「押し花の額」の風水と3つの注意点

押し花の額を飾りたいけれど、風水的に良いのか悪いのか気になっていませんか。自然の美しさを閉じ込めた押し花は魅力的ですが、枯れた花を飾ることに不安を感じるのも無理はありません。

今回は、押し花の額の風水と注意点について詳しく解説していきます。正しい知識を持って飾れば、あなたのお部屋の運気を整える素敵なアイテムになりますので、ぜひ最後までお読みください。

「押し花の額」の風水

押し花の額を風水的に正しく活用するためには、いくつかの視点を理解しておく必要があります。押し花の額が持つ風水的な意味と効果について、特に押さえておくべきポイントは次の3つです。

• 生命のエネルギーを保存する意味
• 飾る場所によって変わる運気への影響
• 花の種類が象徴する運気の違い

これらを理解することで、押し花の額をより効果的に活用できるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。

生命のエネルギーを保存する意味

押し花は生花とは異なり、花が最も美しい瞬間のエネルギーを封じ込めたものです。風水では、花が持っていた生命力や陽の気が形を変えて保存されていると考えます。

ただし、この保存されたエネルギーは生花のように常に新鮮な気を発することはありません。むしろ、静かで落ち着いた気を放つため、穏やかな空間作りに適しています。

押し花の額は過去の美しい時間を留める象徴でもあるため、思い出を大切にする気持ちや感謝の心を育む効果が期待できます。こうした静謐なエネルギーは、心を落ち着けたい場所に最適です。

飾る場所によって変わる運気への影響

押し花の額は飾る場所によって、運気への影響が大きく変わります。明るく風通しの良い場所に飾れば、保存されたエネルギーが空間に優しく広がり、調和をもたらします。

反対に、湿気の多い場所や暗い場所に飾ると、停滞した気が溜まりやすくなります。押し花自体が持つ静的なエネルギーが、マイナスの方向に働いてしまうのです。

特にリビングや玄関など、人の出入りが多く気の流れが活発な場所に飾ると、押し花の穏やかなエネルギーが空間のバランスを整えてくれます。配置する場所を意識することで、押し花の良さを最大限に引き出せます。

花の種類が象徴する運気の違い

押し花にする花の種類によって、象徴する運気は異なります。例えば、バラは愛情運や美容運を、ラベンダーは癒しと精神の安定を象徴します。

桜の押し花は新しい始まりや希望を表し、四つ葉のクローバーは幸運を呼び込む力があるとされています。このように、花ごとに持つ意味を理解することで、目的に合わせた押し花を選べます。

また、複数の花を組み合わせた押し花の額は、それぞれの花が持つ運気が調和して、総合的な運気アップにつながります。あなたが高めたい運気に合わせて、花の種類を選んでみてください。

「押し花の額」に関する3つの注意点

押し花の額を飾る際には、風水の観点から気をつけるべきことがあります。誤った扱い方をすると、せっかくの良いエネルギーが台無しになってしまうこともあるのです。押し花の額を飾る際に特に注意するべきポイントは次の3つです。

• 色あせた押し花は速やかに交換する
• 寝室に飾る際は慎重に判断する
• 水回りや湿気の多い場所は避ける

これらの注意点を守ることで、押し花の額が持つ良いエネルギーを保ち続けることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

色あせた押し花は速やかに交換する

押し花は時間が経つと色あせていき、美しさが失われていきます。色あせた押し花は、風水では生命力が完全に失われた状態を表すため、陰の気を発するようになります。

陰の気が強くなると、空間全体のエネルギーバランスが崩れ、停滞や不調を招く原因になります。特に、茶色く変色したり、形が崩れたりした押し花は、早めに新しいものに交換する必要があります。

定期的に押し花の状態をチェックし、鮮やかさが保たれているか確認してください。美しい状態を維持することが、良い運気を保つ秘訣です。

寝室に飾る際は慎重に判断する

寝室は休息と回復のための空間であり、活発なエネルギーよりも静かで安定した気が求められます。押し花の静的なエネルギーは一見適しているように思えますが、注意が必要です。

押し花は過去を留めるエネルギーを持つため、寝室に飾ると前に進むエネルギーが弱まる可能性があります。特に、新しいことを始めたい時期や変化を求めている時期には、寝室への設置は避けた方が良いでしょう。

もし寝室に飾る場合は、ベッドの真正面や枕元を避け、部屋の隅の明るい場所に配置してください。また、定期的に新鮮な生花も一緒に飾ることで、エネルギーのバランスを取ることができます。

水回りや湿気の多い場所は避ける

押し花の額を水回りや湿気の多い場所に飾ることは、風水的に避けるべきです。湿気は陰の気を強め、押し花が持つエネルギーをさらに停滞させてしまいます。

特に、トイレや浴室、キッチンのシンク周辺などは、水の気が強すぎて押し花のバランスが崩れます。押し花自体も湿気によって劣化しやすくなり、カビが生える原因にもなります。

押し花の額は、日当たりが良く風通しの良い乾燥した場所に飾ることが基本です。適切な環境で管理することで、押し花が持つ穏やかで調和的なエネルギーを長く保つことができます。

運気について

押し花の額は、飾り方や選び方を工夫することで、さまざまな運気を高めることができます。それぞれの運気に合わせたアプローチを取り入れることで、あなたの暮らしに良い変化をもたらすでしょう。

金運

押し花の額で金運を高めたい場合は、黄色やゴールドの花を選ぶことが効果的です。菜の花やひまわりの押し花は、豊かさと繁栄のエネルギーを象徴します。

これらを玄関の右側、または家の西側に飾ると、金運を呼び込む力が強まります。額のフレームもゴールドや木製のものを選ぶと、さらに相乗効果が期待できます。

ただし、押し花だけに頼らず、財布や通帳を整理整頓することも忘れないでください。押し花は金運の土台を整えるサポート役として、あなたの金運アップを後押ししてくれます。

恋愛運

恋愛運を高めたい場合は、ピンクや赤の花の押し花を選びましょう。バラやカーネーション、コスモスなどは、愛情を育むエネルギーを持っています。

これらを寝室以外のリビングや自分の部屋の東南の方角に飾ると、良縁を引き寄せる効果があります。ハート型にアレンジされた押し花の額は、特に恋愛運アップに適しています。

また、パートナーがいる方は、二人で選んだ花を押し花にして飾ることで、関係性がより深まります。押し花を通じて、愛情を形にして残すことが、恋愛運を安定させる鍵となります。

家庭運

家庭運を高めるには、家族全員が集まるリビングに押し花の額を飾るのが効果的です。特に、明るく優しい印象の花、例えばマーガレットやスイートピーなどがおすすめです。

これらの花は調和と平和を象徴し、家族の絆を深める力があります。リビングの南側や東側に飾ることで、家庭内のコミュニケーションが円滑になります。

また、家族で一緒に押し花を作る体験も、家庭運アップにつながります。共同作業を通じて生まれる思い出が、家族の絆をより強固なものにしてくれるでしょう。

仕事運

仕事運を高めたい場合は、凛とした印象の花を選ぶことがポイントです。蘭やアイリス、すみれなどの押し花は、集中力と決断力を高める効果があります。

これらを仕事部屋やデスク周辺の北側か東側に飾ると、仕事への意欲が高まります。青や紫の花は特に、知性と冷静な判断力をサポートしてくれます。

ただし、デスクの真正面に飾ると視界の邪魔になる可能性があるため、横や斜め後ろの位置がおすすめです。押し花の穏やかなエネルギーが、仕事のストレスを和らげながら集中力を保つ助けとなります。

健康運

健康運を高めるには、生命力を感じさせる緑色の葉や、薬草として知られる植物の押し花が適しています。ハーブ類やシダ、クローバーなどがおすすめです。

これらを家の中心に近い場所や、食事をするダイニングエリアに飾ると、心身の健康を守る効果が期待できます。特に、消化や代謝を象徴する東の方角に置くのが良いでしょう。

また、押し花を眺めることで心が落ち着き、ストレスが軽減される効果もあります。自然のエネルギーを感じることで、心身のバランスが整い、健康的な生活を送る基盤が作られます。