「人の絵」の風水と3つの注意点

お部屋に飾っている絵や写真、特に人物が描かれたものについて、風水的にどうなのか気になっていませんか。インテリアとして何気なく選んだ人の絵が、実は家の気の流れに大きな影響を与えているかもしれません。

今回は「人の絵」にまつわる風水の考え方と、運気を下げないための注意点について詳しく解説していきます。正しい知識を身につければ、あなたの暮らしをより良い方向へ導くことができるでしょう。

「人の絵」の風水

人の絵を飾る際には、風水の観点から押さえておくべきポイントがいくつかあります。絵に描かれた人物の表情や視線、そして飾る場所によって、家全体の気の流れが変わってくるのです。

風水において人の絵を扱う上で知っておくべきことは次の3つです。

  • 人物の表情が気の質を左右する
  • 視線の方向が運気の流れを決める
  • 飾る場所によって影響が異なる

これらのポイントを理解しておくことで、人の絵を運気アップのアイテムとして活用できます。以下で詳しく見ていきましょう。

人物の表情が気の質を左右する

人の絵を選ぶ際、最も注意したいのが描かれている人物の表情です。笑顔や穏やかな表情の絵は、家の中に明るく穏やかな気を呼び込み、住む人の心を和ませてくれます。

一方で、悲しげな表情や怒った表情、無表情で冷たい印象を与える絵は、陰の気を強めてしまいます。こうした絵を飾り続けると、家の中に停滞した重い空気が漂い、住む人の気持ちまで沈んでしまうのです。

絵を選ぶときは、その人物の表情があなたに元気や安らぎを与えてくれるかどうかを基準にしてください。毎日目にするものだからこそ、ポジティブなエネルギーを持つ絵を選ぶことが運気向上の鍵となります。

視線の方向が運気の流れを決める

人物画において、描かれた人の視線がどこを向いているかは風水上とても意味があります。視線は気の流れを導く力を持っており、その方向によって家の中のエネルギーの動きが変わってくるのです。

正面を向いている、あるいは斜め上を見上げているような視線の絵は、前向きで上昇する気を呼び込みます。反対に、下を向いていたり、横や後ろを振り返るような視線の絵は、気を停滞させたり逆流させたりする恐れがあるのです。

できるだけ前方や上方を向いた視線の絵を選び、家の中心や玄関方向に視線が向くように配置してください。こうすることで、良い気が家全体に巡り、運気の流れがスムーズになります。

飾る場所によって影響が異なる

人の絵がもたらす風水効果は、それをどこに飾るかによって大きく変わります。玄関に飾れば来客や外からの気に影響し、リビングに飾れば家族全体の調和に作用するのです。

寝室に人の絵を飾ると、そこで休む人が常に誰かに見られているような感覚を無意識に抱き、安眠を妨げることがあります。特に大きな人物画や、強い視線を感じさせる絵は避けた方が良いでしょう。

また、トイレや浴室といった水回りに人の絵を飾ることも風水的には好ましくありません。これらの場所は陰の気が強く、人物のエネルギーが濁ってしまう可能性があります。

「人の絵」に関する3つの注意点

人の絵を飾る際には、風水の観点から気をつけるべきことがいくつかあります。何気なく選んだ絵が、実はあなたの運気を下げてしまっているかもしれません。

人の絵を扱う上での注意点は次の3つです。

  • 故人や知らない人の肖像は避ける
  • 複数の人物が描かれた絵の配置に注意する
  • 古くて汚れた絵は運気を下げる

これらの注意点を守ることで、人の絵が持つ負のエネルギーから身を守ることができます。以下で詳しく見ていきましょう。

故人や知らない人の肖像は避ける

亡くなった方の肖像画や写真を居住空間に飾ることは、風水では推奨されません。故人への思いは尊いものですが、その写真や絵には陰の気が宿りやすく、家全体のエネルギーを重くしてしまうのです。

また、フリーマーケットや骨董品店で手に入れた、誰だか分からない人物の肖像画にも注意が必要です。その絵には前の持ち主や描かれた人物の残留思念が宿っている可能性があり、あなたの家の気を乱すことがあります。

どうしても故人の写真を飾りたい場合は、仏間や専用のスペースに限定し、リビングや寝室には置かないようにしてください。知らない人の肖像は、できるだけ手放すことをおすすめします。

複数の人物が描かれた絵の配置に注意する

複数の人が描かれた絵は、人間関係や家族関係に影響を与えると考えられています。和やかな雰囲気の集合絵なら問題ありませんが、争いや対立を感じさせる構図の絵は避けるべきです。

特に家族が集まるリビングやダイニングに、対立や緊張感のある人物画を飾ると、家族間の不和を引き起こす可能性があります。絵の中の人物関係が、現実の人間関係に投影されてしまうのです。

複数人が描かれた絵を選ぶなら、笑顔で楽しそうな雰囲気のものや、調和の取れた構図のものを選んでください。こうした絵は家族の絆を深め、良好な人間関係を育む助けとなります。

古くて汚れた絵は運気を下げる

長年飾っている人の絵が色あせていたり、ホコリをかぶっていたりしませんか。汚れた絵や傷んだ絵は、停滞した古い気を溜め込み、家全体の運気を下げてしまいます。

絵そのものが持つエネルギーは時とともに変化し、適切に手入れされないと負のエネルギーを放つようになるのです。特に人物画の場合、その影響は強く表れ、住む人の活力や前向きな気持ちを奪っていきます。

定期的に絵を拭いてホコリを取り除き、額縁も清潔に保つようにしてください。もし絵が大きく傷んでいたり、見ていて気分が沈むようになったら、思い切って新しいものに替えることも運気改善の方法です。

運気について

人の絵は単なる装飾品ではなく、さまざまな運気と深く結びついています。絵の選び方や飾り方を少し工夫するだけで、金運や恋愛運、仕事運といった具体的な運気を高めることができるのです。

金運

金運を高めたいなら、豊かさや繁栄を象徴する人物が描かれた絵を選びましょう。商人や職人など、仕事に励む人々の絵は、勤勉さと豊かさのエネルギーをもたらします

これらの絵は西の方角や玄関の右側に飾ると、金運アップの効果が高まります。ただし、貧しそうな様子や疲れた表情の人物画は逆効果になるため避けてください。

また、絵の額縁に金色や黄色の要素を取り入れると、さらに金運を引き寄せる力が強まります。清潔に保ち、定期的に磨くことで、お金の流れがスムーズになるでしょう。

恋愛運

恋愛運を上げたい方には、幸せそうなカップルや笑顔の女性が描かれた絵がおすすめです。こうした絵は、愛情や優しさのエネルギーを部屋に満たし、出会いや良縁を引き寄せてくれます。

寝室の東南の位置に飾ると、恋愛運アップの効果が最も高まります。ピンクや赤といった暖色系の額縁や、花と一緒に描かれた人物画を選ぶと、さらに効果的です。

ただし、一人で寂しそうにしている人物や、背中を向けている人物の絵は避けましょう。こうした絵は孤独や別れのエネルギーを呼び込んでしまいます。

家庭運

家族の調和と幸せを願うなら、温かい家族の情景が描かれた絵を選んでください。親子や兄弟が仲良く過ごす様子の絵は、家庭内に和やかな雰囲気をもたらし、絆を深めてくれます。

リビングやダイニングといった家族が集まる場所に飾ると、団らんの時間が増え、コミュニケーションが活発になります。明るく温かみのある色調の絵を選ぶことで、家全体が穏やかなエネルギーに包まれるのです。

子どもの絵や写真を飾る場合は、成長や未来への希望を感じさせるものを選びましょう。こうした絵は家族全員に前向きな気持ちと活力を与えてくれます。

仕事運

仕事運を高めたい場合は、意欲的に働く人々や、成功を収めた人物が描かれた絵を選ぶと良いでしょう。こうした絵は、努力や達成のエネルギーをもたらし、あなたの仕事への意欲を高めてくれます。

書斎やワークスペースの北側、あるいはデスクの正面に飾ると、集中力と判断力が向上します。青や緑といった落ち着いた色調の絵を選ぶと、冷静さと創造性のバランスが取れるでしょう。

反対に、疲れ切った表情の人物や、失敗や挫折を連想させる絵は避けてください。こうした絵は無意識のうちにあなたのモチベーションを下げてしまいます。

健康運

健康運を向上させたいなら、活力に満ちた若々しい人物や、スポーツを楽しむ人々が描かれた絵を選びましょう。こうした絵は生命力と元気のエネルギーを放ち、住む人の体調を整える助けとなります。

東の方角に飾ると、朝日のエネルギーと相まって健康運がさらに高まります。緑や青といった自然を感じさせる色が多く使われた絵を選ぶと、心身のバランスが整いやすくなるのです。

病気や怪我をしている人物、暗い雰囲気の絵は健康運を下げるため避けてください。明るく前向きな印象を与える絵を選ぶことで、毎日を健やかに過ごせるでしょう。

「人の絵」の風水アイテム

「人の絵」の風水と親和性の高いアイテムはマラカイトのペンダントです。

マラカイトのペンダントは、心身の痛みやストレスを癒やすと言われています。というのも、深い緑色が傷ついた心に染み渡り、ネガティブなエネルギーを吸収してデトックスしてくれるからです。

マラカイトのペンダントを胸元に着けて、溜め込んだ疲れを解放することを目指してみましょう。きっと心が軽くなり、再び前を向いて歩き出せるはずです。

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