「開運の物」の風水と3つの注意点

運気を上げたいと思いながらも、どんな物を選べばいいのか迷っていませんか。風水において開運の物を取り入れることは、人生の流れを良い方向へと導く第一歩になります。

今回は、開運の物に関する風水の考え方と、取り入れる際の注意点について詳しくお伝えしていきます。正しい知識を身につけることで、あなたの暮らしに良い気を招き入れることができるでしょう。

「開運の物」の風水

開運の物を風水の視点から選ぶ際に押さえておくべきポイントは次の3つです。

  • 五行のバランスを意識して選ぶ
  • 置く場所のエネルギーを高める物を選ぶ
  • 自分の生まれた年や方角との相性を考慮する

これらのポイントを理解することで、あなたに本当に必要な開運の物が見えてきます。以下で詳しく見ていきましょう。

五行のバランスを意識して選ぶ

風水の基本となる五行思想では、木・火・土・金・水という5つの要素が互いに影響し合っています。開運の物を選ぶ際は、この五行のバランスを整えることが何よりも大切になります。

たとえば木の気を持つ観葉植物や、金の気を持つ金属製の置物など、素材によって五行の属性が異なります。あなたの部屋に不足している要素を補う物を選ぶことで、空間全体の気のバランスが整っていくのです。

五行が調和している空間では、自然と良い運気が循環するようになります。今のあなたの環境を振り返り、どの要素が不足しているのかを見極めてみてください。

置く場所のエネルギーを高める物を選ぶ

開運の物は、置く場所によってその効果が大きく変わってきます。玄関には邪気を払う獅子の置物、寝室には安眠を促す水晶、リビングには家族の調和を生む丸い形の物というように、場所ごとに適した物を選ぶ必要があります。

特に玄関は気の入り口となる場所ですから、ここに置く開運の物は慎重に選びましょう。明るく清潔な印象を与える物を置くことで、良い気が家全体に流れ込むようになります。

各部屋の役割と開運の物の特性を結びつけることで、住まい全体のエネルギーが底上げされていきます。部屋ごとに最適な物を配置する意識を持ってください。

自分の生まれた年や方角との相性を考慮する

風水では、人それぞれに相性の良い色や形、素材があると考えられています。あなたが生まれた年の干支や、本命卦と呼ばれる個人の吉方位によって、開運効果の高い物が変わってくるのです。

たとえば本命卦が震の人は東の方角と木の要素が吉となるため、東側に緑色の物や木製の開運グッズを置くと効果的です。自分の本命卦を知ることで、より個別化された開運法を実践できます。

万人に共通する開運の物もありますが、あなた自身に合った物を選ぶことで、さらに強力な開運効果を得ることができるでしょう。自分の性質を知り、それに合わせた選択をすることが開運への近道になります。

「開運の物」に関する3つの注意点

開運の物を取り入れる際に風水の観点から気をつけるべきことは次の3つです。

  • 壊れた物や古すぎる物は逆効果になる
  • 置きすぎると気の流れが乱れる
  • 定期的な浄化とメンテナンスを怠らない

これらの注意点を守ることで、開運の物が持つ本来の力を最大限に引き出すことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

壊れた物や古すぎる物は逆効果になる

開運の物であっても、ひび割れていたり欠けていたりする物は、むしろ悪い気を発してしまいます。風水では壊れた物は「陰の気」を帯びており、それを置き続けることで運気が下がっていくと考えられています。

また何十年も前から同じ場所に置きっぱなしの物も、気が停滞して新鮮なエネルギーを失っています。開運の物は常に良い状態を保ってこそ、その効果を発揮できるのです。

もし今あなたの家に壊れた開運グッズがあるなら、感謝の気持ちを込めて手放す時期が来ています。新しい物を迎え入れることで、新鮮な気とともに運気も刷新されていくでしょう。

置きすぎると気の流れが乱れる

開運の物をたくさん置けば置くほど効果が高まると考えるのは誤りです。風水において、物が多すぎる空間は気の流れが滞り、かえって運気を下げてしまいます。

開運グッズが所狭しと並んでいる状態では、それぞれの物が持つエネルギーが干渉し合い、本来の力を発揮できなくなります。空間にゆとりを持たせることで、気は自由に巡り、開運の物も効果的に働くのです。

厳選した数点の開運の物を、適切な場所に配置することが理想的です。量よりも質を重視し、あなたにとって本当に必要な物だけを残すようにしてください。

定期的な浄化とメンテナンスを怠らない

開運の物は時間とともに周囲の悪い気を吸収していくため、定期的な浄化が欠かせません。浄化を怠ると、開運の物自体が負のエネルギーを溜め込み、本来の役割を果たせなくなってしまいます。

水晶や天然石であれば日光浴や月光浴、金属製の物であれば塩で清めるなど、素材に応じた浄化方法があります。少なくとも月に一度は浄化を行い、開運の物をリセットしてあげましょう。

また埃が積もった状態も良くありませんから、日頃からこまめに拭き掃除をすることも忘れないでください。清潔で浄化された開運の物だけが、あなたに幸運をもたらしてくれるのです。

運気について

開運の物と各種の運気には深い結びつきがあり、適切に取り入れることで人生のさまざまな場面で幸運を引き寄せることができます。ここからは金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運それぞれについて、開運の物を活用した運気アップの方法をお伝えしていきます。

金運

金運を高めるには、金の気を持つ物を西の方角に置くことが効果的です。金色や黄色の招き猫、金属製の貯金箱、丸い形をした金色の置物などが金運アップに適しています。

財布や通帳を保管する場所にも気を配りましょう。北の方角は「貯める」エネルギーを持つため、北側の引き出しに大切な金銭関係の物を収納すると、お金が着実に増えていく流れが生まれます。

水の要素も金運と関係が深く、水槽や噴水などの水回りの開運グッズを玄関や財位に置くことで、お金の流れが活性化します。ただし水は清潔に保つことが絶対条件ですから、こまめな手入れを心がけてください。

恋愛運

恋愛運を上げるには、ピンク色やペアになった物を寝室の南西に配置することが有効です。ローズクォーツの置物、2羽の鳥をモチーフにした飾り、ハート型のクッションなどが恋愛エネルギーを高めてくれます。

鏡も恋愛運に影響を与える開運の物ですが、寝室では寝姿が映らない位置に置くことが鉄則です。適切な位置に置かれた鏡は、良縁を映し出し引き寄せる力を持っています。

生花や観葉植物も恋愛運アップに効果的で、特に丸い葉を持つ植物は人間関係を円滑にする作用があります。枯れた花をそのままにしておくと逆効果になるため、新鮮な状態を保つよう注意してください。

家庭運

家庭運を高めるには、家族が集まるリビングに丸いテーブルや円形の敷物を配置することが効果的です。角がない丸い形は、家族の調和と一体感を生み出し、穏やかな家庭の雰囲気を作り上げます。

家族写真を飾る際は、笑顔で写っているものを選び、東側や南東側の壁に飾りましょう。この方角は家族の成長と発展を象徴しており、明るい写真を飾ることで家庭内のエネルギーが上向きになります。

暖色系の照明やインテリア小物も家庭運アップに役立ちます。温かみのある色合いは家族の絆を深め、家に帰りたくなるような心地よい空間を作り出してくれるでしょう。

仕事運

仕事運を向上させるには、デスクの左側に龍の置物や青い物を配置することが推奨されます。左側は青龍の位置と呼ばれ、仕事の発展や出世運を司る場所とされています。

名刺入れや仕事道具にも気を配り、質の良い革製品や木製品を選ぶことで、あなたの仕事に対する姿勢が周囲に伝わりやすくなります。道具を大切に扱うことは、仕事運を高める基本中の基本です。

書斎や仕事部屋には、竹や松などの植物モチーフの開運グッズを置くと良いでしょう。これらは成長と忍耐を象徴し、着実にキャリアを築いていく力を与えてくれます。

健康運

健康運を高めるには、東の方角に木の気を持つ開運の物を置くことが効果的です。観葉植物や木製の健康グッズ、緑色の小物などが、生命力を高め体調を整える助けとなります。

寝室の環境も健康運に直結しており、ラベンダー色やベージュ色の寝具を使うことで安眠効果が高まります。また、枕元に水晶や翡翠などの天然石を置くと、睡眠中に体内の気が整えられていきます。

バスルームや洗面所に塩を置くことも健康運アップに繋がります。塩は邪気を払い浄化する力があり、毎日体を清める場所に置くことで、病気や不調を遠ざける効果が期待できるでしょう。

「開運の物」の風水アイテム

「開運の物」の風水と親和性の高いアイテムはマラカイトのタンブルです。

マラカイトのタンブルは、子供を危険やいじめから守ると言われています。というのも、古くから子供の守護石としてベッドに結びつけられた歴史があり、弱い存在を守る力が強いからです。

マラカイトのタンブルを子供のランドセルや鞄に入れ、安全なお守りとすることを目指してみましょう。きっと悪い影響から遠ざけられ、健やかに成長できるはずです。

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