「神棚の向き」の風水と3つの注意点

神棚を設置したいけれど、どの向きに置けばいいのか迷っていませんか。方角を間違えると家族の運気に影響するのではないかと不安になるのも自然なことです。

今回は神棚の向きに関する風水の知識と、気をつけるべき注意点を詳しくお伝えします。この記事を読めば、あなたの家に最適な神棚の配置がわかり、安心して神様をお迎えできるようになるでしょう。

「神棚の向き」の風水

神棚の向きを決める際には、風水の観点から押さえておくべき基本原則があります。正しい向きに設置することで、家全体に良い気が巡り、神様のご加護をより強く受けられるようになるのです。

神棚の向きに関する風水の3つのポイントは次の3つです。

  • 南向きまたは東向きが基本
  • 太陽の光が入る明るい場所
  • 家の中心から見て高い位置

これらのポイントを理解して実践すれば、神棚から発せられる良い気が家中に広がります。以下で詳しく見ていきましょう。

南向きまたは東向きが基本

神棚は南向きか東向きに設置するのが風水の基本です。南は陽の気が最も強い方角とされ、神様のエネルギーを最大限に引き出せます。

東向きも朝日が昇る方角として縁起が良く、新しい始まりや成長の気を取り込めます。どちらの向きも太陽の恵みを受けやすいため、神棚に相応しい配置といえるでしょう。

もし南向きも東向きも難しい場合は、できるだけ明るい方角を選んでください。神様は明るく清浄な場所を好むため、光が差し込む環境を整えることが何より大切なのです。

太陽の光が入る明るい場所

神棚を設置する場所は、自然光が入る明るい環境が理想的です。太陽の光には浄化作用があり、神棚周辺の気を清めて神聖な空間を保ってくれます。

暗い場所や日の当たらない場所では、陰の気がたまりやすくなります。そうなると神様のエネルギーが弱まり、せっかくの神棚も本来の力を発揮できなくなってしまうのです。

窓の近くや採光の良い部屋を選び、常に明るさを保つよう心がけてください。照明で明るくするよりも、自然光の方が風水的には優れた効果をもたらします。

家の中心から見て高い位置

神棚は目線よりも高い位置、できれば天井に近い場所に設置しましょう。高い場所は天に近く、神様が降り立つのに相応しい神聖な空間とされています。

低い位置に神棚を置くと、人が見下ろす形になってしまい不敬にあたります。風水的にも低い場所は気が滞りやすく、神様のエネルギーが弱まってしまうのです。

ただし、高すぎて日々のお手入れが困難になるのも避けましょう。手が届き、きちんとお世話ができる高さで、なおかつ敬意を表せる位置を選ぶことが理想的です。

「神棚の向き」に関する3つの注意点

神棚の向きを決める際には、避けるべき方角や配置があります。風水の観点から注意すべきポイントを知っておくことで、神様に失礼のない環境を整えられるのです。

神棚の向きに関する注意点は次の3つです。

  • 北向きは避ける
  • トイレや浴室の近くを避ける
  • 神棚の真下に人が通らない配置にする

これらの注意点を守ることで、神棚の力を最大限に引き出せます。以下で詳しく見ていきましょう。

北向きは避ける

神棚を北向きに設置するのは風水上避けるべき配置です。北は陰の気が強い方角であり、神様をお祀りする場所としては適していません。

北向きに神棚を置くと、太陽の光が直接当たらず、常に暗く冷たい気が漂います。これでは神様のエネルギーが弱まり、家全体の運気も下がってしまうのです。

どうしても北向きしか選択肢がない場合は、照明を工夫して明るさを保ち、こまめな掃除で清浄さを維持してください。ただし可能な限り、南向きや東向きへの変更を検討することをおすすめします。

トイレや浴室の近くを避ける

神棚をトイレや浴室の近くに設置するのは絶対に避けましょう。これらの場所は水の気が強く、しかも不浄な気がたまりやすい空間です。

神様は清浄な環境を好むため、不浄な場所の近くでは本来の力を発揮できません。特にトイレの真上や真横に神棚があると、家全体の運気が大きく下がってしまいます。

キッチンも水と火を扱う場所なので、できれば避けた方が良いでしょう。リビングや和室など、落ち着いた空間を選んで神棚を設置することが理想的です。

神棚の真下に人が通らない配置にする

神棚の真下を人が頻繁に通る配置は避けてください。神様の上を人が通ることになり、風水的にも礼儀的にも良くありません

真下を通ると、神棚から降りてくる良い気を遮ってしまいます。せっかく神様からのご加護があっても、それを受け取れない状態になってしまうのです。

廊下や出入り口の真上は避け、部屋の隅や壁際など、人の動線から外れた場所を選びましょう。神棚の下は常に空間を保ち、神聖な気が降りてくる道を確保することが大切です。

運気について

神棚の向きは、あなたの生活における様々な運気と深く結びついています。正しい配置を心がけることで、金運や恋愛運、仕事運など、人生のあらゆる面で良い流れを引き寄せられるのです。

金運

神棚を南向きや東向きに配置すると、金運が大きく上昇します。太陽のエネルギーを受けた神棚からは、豊かさを呼び込む強い気が発せられるのです。

特に南向きは金運と相性が良く、仕事での成功や臨時収入につながりやすくなります。神棚の前に黄色や金色の小物を置くと、さらに金運アップの効果が高まるでしょう。

毎日神棚に手を合わせて感謝の気持ちを伝えることも忘れないでください。神様への敬意と日々の感謝が、あなたの元に豊かさを運んでくれます。

恋愛運

東向きの神棚は恋愛運を高める効果があります。東は新しい出会いや関係の始まりを象徴する方角だからです。

神棚の近くにピンクや白の花を飾ると、恋愛運がさらに上昇します。清潔で明るい空間を保つことで、良縁を引き寄せる力が強まるのです。

すでにパートナーがいる人も、神棚に手を合わせて二人の幸せを願いましょう。神様のご加護を受けることで、関係がより深まり、穏やかな愛情に満たされた日々を過ごせます。

家庭運

神棚を家の中心から見て適切な高さと向きに配置すると、家庭運が安定します。家族全員が神様のご加護を受け、調和のとれた家庭を築けるのです。

リビングなど家族が集まる場所に神棚があると、家族の絆がより強まります。みんなで神棚に手を合わせる習慣をつけると、お互いへの思いやりが深まるでしょう。

トイレや浴室から離れた清浄な場所に神棚を置くことで、家庭内のトラブルも減ります。神様の見守りのもと、笑顔あふれる温かい家庭を実現できるのです。

仕事運

南向きの神棚は仕事運を大きく向上させます。南は成功と名誉を司る方角であり、キャリアアップや新しいプロジェクトの成功を後押ししてくれるのです。

神棚の近くに緑の観葉植物を置くと、仕事での成長運がさらに高まります。植物の生命力が神棚のエネルギーと共鳴し、あなたの能力を引き出してくれるでしょう。

毎朝神棚に手を合わせてから仕事に向かうと、集中力と判断力が増します。神様のご加護を受けて、自信を持って日々の業務に取り組めるようになるのです。

健康運

明るく風通しの良い場所に神棚を設置すると、健康運が上昇します。太陽の光と新鮮な空気が神棚周辺の気を浄化し、家族全員の健康を守ってくれるのです。

神棚の前に白い陶器の器を置き、毎日お水を取り替えると良いでしょう。新鮮な水は浄化の力が強く、病気や不調を遠ざける効果があります。

神棚を清潔に保ち、定期的にお参りすることで心身ともに健やかになります。神様への感謝の気持ちが、あなたの体と心を癒し、活力に満ちた毎日をもたらしてくれるのです。

「神棚の向き」の風水アイテム

「神棚の向き」の風水と親和性の高いアイテムはサファイアのタンブルです。

サファイアのタンブルは、カッとなる感情を冷やし冷静にすると言われています。というのも、冷涼な波動を持つこの石を握ることで、頭に血が上った状態を即座に鎮火できるからです。

サファイアのタンブルをポケットに入れ、感情のコントロールが必要な場面で活用することを目指してみましょう。きっと理性的な対応ができ、無用な争いを回避できるはずです。

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