「絵画の方位」の風水と3つの注意点

お部屋に飾っている絵画の位置について、何となく決めてしまっていませんか。実は絵画をどの方位に飾るかは、風水において運気の流れを大きく左右する要素なのです。

今回は「絵画の方位」に関する風水の知識と注意点を詳しく解説していきます。この記事を読めば、あなたのお部屋の絵画が持つ本来のパワーを最大限に引き出せるようになるでしょう。

「絵画の方位」の風水

絵画を飾る方位によって、引き寄せられる運気の種類や強さが変わってきます。風水では、それぞれの方位が持つ特性と絵画のモチーフを調和させることで、良い気の流れを生み出すことができるのです。

  • 東の方位は成長と発展のエネルギーを持つ
  • 南の方位は名誉と情熱のエネルギーを持つ
  • 西の方位は豊かさと収穫のエネルギーを持つ

それぞれの方位が持つエネルギーを理解することで、絵画の配置に確信を持てるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。

東の方位は成長と発展のエネルギーを持つ

東は太陽が昇る方角であり、新しい始まりや成長を象徴する方位です。風水では「木」の気を持つとされ、若々しさや上昇志向と深く関わっています。

この方位には、緑豊かな森林や朝日、新芽などをモチーフにした絵画が最適です。こうした絵画を飾ることで、仕事での昇進や新しいプロジェクトの成功を後押しする力が働きます。

また、東の方位に青や緑系の色彩が多い絵画を配置すると、木のエネルギーがさらに強まります。キャリアアップを目指している方や、新しいことにチャレンジしたい方には特におすすめの配置といえるでしょう。

南の方位は名誉と情熱のエネルギーを持つ

南は最も陽の気が強い方位で、風水では「火」の要素を持つとされています。社会的な評価や名声、情熱的なエネルギーと結びついた方角です。

この方位には、赤やオレンジなどの暖色系を使った絵画や、太陽、炎、情熱的な花などをモチーフにした作品が調和します。こうした絵画を南に飾ることで、あなたの才能が周囲に認められやすくなるでしょう。

ただし、火の気が強すぎると攻撃的になったり感情的になりすぎたりする可能性があります。そのため、水のモチーフを少し取り入れた絵画を選ぶなど、バランスを考えた配置を心がけることが肝心です。

西の方位は豊かさと収穫のエネルギーを持つ

西は日が沈む方角であり、風水では「金」の気を持つ方位とされています。収穫や実り、金運や楽しみと深く関係している方角です。

この方位には、黄色や白、金色を基調とした絵画や、秋の風景、果実、花などをモチーフにした作品が適しています。西に適切な絵画を飾ることで、経済的な安定や人生の充実感を得やすくなるのです。

特に金運を高めたい場合は、丸みを帯びた形状の絵画や、豊かさを感じさせる構図の作品を選ぶとよいでしょう。西の方位に絵画を配置する際は、フレームの素材や色にも気を配ると、さらに効果が高まります。

「絵画の方位」に関する3つの注意点

絵画を方位に合わせて飾る際には、いくつか気をつけるべきポイントがあります。せっかく良い絵画を選んでも、配置の仕方を誤ると逆に運気を下げてしまうこともあるのです。

  • 方位とモチーフの相性を無視しない
  • 絵画を飾る高さと角度に配慮する
  • 定期的なメンテナンスを怠らない

これらの注意点を押さえておけば、絵画の持つ力を最大限に活かすことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

方位とモチーフの相性を無視しない

それぞれの方位には相性の良いモチーフと相性の悪いモチーフがあります。例えば、火の気を持つ南の方位に水の風景画を飾ると、エネルギーが相殺されてしまうのです。

五行思想では、火と水、金と木など、相克関係にある要素を同じ場所に配置すると気の流れが乱れるとされています。美しい絵画だからといって、方位との相性を考えずに飾ると、かえって運気が停滞する原因になるでしょう。

絵画を購入する前に、飾りたい方位とモチーフの相性を確認することが大切です。もし既に持っている絵画を活かしたい場合は、その絵画のモチーフに合った方位を探して配置し直すとよいでしょう。

絵画を飾る高さと角度に配慮する

絵画の方位だけでなく、飾る高さや角度も風水では重要な要素です。目線よりも高すぎる位置に飾ると、気が上に逃げてしまい、落ち着きのない空間になってしまいます。

理想的な高さは、立った状態で目線が絵画の中心からやや下にくる程度です。この高さで飾ることで、絵画のエネルギーを自然に受け取れるようになります。

また、絵画を斜めに傾けて飾るのは避けましょう。傾いた絵画は気の流れを乱し、不安定なエネルギーを生み出します。水平器を使ってしっかりと水平に設置することで、安定した運気の流れを保つことができるのです。

定期的なメンテナンスを怠らない

どんなに方位やモチーフが完璧でも、絵画にホコリが溜まっていたり、色あせていたりすると、良い気は流れません。汚れた絵画は停滞したエネルギーを発し、運気を下げる原因となります。

少なくとも月に一度は、柔らかい布で額縁や絵画の表面を優しく拭き取りましょう。また、直射日光が当たる場所に飾ると色あせが早まるため、カーテンやブラインドで光量を調整することも必要です。

絵画そのものだけでなく、周辺の壁や床も清潔に保つことが重要です。絵画の周りに物を置きすぎず、空間にゆとりを持たせることで、気の流れがスムーズになり、絵画本来のパワーが発揮されるでしょう。

運気について

絵画の方位を適切に選ぶことは、さまざまな運気を高める効果的な方法です。ここからは、金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運それぞれにおいて、絵画の方位をどのように活用すればよいかを具体的にお伝えしていきます。

金運

金運を高めたい場合は、西の方位に金色や黄色を含む絵画を飾ることが基本です。西は金の気を持つ方位であり、財を引き寄せるエネルギーが満ちています。

さらに効果を高めるなら、豊かさを象徴する果実や稲穂、満月などのモチーフを選びましょう。これらは収穫や実りを表し、金運アップに直結するシンボルです。

また、北西の方位も金運と関係が深く、ここに山や大地をモチーフにした絵画を飾ると、財産の安定や蓄財運が向上します。金運を総合的に高めたい方は、西と北西の両方に適切な絵画を配置するとよいでしょう。

恋愛運

恋愛運を上げたいなら、南西の方位を活用しましょう。南西は風水で「坤」と呼ばれ、母性や愛情を司る方位です。

この方位には、ピンクやオレンジなどの柔らかく温かみのある色彩の絵画や、ペアで描かれた鳥や蝶、調和のとれた風景画が適しています。こうした絵画は、良縁を引き寄せたり、パートナーとの関係を深めたりする力を持ちます。

すでにパートナーがいる方は、寝室の南西に二人で写った写真や、愛を象徴する絵画を飾るのも効果的です。ただし、寝室に飾る絵画は穏やかで安らぎを感じるものを選び、激しい色彩や動きのあるモチーフは避けましょう。

家庭運

家庭運を高めるには、家の中心部や南西の方位に注目します。南西は先述の通り母性のエネルギーを持ち、家族の絆を深める力があるのです。

この方位には、家族団らんを連想させる絵画や、温かみのある田園風景、幸せそうな人々が描かれた作品が調和します。こうした絵画は、家族間のコミュニケーションを円滑にし、居心地の良い家庭環境を作り出すでしょう。

また、リビングの東側に成長を象徴する樹木や花の絵画を飾ると、家族それぞれの成長を促し、家族全体の発展につながります。家庭運を総合的に高めたい場合は、複数の方位に適切な絵画を配置するとよいでしょう。

仕事運

仕事運を上げるには、東と南東の方位が鍵となります。東は成長と発展、南東は人間関係と信用を司る方位であり、どちらも仕事の成功に欠かせない要素です。

東の方位には、上昇する太陽や成長する植物、前進するイメージの絵画を飾りましょう。これらは昇進や新しいプロジェクトの成功を後押しします。

南東には、風や流れを感じさせる絵画、または人々が協力している場面を描いた作品が適しています。この方位に適切な絵画を配置することで、職場での人間関係が改善され、信頼を得やすくなるのです。

健康運

健康運を高めたい場合は、東と北の方位を意識しましょう。東は生命力と活力を、北は休息と回復を象徴する方位です。

東の方位には、生命力あふれる緑の風景や、清々しい朝の光景を描いた絵画が適しています。これらの絵画は、心身のエネルギーを高め、日々の活力をもたらしてくれるでしょう。

北の方位には、静かな水辺や穏やかな夜の風景など、落ち着いたモチーフの絵画を飾ります。北は休息の方位であり、ここに穏やかな絵画を配置することで、質の良い睡眠と心身の回復が促されるのです。

「絵画の方位」の風水アイテム

「絵画の方位」の風水と親和性の高いアイテムはルビーのブレスレットです。

ルビーのブレスレットは、情熱と勝利のエネルギーを呼び覚ますと言われています。というのも、「宝石の女王」と呼ばれるこの石が、血液のように熱い気を全身に巡らせ、不屈の闘志を宿らせるからです。

ルビーのブレスレットを手首にまとい、ここ一番の勝負所で強気な姿勢を貫くことを目指してみましょう。きっとライバルに競り勝ち、望んでいた栄光をその手につかみ取れるはずです。

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