。果物や花、黄色や金色を使った絵は、金運アップに効果的です。

自分で描いた絵には、あなたの「豊かになりたい」という願いが込められています。その思いが絵を通じて空間に広がり、金運を引き寄せる波動となるのです。

また、玄関の右側に飾ることで、外から金運を呼び込む効果も期待できます。ただし、水を描いた絵を西に飾ると金運が流れてしまうため、注意してください。

恋愛運

恋愛運を上げたいなら、ピンクや赤といった暖色系の絵を南西に飾るのがおすすめです。花や鳥、ハートなど愛を連想させるモチーフも良いでしょう。

あなたが愛情を込めて描いた絵には、温かいエネルギーが宿っています。その優しい気が部屋に広がることで、あなた自身の魅力も高まり、良い出会いや関係の深まりを引き寄せるのです。

寝室の枕元に飾る場合は、穏やかで優しい雰囲気の絵を選んでください。激しすぎるエネルギーは恋愛運のバランスを崩してしまいます。

家庭運

家庭運を高めるには、家族の絆や調和を象徴する絵をリビングに飾りましょう。温かみのある風景画や、丸いモチーフを使った絵は家庭円満に効果的です。

自分で描いた絵には、あなたの家族への思いが込められています。その愛情が絵を通じて家族全員に伝わり、コミュニケーションが円滑になるのです。

特に食卓から見える位置に飾ると、家族が集まる時間の質が高まります。明るく穏やかな色使いの絵を選ぶことで、家庭内の雰囲気も自然と和やかになるでしょう。

仕事運

仕事運を上げたいなら、東の方角に上昇や成長を感じさせる絵を飾ってください。青や緑を基調とした絵や、空や山を描いた作品が効果的です。

自分で描いた絵を仕事部屋に飾ることで、あなたの創造性や集中力が高まります。絵を制作した時の達成感や充実感が、仕事への意欲にも良い影響を与えるのです。

デスクの正面に飾る場合は、視界を遮らないサイズを選びましょう。また、シンプルで落ち着いたデザインの絵の方が、仕事の効率を上げてくれます。

健康運

健康運を高めるには、生命力を感じさせる絵を東または南東に飾りましょう。緑豊かな自然や太陽の光を描いた絵は、心身の活力を高めてくれます。

あなたが健やかな心で描いた絵には、生き生きとしたエネルギーが宿っています。その生命力が部屋に満ちることで、あなた自身の免疫力や回復力も高まるのです。

寝室に飾る場合は、穏やかで安らぎを感じる絵を選んでください。休息の質が上がり、疲れがしっかりと取れるようになります。