「やってはいけない間取り」の風水と3つの注意点

新居を構える際や引っ越しを考える際、間取りについて「これで本当に良いのだろうか」と不安を感じていませんか。風水的に良くない間取りを選んでしまうと、日々の暮らしの中で運気が下がり、思わぬトラブルに見舞われることもあります。

今回は、風水の観点から「やってはいけない間取り」について詳しく解説していきます。避けるべき間取りの特徴と、気をつけるべき注意点を知ることで、あなたの住まい選びがより良いものになるでしょう。

「やってはいけない間取り」の風水

風水では、気の流れを重視し、住空間の配置が運気に大きな影響を与えると考えられています。特に避けるべき間取りの特徴は次の3つです。

  • 玄関から一直線でベランダや窓が見える間取り
  • トイレや浴室が家の中心にある間取り
  • 玄関の正面に階段がある間取り

これらの間取りは、気の流れを乱し、住む人の運気を下げる原因となります。以下で詳しく見ていきましょう。

玄関から一直線でベランダや窓が見える間取り

玄関は家に良い気を招き入れる場所として、風水では非常に重視されています。しかし、玄関を開けた瞬間に正面のベランダや窓が見える間取りは、せっかく入ってきた良い気がそのまま外へ抜けてしまうのです。

この配置は「通り抜けの相」と呼ばれ、財運や健康運が家に留まらず流れ出てしまいます。特に、玄関からベランダまでの動線に何も遮るものがない場合、気の流出が激しくなります

もしこの間取りに住んでいる場合は、玄関とベランダの間にパーテーションや観葉植物を置くことで、気の流れを緩やかにすることができます。間仕切りとなるものを配置することで、良い気を家の中に留めることが可能になるのです。

トイレや浴室が家の中心にある間取り

家の中心は風水において「太極」と呼ばれ、家全体の運気を司る最も大切な場所です。この場所にトイレや浴室といった水回りがあると、家全体の運気が大きく低下してしまいます。

水回りは陰の気が強く、汚れや湿気が溜まりやすい場所です。家の中心にこれらがあると、陰の気が家全体に広がり、住む人の心身に悪影響を及ぼします

すでにこの間取りに住んでいる場合は、トイレや浴室を常に清潔に保ち、換気を徹底することが必須です。また、明るい照明を使用し、観葉植物や盛り塩を置くことで、陰の気を和らげる工夫をしましょう。

玄関の正面に階段がある間取り

玄関の正面に階段があると、せっかく玄関から入ってきた良い気が階段を駆け上がり、二階へと逃げてしまいます。これにより、一階部分に気が留まらず、家全体のバランスが崩れてしまうのです。

さらに、階段が玄関正面にあると、降りてくる際に気が玄関から外へ流出しやすくなります。この配置は財運の低下を招きやすく、お金が貯まりにくい家相となります。

対策としては、玄関と階段の間に衝立や観葉植物を置き、視線を遮ることが効果的です。また、階段の踊り場や各段に小さな観葉植物を置くことで、気の流れを穏やかにすることができます。

「やってはいけない間取り」に関する3つの注意点

風水的に良くない間取りを選ばないため、または住んでいる場合に運気を改善するための注意点は次の3つです。

  • 家の中心を汚さず清潔に保つこと
  • 気の入り口である玄関周りを整えること
  • 陰陽のバランスを意識した配置にすること

これらの注意点を守ることで、間取りによる運気の低下を最小限に抑えられます。以下で詳しく見ていきましょう。

家の中心を汚さず清潔に保つこと

家の中心は先ほども述べたように、家全体の運気を司る場所です。ここが汚れていたり、物が散乱していたりすると、家全体に悪い気が広がってしまいます

中心部分には、できるだけ物を置かず、スッキリとした空間を保つことが理想的です。もし中心にリビングがある場合は、こまめな掃除と整理整頓を心がけましょう。

また、家の中心に重たい家具や暗い色のものを置くと、陰の気が強まります。明るい色調のインテリアを選び、自然光が入るように工夫することで、家全体の気の流れが良くなります

気の入り口である玄関周りを整えること

玄関は家の顔であり、良い気を招き入れる最も大切な場所です。ここが散らかっていたり、暗かったりすると、良い気が入ってこなくなってしまいます

靴は必ず靴箱に収納し、玄関のたたきには何も置かない状態を保ちましょう。また、玄関マットを敷くことで、外から持ち込まれる悪い気を払い落とすことができます。

さらに、玄関の照明は明るいものを選び、観葉植物や生花を飾ることで、良い気を呼び込む力が高まります。玄関を常に明るく清潔に保つことが、運気アップの基本なのです。

陰陽のバランスを意識した配置にすること

風水では、陰と陽のバランスが取れていることが、住まいの運気を高める鍵となります。陰の気が強すぎる空間は、住む人の気力を奪い、陽の気が強すぎる空間は、落ち着きを失わせます

北側の部屋や日当たりの悪い場所は陰の気が強いため、明るい照明や暖色系のインテリアで陽の気を補いましょう。逆に、南側の明るすぎる部屋には、観葉植物やカーテンで適度に陰の気を加えます

また、家全体を見渡して、明るい部屋と落ち着いた部屋がバランス良く配置されているかを確認しましょう。このバランスを意識することで、家族全員が心地よく過ごせる空間が生まれます。

運気について

間取りは、あなたの金運、恋愛運、家庭運、仕事運、健康運といったあらゆる運気に深く関わっています。風水の知恵を活かして間取りを選び、または現在の住まいに工夫を加えることで、各運気を効果的に高めることができるのです。

金運

金運を高めるには、玄関から入った気が家の中をゆっくりと巡り、財を司る場所に留まることが必須です。特に、キッチンと玄関の位置関係が金運に大きく影響します。

玄関からキッチンが直接見える間取りは、入ってきた財運が火や水によって消されてしまうため避けるべきです。もしそうした間取りに住んでいる場合は、のれんやパーテーションで視線を遮りましょう

また、家の西側や北西側は金運に関わる方位とされています。この方位に清潔な空間を保ち、黄色やゴールドのアイテムを置くことで、金運がさらに高まります

恋愛運

恋愛運を高めるには、寝室の配置と状態が最も重要です。寝室が玄関の真上にあったり、トイレの隣にあったりする間取りは、恋愛運を下げる原因となります。

ベッドの位置は、ドアの正面を避け、壁を背にして安定感のある配置にしましょう。また、寝室には鏡を置かないか、就寝時に布で覆うことで、気の乱れを防ぎます

さらに、寝室にペアのアイテムを置くことで、良縁を引き寄せる効果が高まります。ピンクや淡いオレンジといった柔らかい色のファブリックを取り入れると、恋愛運がより一層アップするでしょう。

家庭運

家庭運を高めるには、家族が自然と集まるリビングの配置と雰囲気づくりが欠かせません。リビングが家の中心付近にあり、明るく開放的な間取りは、家庭運を高める理想的な配置です。

リビングに家族の写真や思い出の品を飾ることで、家族の絆が深まります。ただし、物を置きすぎると気の流れが滞るため、適度な数に留めることが大切です。

また、ダイニングテーブルは角のない丸いものを選ぶと、家族間の衝突が減り、円満な関係を築けます。家族全員が心地よく過ごせる空間づくりを心がけましょう。

仕事運

仕事運を高めるには、書斎や仕事スペースの配置が鍵となります。北側や東側の静かな場所に仕事スペースを設けると、集中力が高まり、良い成果を生み出せます

デスクは壁を背にして配置し、背後からの気の流れを安定させましょう。また、デスクの上は常に整理整頓し、不要な書類や物を溜め込まないことが大切です。

さらに、仕事スペースに青や緑の小物を取り入れると、冷静な判断力と創造力が高まります。観葉植物を置くことで、気の流れを活性化させ、仕事運を効果的にアップさせることができるのです。

健康運

健康運を高めるには、寝室と水回りの配置、そして家全体の換気が重要です。寝室が家の中心や鬼門(北東)にある間取りは、健康運を下げやすいため注意が必要です。

トイレや浴室は常に清潔に保ち、換気を徹底することで、健康を害する陰の気を防げます。特に、湿気は健康運の大敵ですから、除湿器や換気扇を活用しましょう。

また、家全体に新鮮な空気を循環させるため、毎朝窓を開けて空気の入れ替えを行うことが健康運アップの基本です。明るく風通しの良い住環境を整えることで、心身ともに健やかな日々を送れるようになります。

「やってはいけない間取り」の風水アイテム

「やってはいけない間取り」の風水と親和性の高いアイテムはサファイアの数珠です。

サファイアの数珠は、心を強めると言われています。というのも、連なる青い石が揺るぎない力を感じさせるからです。

サファイアの数珠をそばに置いて、意志の強さを意識してみましょう。きっと気持ちが引き締まり、安定した行動につながるはずです。

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