「ドラゴン」の風水と3つの注意点

ドラゴンは風水において最も強力なシンボルの一つですが、その扱い方や置き場所について迷っていませんか。インテリアとして取り入れたいけれど、どう活用すれば運気が上がるのか、逆に気をつけるべきことはないのか、不安を感じている方も多いでしょう。

今回はドラゴンの風水における意味と効果、そして実践する上での注意点について詳しく解説していきます。この記事を読めば、ドラゴンの持つ力を正しく理解し、あなたの生活空間に最適な形で取り入れることができるようになるはずです。

「ドラゴン」の風水

ドラゴンは古来より風水において権威と繁栄の象徴とされてきました。その強力なエネルギーを生活に取り入れる際に知っておくべきポイントは次の3つです。

  • 強力な陽のエネルギーを持つ最高位の聖獣
  • 水との深い関係性と気の流れの活性化
  • 置く方角と場所による効果の違い

ドラゴンを正しく配置することで、家全体の気の流れが整い、様々な運気の向上が期待できます。以下で詳しく見ていきましょう

強力な陽のエネルギーを持つ最高位の聖獣

ドラゴンは風水における四神の中でも特別な存在として位置づけられています。青龍として東の方角を守護し、力強い陽のエネルギーを放つこの聖獣は、あらゆる邪気を払い、繁栄をもたらすとされてきました。

その姿は上昇志向と成長を象徴しており、停滞した気を動かす力を持っています。特に事業を営む方や、新しいことに挑戦しようとしている方にとって、ドラゴンは心強い味方となるでしょう。

中国の皇帝がドラゴンを自らの象徴としたように、この聖獣は権威と成功の具現化そのものです。家にドラゴンを置くことは、その強力なエネルギーを家族全員で共有することを意味します。

水との深い関係性と気の流れの活性化

ドラゴンは水を司る存在として、風水では水のエネルギーと密接に結びついています。龍が水を得ると昇天するという言い伝えがあるように、ドラゴンは水があることで本来の力を最大限に発揮するのです。

そのため水槽や噴水の近くにドラゴンの置物を配置すると、財運や事業運が大きく高まります。水の流れは気の流れを表し、ドラゴンがその流れを制御することで、家全体に良い気が循環するようになるのです。

もし水場を設けることが難しい場合でも、青い布や水を連想させるアイテムを一緒に配置することで効果を得られます。ドラゴンと水の組み合わせは、風水における最強の開運方法の一つといえるでしょう。

置く方角と場所による効果の違い

ドラゴンを配置する方角によって、得られる効果は大きく変わってきます。東の方角はドラゴンの本来の守護方位であり、ここに置くことで家族全体の健康運と発展運が高まるでしょう。

玄関の左側にドラゴンを置くと、家に入ってくる気を浄化し、良い運気だけを取り込む効果があります。リビングの東側に配置すれば、家族のコミュニケーションが活発になり、新しいアイデアや機会が生まれやすくなるのです。

書斎や仕事部屋では、デスクの左側にドラゴンを置くと仕事運が上昇します。ただし寝室への配置は避けるべきで、強すぎるエネルギーが安眠を妨げてしまう可能性があるため注意が必要です。

「ドラゴン」に関する3つの注意点

ドラゴンの風水効果を最大限に引き出すためには、いくつか気をつけるべきことがあります。風水の観点から特に意識してほしい注意点は次の3つです。

  • 高さと視線の方向に関する配慮
  • 複数のドラゴンを置く際のバランス
  • 素材と色の選び方による影響

これらの注意点を守らないと、せっかくのドラゴンの力が十分に発揮されないどころか、逆効果になることもあります以下で詳しく見ていきましょう

高さと視線の方向に関する配慮

ドラゴンの置物は、あなたの目線よりも低い位置に配置することが基本です。ドラゴンを見下ろす形になると、その強力なエネルギーがあなたを圧迫し、かえって運気を下げてしまうことがあるからです。

また、ドラゴンの視線が向いている方向も意識する必要があります。玄関に置く場合は外を向かせず、必ず家の内側を向けて配置しましょう。外向きにすると、せっかく入ってきた良い気を追い出してしまいます。

窓に向けて配置する場合も同様で、外の景色が良い方向であれば問題ありませんが、墓地や病院など陰の気が強い場所が見える方向は避けてください。ドラゴンの視線の先に何があるかが、風水効果を左右するのです。

複数のドラゴンを置く際のバランス

一つの空間に複数のドラゴンを配置する場合、そのバランスが非常に大切になります。ドラゴンは強力なエネルギーを持つため、数が多すぎると気が乱れ、落ち着かない空間になってしまうのです。

基本的には一つの部屋に一体、多くても二体までに留めることをおすすめします。もし複数配置する場合は、大きさや素材を揃えるのではなく、むしろ変化をつけることでエネルギーのバランスが取れるでしょう。

特に避けたいのは、ドラゴン同士が向き合う配置です。これは二頭のドラゴンが争う形となり、家の中に対立のエネルギーを生み出してしまいます。必ず同じ方向を向かせるか、それぞれ異なる方角を守らせるように配置しましょう。

素材と色の選び方による影響

ドラゴンの置物を選ぶ際、素材と色は風水効果に直接影響を与えます。金属製のドラゴンは金運アップに優れており、特に西の方角に置くと効果的です。

陶器や石製のドラゴンは安定したエネルギーを持ち、健康運や家庭運を高めたい場合に適しています。木製のドラゴンは成長と発展を象徴し、東や南東の方角との相性が抜群です。

色については、緑や青のドラゴンは成長運と健康運を、金色や黄色は財運を、赤色は情熱と活力をもたらします。ただし真っ黒なドラゴンは陰のエネルギーが強すぎるため、風水では避けるべきとされています。あなたの目的に合わせて、適切な素材と色を選ぶことが成功への鍵です。

運気について

ドラゴンは風水において全方位的な開運効果を持つ聖獣ですが、工夫次第で特定の運気をさらに高めることができます。あなたの願いに合わせてドラゴンを活用することで、人生に大きな変化をもたらすことができるでしょう。

金運

ドラゴンと金運の関係は、風水において特に強調されています。水を司るドラゴンは、風水で「水は財を意味する」という原則により、財運を呼び込む最高のシンボルとなるのです。

金運を高めたい場合は、金色または黄色のドラゴンを家の北西か西の方角に配置しましょう。可能であれば近くに水槽を置き、ドラゴンが水を得た状態を作り出すことで、財が流れ込んでくるエネルギーが強まります。

事業を営んでいる方は、レジや金庫の近くにドラゴンを置くと良いでしょう。ドラゴンが財を守り、同時に新たな収入源を引き寄せる働きをしてくれます。ただし、トイレや浴室の近くは水が流れ去る場所なので避けてください。

恋愛運

恋愛運を高めたい場合、ドラゴンは直接的ではなく間接的に力を発揮します。ドラゴンの持つ自信と魅力を高めるエネルギーが、あなた自身の魅力を引き出し、良い出会いを引き寄せるのです。

ピンク色や白色のドラゴンを寝室の入口付近に置くと、恋愛運が上昇します。ただし、ベッドの真横など近すぎる位置は避け、部屋の隅に配置することで適度な距離感を保ちましょう

すでにパートナーがいる方は、ペアのドラゴンを並べて同じ方向を向かせると関係性が深まります。二体が寄り添う形のドラゴンの置物は、二人の絆を強め、お互いを高め合う関係を築く助けとなるでしょう。

家庭運

家庭の調和と繁栄を願うなら、リビングにドラゴンを配置することが最適です。家族が集まる場所にドラゴンがいることで、家族全員が前向きなエネルギーを共有し、コミュニケーションが活発になります。

陶器製や石製のドラゴンは、安定した家庭運をもたらします。特に緑色や青色のドラゴンは、家族の健康と成長を見守る存在となり、子供の成長を願う家庭には特におすすめです。

テレビの横や家族写真の近くに配置すると、ドラゴンが家族を守護する形となります。また、食卓が見える位置にドラゴンを置くことで、食事の時間がより豊かなものになり、家族の絆が深まるでしょう。

仕事運

仕事運を高めたい方にとって、ドラゴンは最強の味方となります。上昇志向と成功を象徴するドラゴンは、キャリアアップや新規事業の成功を後押ししてくれるのです。

デスクの左側、つまり青龍の位置にドラゴンを置くと仕事運が飛躍的に向上します。この配置により、重要な決断をする際の判断力が高まり、困難な状況でも突破口を見出せるようになるでしょう。

名刺入れや重要な書類を保管する場所の近くにドラゴンを置くのも効果的です。出世を望むなら金属製のドラゴンを、クリエイティブな仕事なら木製のドラゴンを選ぶと、それぞれの目的に合ったエネルギーが得られます。

健康運

ドラゴンは生命力の象徴でもあり、健康運を高める効果も持っています。そのエネルギッシュな気は、体内の気の巡りを良くし、免疫力を高める働きがあるのです。

健康運を重視する場合は、緑色のドラゴンを家の東側に配置しましょう。東は健康と成長を司る方角であり、ここにドラゴンを置くことで朝日のエネルギーとドラゴンの力が相乗効果を生みます。

寝室には置かないものの、寝室に続く廊下や洗面所にドラゴンを配置すると、毎朝その前を通ることでエネルギーチャージができます。特に体調を崩しやすい方や、活力が不足していると感じる方は、ドラゴンの力を借りて生命エネルギーを高めてみてください。

「ドラゴン」の風水アイテム

「ドラゴン」の風水と親和性の高いアイテムはカーネリアンのタンブルです。

カーネリアンのタンブルは、内気な自分を変えるサポートをすると言われています。というのも、ポケットに忍ばせることで腹の底から勇気が湧き、人前でも堂々と振る舞えるようになるからです。

カーネリアンのタンブルをお守りとして持ち歩き、積極的に人と交流することを目指してみましょう。きっと社交性が開花し、友人の輪がどんどん広がるはずです。

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