「額縁の色」の風水と3つの注意点

お部屋に飾っている絵や写真の額縁の色について、風水的に正しい選び方ができているか気になっていませんか。額縁は壁面を彩る存在として目に入りやすく、実は空間のエネルギーに大きな影響を与えているのです。

今回は、額縁の色と風水の関係について詳しく解説していきます。正しい知識を身につけることで、あなたのお部屋がより良い気で満たされ、運気アップにつながるでしょう。

「額縁の色」の風水

額縁の色は、飾る場所の方位や、中に入れる作品の内容によって、風水上の意味が大きく変わってきます。適切な色を選ぶことで空間に調和が生まれ、逆に不適切な色を選ぶと気の流れが乱れてしまうこともあるのです。

額縁の色選びで押さえておくべきポイントは次の3つです。

• 方位と相性の良い色を選ぶ
• 飾る絵や写真の内容に合わせる
• 部屋全体のバランスを考慮する

それぞれのポイントを理解することで、あなたのお部屋に最適な額縁を選べるようになります。以下で詳しく見ていきましょう。

方位と相性の良い色を選ぶ

風水では、方位ごとに相性の良い色が決まっており、額縁の色選びでもこの原則を活かすことができます。例えば東や南東には緑や青系の色、南には赤やオレンジ系の色が調和しやすいとされています。

北の方位には水を象徴する黒やグレー、濃紺などの落ち着いた色が適しています。西や北西には金運を高める金色や白、ベージュなどの明るい色を選ぶと良いでしょう。

方位と色の相性を意識するだけで、その場所のエネルギーが高まり、運気の流れがスムーズになります。額縁を新しく購入する際は、まず飾る場所の方位を確認してから色を決めることをお勧めします。

飾る絵や写真の内容に合わせる

額縁の色は、中に入れる作品の内容やテーマと調和していることも大切です。例えば自然風景の写真には木製のナチュラルな茶色系、海や空の写真には青系や白系の額縁が相性抜群です。

家族写真や思い出の写真には、温かみのある木製の額縁や優しいベージュ系が適しています。一方、モダンな抽象画やスタイリッシュな作品には、シルバーやブラックなどのシンプルな色がマッチするでしょう。

作品と額縁の色が調和することで、飾られた空間全体に統一感が生まれ、良い気が循環しやすくなります。額縁選びでは、作品を引き立てつつ空間に溶け込む色を意識してみてください。

部屋全体のバランスを考慮する

額縁の色は単体で考えるのではなく、部屋全体のインテリアとの調和を考えることが風水的に理想的です。壁紙や家具、カーテンなどの色と額縁の色がバランス良く配置されることで、空間全体のエネルギーが整います。

例えば白やベージュを基調とした明るい部屋には、濃い色の額縁をアクセントとして使うと空間が引き締まります。逆に濃い色の壁面には、明るい色の額縁を選ぶことで重さを和らげることができるでしょう。

部屋に複数の額縁を飾る場合は、色のトーンを揃えるか、同系色でまとめると統一感が生まれます。バラバラな色の額縁が並ぶと気が散乱しやすいため、全体のバランスを意識した配色を心がけてください。

「額縁の色」に関する3つの注意点

額縁の色選びでは、風水の観点から避けるべきポイントや気をつけるべき点があります。良かれと思って選んだ色が、実は運気を下げる原因になっていることもあるのです。

額縁の色に関する注意点は次の3つです。

• 五行のバランスを崩さない
• 寝室での濃い色の使用を控える
• 汚れや色褪せを放置しない

これらの注意点を守ることで、額縁が持つ良い効果を最大限に引き出すことができます。以下で詳しく見ていきましょう。

五行のバランスを崩さない

風水の基本である五行思想では、木・火・土・金・水の要素がバランス良く配置されることが理想とされています。額縁の色がこのバランスを大きく崩してしまうと、その空間のエネルギーが乱れてしまうのです。

例えば火の要素が強い南の方位に、さらに赤い額縁をたくさん飾ると火の気が過剰になり、イライラや衝動的な行動を引き起こしやすくなります。同様に、水の気が強い北に青や黒の額縁を集中させると、冷えや停滞を招く可能性があるでしょう。

方位の持つ五行の要素を理解し、その要素を強めすぎない色選びを心がけてください。バランスを保つことで、空間に調和が生まれ、穏やかで安定した気の流れが実現します。

寝室での濃い色の使用を控える

寝室は休息とエネルギーの回復を目的とする場所であり、刺激の強い濃い色の額縁は避けるべきです。特に真っ赤な額縁や漆黒の額縁は、寝室の穏やかな気を乱し、安眠を妨げる要因になります。

濃い色は視覚的にも心理的にも刺激が強く、リラックスしたい寝室には不向きです。寝室には白やベージュ、淡いピンクやブルーなど、柔らかく優しい色合いの額縁を選ぶことをお勧めします。

どうしても濃い色の額縁を使いたい場合は、ベッドから離れた場所に配置するか、数を最小限に抑えてください。寝室の額縁は、あなたの睡眠の質に直結するため、慎重に色を選ぶことが大切です。

汚れや色褪せを放置しない

額縁の色が汚れていたり、色褪せて本来の美しさを失っていたりする状態は、風水的に良くありません。古く汚れた額縁は、停滞したエネルギーや負の気を引き寄せてしまい、運気を下げる原因になります。

定期的に額縁を拭き掃除し、ホコリや汚れを取り除くことで、良い気が循環しやすくなります。色褪せが目立つようになった額縁は、思い切って新しいものに交換することも検討してください。

額縁を美しく保つことは、空間全体のエネルギーを清浄に保つことにつながります。お手入れを習慣化することで、あなたのお部屋はいつも良い気で満たされ、運気アップの土台が整うでしょう。

運気について

額縁の色は、金運・恋愛運・家庭運・仕事運・健康運といった様々な運気と深く結びついています。色の持つエネルギーを上手に活用することで、あなたが望む運気を効果的に引き寄せることができるのです。

金運

金運を高めたいなら、西の方位に金色や黄色、ベージュの額縁を飾ることが効果的です。これらの色は金の気を象徴し、財を引き寄せる力を持っているとされています。

特に金色の額縁に山や大地の風景写真を入れて西に飾ると、安定した財運が育まれます。ただし金色を使いすぎると浪費癖が出やすくなるため、他の色とバランスを取りながら配置してください。

北西の方位にも金色や白の額縁を置くことで、仕事を通じた収入アップや投資運の向上が期待できます。額縁の色を意識的に選ぶことで、お金の流れが良くなり、豊かさを実感できるようになるでしょう。

恋愛運

恋愛運を高めるには、東南の方位にピンクやオレンジ、緑系の額縁を飾ると良いでしょう。東南は人間関係や良縁を司る方位であり、温かみのある色が恋愛のチャンスを引き寄せます。

ピンクの額縁に花や幸せなカップルの写真を入れて飾ることで、恋愛エネルギーが高まります。また、南西の方位に茶色や黄色の額縁を配置することで、安定した愛情関係を育むことができるでしょう。

寝室に淡いピンクやベージュの額縁を飾る場合は、ペアで配置するとパートナーシップ運が向上します。額縁の色選びを工夫することで、あなたの恋愛が実り豊かなものになっていくはずです。

家庭運

家庭運を安定させるには、リビングや家族が集まる場所に温かみのある木製の茶色い額縁を飾ることがお勧めです。木の要素は成長と調和を象徴し、家族の絆を深める働きがあります。

家族写真を温かい色合いの額縁に入れて飾ることで、家庭内のコミュニケーションが円滑になり、穏やかな雰囲気が育まれます。南西の方位に茶色や黄色の額縁を配置すると、家庭の安定がさらに強化されるでしょう。

額縁の色が家族全員にとって心地よく感じられるものであることも大切です。刺激の強すぎる色は避け、落ち着いた色合いを選ぶことで、家族みんなが安心してくつろげる空間が実現します。

仕事運

仕事運を高めたいなら、書斎や仕事スペースに青や緑、黒系の額縁を飾ると効果的です。青は冷静な判断力と知性を高め、緑は成長と発展を促し、黒は権威と集中力をもたらします。

東の方位に青や緑の額縁を配置することで、新しいアイデアやチャンスに恵まれやすくなります。北の方位に黒やグレーの額縁を飾ると、集中力が高まり、着実にキャリアを築いていけるでしょう。

名刺や表彰状などを額縁に入れて飾る場合は、シルバーやゴールドなど品格のある色を選んでください。仕事に関連する色を意識的に配置することで、あなたの能力が最大限に発揮され、成功への道が開けていきます。

健康運

健康運を向上させるには、東の方位に緑や青の額縁を飾ることが理想的です。東は健康と活力を司る方位であり、自然を連想させる色が生命エネルギーを高めてくれます。

緑の額縁に森林や植物の写真を入れて飾ることで、心身のバランスが整い、ストレスが軽減されます。また、寝室に淡いブルーや白の額縁を配置すると、良質な睡眠が得られ、疲労回復が促進されるでしょう。

赤や黒などの刺激的な色の額縁を健康運に影響する場所に多用すると、体調を崩しやすくなります。穏やかで自然な色合いの額縁を選ぶことで、あなたの体は本来の元気を取り戻し、毎日を活力に満ちて過ごせるようになります。