「マクラメ」の風水と3つの注意点

マクラメの作品をお部屋に飾りたいけれど、風水的にどうなのか気になっていませんか。手作りの温もりがあるマクラメは、インテリアとしても人気ですが、飾り方や選び方によって運気に影響を与える可能性があります。

今回は、マクラメと風水の関係について詳しく解説していきます。正しい知識を身につけることで、マクラメをより効果的に生活に取り入れ、運気を高めることができるでしょう。

「マクラメ」の風水

マクラメは紐を編んで作るハンドメイド作品であり、その素材や形状、飾る場所によって風水的な意味合いが大きく変わってきます。風水の観点から押さえておくべき重要なポイントは次の3つです。

• 自然素材の紐が気の流れを整える
• 結び目が縁を引き寄せる力を持つ
• 飾る場所によって運気への影響が変わる

これらのポイントを理解することで、マクラメを風水に活かすことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

自然素材の紐が気の流れを整える

マクラメに使われる素材は、風水において非常に重要な要素となります。綿や麻といった自然素材は、空間の気を穏やかに整え、悪い気を吸収してくれる性質があるのです。

化学繊維と比べて、自然素材は呼吸をするように空間のエネルギーと調和します。特に麻は浄化作用が強く、マイナスのエネルギーを払う力を持っているとされています。

あなたがマクラメ作品を選ぶ際は、できるだけ天然素材を使ったものを選びましょう。素材の持つ自然なエネルギーが、お部屋全体の気の流れを良くしてくれます。

結び目が縁を引き寄せる力を持つ

マクラメの特徴である「結び」は、風水において縁を結ぶ象徴とされています。紐と紐を結び合わせることで、人と人、あるいは人と幸運を結びつける力が生まれるのです。

特に複雑な編み方で作られたマクラメほど、多くの結び目が存在し、それだけ多くの良縁を引き寄せる可能性があります。手作りであることも、作り手の想いが込められているという点で、エネルギーが高まる要因となります。

結び目の一つひとつが、あなたの人生に新しいつながりをもたらすきっかけになります。マクラメを飾ることは、良い縁を招き入れる風水アクションと言えるでしょう。

飾る場所によって運気への影響が変わる

マクラメをどこに飾るかによって、影響を与える運気の種類が変わってきます。玄関に飾れば外から良い気を招き入れ、リビングに飾れば家庭内の調和を促進するのです。

窓辺に吊るすマクラメは、外から入ってくる光とともに良い気を取り込み、空間全体のエネルギーを高めます。また、寝室に飾る場合は、癒しと安らぎの効果が期待できるでしょう。

それぞれの部屋が持つ役割と、あなたが高めたい運気を考えて配置することが大切です。適切な場所に飾ることで、マクラメの風水効果を最大限に引き出すことができます。

「マクラメ」に関する3つの注意点

マクラメを風水に活かすためには、いくつか気をつけるべきポイントがあります。誤った使い方をすると、かえって運気を下げてしまうこともあるのです。風水の観点から注意するべきことは次の3つです。

• 汚れたままのマクラメは悪い気を溜め込む
• 暗い色のマクラメは陰の気を強めすぎる
• 壊れたマクラメを飾り続けない

これらの注意点を守ることで、マクラメの良い効果だけを取り入れることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

汚れたままのマクラメは悪い気を溜め込む

マクラメは自然素材でできているため、ホコリや汚れを吸着しやすい性質があります。汚れたマクラメをそのまま飾っていると、悪い気がどんどん溜まってしまうのです。

風水では清潔さが運気アップの基本とされており、特に布製品は定期的なメンテナンスが欠かせません。汚れたマクラメは本来の浄化作用を失い、逆に空間のエネルギーを下げる原因となります。

月に一度は軽くはたいてホコリを落とし、半年に一度は優しく手洗いをしましょう。清潔に保つことで、マクラメは常に良い気を循環させる存在であり続けます。

暗い色のマクラメは陰の気を強めすぎる

マクラメの色選びも風水では重要なポイントになります。黒や濃いグレーなど暗い色のマクラメは、陰の気を強めすぎて空間のバランスを崩してしまう可能性があるのです。

特に日当たりの悪い部屋や、もともと暗い印象の空間に暗い色のマクラメを飾ると、さらに重苦しい雰囲気になってしまいます。陰の気が強すぎると、気持ちが沈みやすくなり、活力が失われていきます。

できるだけ明るい色や自然な生成り色のマクラメを選びましょう。どうしても暗い色を使いたい場合は、明るい色のクッションや植物と組み合わせて、陰陽のバランスを取ることが大切です。

壊れたマクラメを飾り続けない

結び目がほどけたり、紐が切れたりしたマクラメを飾り続けることは避けましょう。壊れたものは風水において、運気の流れを断ち切る象徴とされています。

特にマクラメの場合、結び目が縁を象徴しているため、ほどけた状態は縁が切れることを意味します。そのまま飾っていると、人間関係のトラブルや良いチャンスを逃す原因になりかねません。

壊れたマクラメは感謝の気持ちを込めて処分し、新しいものに交換しましょう。定期的に状態をチェックして、常に良い状態のマクラメを飾ることが運気維持の秘訣です。

運気について

マクラメは様々な運気と深く関わっており、飾り方や選び方を工夫することで、あなたの人生における各方面の運気を高めることができます。ここからは具体的な運気別に、マクラメの効果的な活用法を見ていきましょう。

金運

マクラメを金運アップに活かすなら、西の方角に飾ることがおすすめです。西は風水において金運を司る方角とされており、この位置にマクラメを置くことで財運を呼び込む効果が期待できます。

色は黄色やゴールドに近いベージュ系のマクラメを選びましょう。これらの色は金運を象徴し、お金の巡りを良くする力があります。また、丸みのあるデザインのマクラメは、お金が循環する流れを作り出します。

玄関の西側にマクラメのタペストリーを飾れば、外から金運を招き入れることができます。定期的にホコリを払って清潔に保つことで、金運の流れが途切れることなく続いていくでしょう。

恋愛運

恋愛運を高めたい場合は、ピンクや淡いオレンジ色のマクラメを寝室に飾りましょう。これらの色は愛情を育む効果があり、パートナーとの関係を深めたり、新しい出会いを引き寄せたりします。

ハート型や円形のモチーフが入ったマクラメは、特に恋愛運アップに効果的です。結び目が多いほど縁を結ぶ力が強くなるため、複雑な編み方のマクラメを選ぶと良いでしょう。

寝室の東南の位置に飾ると、恋愛運と結婚運がともに上昇します。マクラメの近くに生花を飾ると、さらに恋愛のエネルギーが高まり、素敵な出会いや関係の進展が期待できます。

家庭運

家族の絆を深めたいなら、リビングの中心に近い場所にマクラメを飾りましょう。リビングは家族が集まる場所であり、ここに温かみのあるマクラメを置くことで、家庭内の調和が促進されます。

アースカラーやナチュラルな生成り色のマクラメが家庭運に適しています。これらの色は安定と安らぎをもたらし、家族みんなが心地よく過ごせる空間を作り出すのです。

プラントハンガーとして観葉植物を吊るすマクラメの使い方も、家庭運アップに効果的です。植物の生命力とマクラメの結びのエネルギーが合わさることで、家族の健康と幸せを守る力が生まれます。

仕事運

仕事運を高めたい場合は、書斎や仕事部屋の北側にマクラメを飾りましょう。北は仕事運やキャリアを司る方角であり、この位置にマクラメを置くことで、仕事での成功や昇進のチャンスを引き寄せます。

青や紺、深緑といった落ち着いた色のマクラメが仕事運に適しています。これらの色は集中力を高め、冷静な判断力をもたらす効果があるのです。

デスクの近くに小さなマクラメを飾ると、仕事での良縁に恵まれやすくなります。取引先との関係が良好になったり、協力者が現れたりと、ビジネスチャンスが広がっていくでしょう。

健康運

健康運を高めるには、寝室や浴室の近くにマクラメを飾ることがおすすめです。これらの場所は身体を休め、癒す空間であり、マクラメの自然な素材が持つ浄化作用が健康維持に役立ちます。

白やクリーム色といった清潔感のある色のマクラメを選びましょう。これらの色は心身をリセットし、疲れを取り除く効果があります。特に麻素材のマクラメは、邪気を払う力が強いとされています。

寝室の東側にマクラメを飾ると、朝日とともに新鮮なエネルギーが取り込まれ、目覚めがスッキリします。定期的に洗って清潔を保つことで、マクラメが持つ健康運アップの効果を最大限に引き出すことができるでしょう。